その正体は「窯炭セイジ」の成れの果て。体、脳機能、記憶はセイジのものであるが、彼の中にある魂は「レネゲイドビーイング」として存在している。
彼はスパイとして三年前の大戦に参加していたが、「エクリプス」に所属していた「セメタリー」に攻撃され戦死。だが、彼の中にあったレネゲイドウィルスが変異し、正確に呼称するなら「レネゲイドビーイングもどき」として命を吹き返す。その際に興味を持たれた都築京香に助けられ、体を改造される形で生き返ることとなる（この時にブラックドッグに覚醒）。その際に自分の根幹にまつわる記憶をほどんど失ってしまう。彼は自分のこと、そして記憶の中の大切な少女のためにゼノス直属のグループであるアンセムに所属、再び大戦に参加することとなる。
以降はアンセムの一員、そして変わらず多重スパイとして世界を駆け回っている。

本来のデータ
名前：窯炭セイジ
コードネーム：破砕者・朱殷（ブレイカー・シュアン）
モモの実兄であり、七つ上の青年。実験を受けていたUGNチルドレンである。後にエージェントとしてUGN日本支部に所属する。
UGNエージェントの中でも多重スパイのような立ち位置におり、UGN、FH、テンペスト、神城グループなど様々な組織に潜入しいていた。彼の頭の中には様々な組織が喉から手が出る程欲しい情報が大量にあり、狙われることもよくある。場合によってUGNの情報を横流しすることから、評議員からは警戒されている人物でもある。
シンドロームはハヌマーンのピュアブリード。赤い風を司ることからコードネームが付けられた。
三年前の大戦で失踪、モモの元に帰って来なくなる。データベース上は戦死者リストの通り、大戦で戦死という報告がなされている。