容姿・経歴・その他メモ

列刀流の家元。
父から刀の扱いを叩きこまれながら慈生島で育てられた。
真面目に修練を重ねていた。昔は楽しかったなぁ。でもさ、追い詰めすぎちったんだ。
試合で目の前見えないほど殺気立ってさあ、気づいたら血まみれ。全部返り血。
余裕が無かったんだ。
もーそん時はさー、さすがに刀を取れなかった。で、もう今こんな感じ。大分ちゃらけたわ。
昔は丁寧な敬語口調だったんだけどね。ふぁ～……ねむ。
父上も思うところあったんだろうな。何にも言ってこなくなっちゃった。
列刀剣の家元だけど、まあ剣は他人でも継げるからね。さぞ才覚ある人が本島に居るんじゃない？
わたしが継ぐ？　あー……誰も喜ばんでしょ。さすがに。手遅れ。


未だにあの時のトラウマから立ち直れていない。
再び自分が他人を傷つけたくないので、近寄らないのだ。
なのでクラスメイトとも距離を取り、必要以上に仲良くしようとしない。遠ざけてしまう。
大体一人で裏山に行き、しばらくぼんやりした後、暇つぶしに崖登りしている。
娯楽が修行ぐらいしか思いつかない。おかげでいつでも刀を握れそうな気がしている。


持論は『誰でも一つぐらいは、恵まれた才能を持っている』
まあ、特別な力とか、誰でも持ってるよな。私も刀が使えるし。眠らしてるけど。

列刀流は『攻撃を捌いて近づき斬る』を主軸としており、
矢や手裏剣などの飛び道具を相手にしても生き残れるような剣技を極める。
「剣を持つ資格がねーんだよなぁ」

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