容姿・経歴・その他メモ

元鹿目（かめ）市支部長
手芸店の店主をしている。昔より暇になったため置かれている完成品の量が増えた。
手芸の材料は網羅されているが、特に好きなのは裁縫と編みぐるみ。

両親に愛されて生きてきた。手芸が趣味なのは幼いころからで、家で一人でいる時によくしていたから。
両親の帰りが遅かったり、用事が潰れたりすることも多かったけど、頑張っているからだと思っていた。

そして修学旅行中に事故に遭い、一度死亡する。しかし、再び目が覚めたとき、UGNに保護されていた。
そこに両親がいたことで、二人もオーヴァードであったことを知る。
UGNに入ってからは両親と離れて暮らしている。支部長にまでなったことを伝えた時はすごく喜んでいた。

それもあってか『災厄』が起こった時に家に戻るか聞かれた。きっぱりと断って元支部で一人暮らしを続けている。
千寿のことは同僚であり友人だと思っている。世話をかけすぎなので、恩返しをしたいな……と考えてはいる。

あの時はレネゲイドウィルスのおかげでかろうじて生きられた。
でも、あの時共に事故に巻き込まれた他の人間は死んだ。
そして、今度は”自分のせいで”支部を崩壊させた。
……次があった時、人々を守れるのだろうか。

過剰なほどの防衛は、人を守るためだけではなく己の死を恐れているから。

ミノス島のアリアドネが名前のモチーフ。

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