容姿・経歴・その他メモ

「俺を頼ってくれていいんだぜ」
「夕食は何にしようか……」
「俺はルーシェがぁッ、大好きだぁーーーーーー！！」

　どこにでもいそうな普通の大学生。若干天然の気がある。
　善良な性格で、困っていそうな人を見かけたら声を掛けずにいられないくらいには素直。そのおかげ厄介ごとに遭うことも多い。
　その性格はオーヴァードになっても変わることなく、それどころかますます磨きがかかっている。


　高校生の頃一人の少女――ルーシェを発端とする事件に巻き込まれ一度は死にかけるが、彼女に導かれる形でオーヴァードに覚醒し、ルーシェを守るためにオーヴァードとしての力を使い、彼女を狙うFHを撃退した。
「初めは生き返らせてくれた恩返しだと思ってた。けど、違ったよ。俺は恋をしたんだ。好きな子を守りたいって思うのは当然だろ？」
　事件解決後も「好き」を伝え続けるため公私ともに交流を続けていった。
　昨冬に起きた賢者の石を巡る事件では派遣されたT都で頼りになる友を得て、ルーシェとの関係も一歩進んだものとなる。

　そして、起こるべくして起こったギフティアを端にした事件。
　すれ違いながらも求め続けた結果、どこまでも隣にいてほしいと思う自分を自覚する。それが互いを縛るものだと知ってなお求めてしまう“矛盾”を受け入れたことで、その絆は改めてかけがえのないものとなった。
　――少女の指には銀色に輝くリングがはめられていた。


　キュマイラシンドロームとブラム=ストーカーシンドロームを発症しており、肉体を用いた近接戦を得意としている。
　以前は衝動に身を任せて強力なエフェクトを使用していたが、現在は様々な経験を経たことで冷静さを見失わない戦い方を身に着けている。

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