古参のUGN支部長。元は冴えない一般人だったが、レネゲイドを取り巻く環境に商機を見出していわゆる闇金として成功を収める。当初はイリーガルとして活動していたのだが、ある日を境に店舗の敷地を支部として貸出し、自身も支部長として腕を振るうこととなる。本人に理由を聞けば、「UGNには借りがあるんだ。…大きな借りがね。」と答える。

この世の終わりみてぇな業種に反して本人は誠実な性格。法外な利子も最初に説明するし、返済を妨害することもない。ダメだった時の返済手段もちゃんとこちらで用意しているので、裏に居るのが犯罪組織なタイプの闇金に比べたら本人のその後は随分幸せだと思われる。(裏にFHが居るパターンもこの世界だと普通にありそうだし…。)

貸し借りが残留し続けることを嫌うため、踏み倒そうとしようものなら地獄の果てまでも追いかける。「次に進む前に現在に片を付けていくべきじゃないかい？」

帰宅中に突如オーヴァードに襲われた。駆け付けた職員の頑張りで命からがら逃げることに成功し、UGNで一通り説明を受ける。記憶封印の措置が取られる予定であったが、その場で今の業務形態を思いつき交渉。人間でありながら協力者として認められることとなり、UGN全体の技術力向上に貢献することとなった。

個人経営の民間金融店、『Unique Growth your Next』のオーナー。表向きは単なる金融業者だが、その実態はUGNに被検体を提供する人身売買業を兼ねていた。借金を返済しきれないものに、借金帳消しの代わりとして実験の被験者になってもらうと説明し、UGNに高額で販売する。

かつてはそのまま帰らぬ人に……ということも多々あったが、現在は用途を危険性の少ない実験に限定し、原則として記憶処理で対応している。そのため、夜逃げ寸前だった人が唐突に普通の暮らしを始めることもこの地域ではしばしばあり、店舗の存在はどん底の人間の間でまことしやかに噂されている。(多分裏を調べようとして消えた人間も何人か居る。)

炎の長槍を使って戦う。経験点が入ったらマルチウェポンを取得予定。

⚫︎契約内容（第一の契約）
「アインス。キサマは如何なる時も自ら死を望んではいけない」
「ツヴァイ。キサマはワレに、ワレはキサマに力を貸すこと」
「ドライ。キサマの信念に従ってこの力を振るうこと」
「フィーア。この契約は一回限りだ。更新は不可能とする」