雷雨の激しい日、外の様子を中継してる最中、落雷が自分に落ちるという不運に遭う。
奇跡的に生還し、その時からオーヴァードとして覚醒するものの、自覚無しに過ごしていた(本人曰く、気分のすぐれない日になぜか自分の周りにだけ雨が降るなぁ位の感覚だったとのこと)。
そんなある日、UGNの追手から逃げる春日恭二と遭遇。
追手から逃げるので精一杯だった春日にはねのけられるという面識も何もない遭遇だったが、これがいけなかった。
落雷のせいで真っ白になった整えられた頭髪、似た様なスーツ、眼鏡、やや悪めの人相…顔や姿がほとんど春日にそっくりだった彼はUGNのエージェントに間違えられて攻撃された。
そんな中、無意識ながらも能力を使って撃退したことで霧谷の目に留まり、UGNのエージェントとしてスカウトされる。
当時は“ジュピター5”というコードネームだったが、天気をつかさどる神の名とアフター5を掛け合わせたものだっため不服とし、支部長になった時に能力名である重力雨に無理やり変更したとのこと。
オーヴァードでありながら人違いで襲撃されるまで一般人に溶け込めるほどの希薄さや、天気キャスターというメディアや芸能界に深く関われる彼は、隠れた支部長として正体を隠しつつ、UGNの支部長と天気キャスターの二足の草鞋を履き続けている。

当初は自分の周囲に雷雨を降らせるというものであったが、支部長に就任する前の任務にて“重力”の概念をエフェクトに組み込むことに成功(なお、前支部長が犠牲になったものの、任務を成功させた功績が認められ、支部長に繰り上がった)。
雷雨による落雷が主な攻撃手段だったが、重力の概念を体得した事により雨粒に重みと重力を付与させることで、一滴一滴が破壊力を持つようになる。重力を付与された雨と落雷という自然現象を利用した攻撃は回避が難しく広範囲にも及ぶため、殲滅力が高い。