▼約400年前～
・母とともに、人の多い町から離れた森の中で静かに暮らす。
　古代種としての覚醒は母が死亡し、そこから逃げた21歳のころ。
・しばらくは誰にも見つからないよう人里を離れて森の中などで息をひそめ逃げるように生活をしていた。
▼約300年前～
・特に魔女狩りの激しかった時期が終わり、各所を転々としながら人前での生活を行うようになる。
・物売りや農作物業の手伝いなど、その日暮らしの仕事で少しずつ生活費を貯えていた。
・食べ物や金品を盗むこともあった。
▼約200年前～
・とある国で盗みを働いた際、それを目撃した男性に止められてしまう。
　それっきりかかわることはないと思っていたが、その後向こうから話しかけてくることが多くなった。
　そのまま二人は恋仲となり、子供も授かる。
　そこからは今までよりも人との交流が増え、初めて人間社会の一員としての生活を送ることに。
　しかし、日に日に見た目の変わらない自分と共にいる彼らへの不安が募っていった。
　そして、子供も大きくなり手がかからなくなるころ、持っていた貯えを残して二人に別れを告げる。
　その時、「これだけは持って行ってくれ」と渡されたのがネックレスである。
▼約100年前～現在
・人前での生活が常となり、現在の「何でも屋」のような仕事をしながら各地を放浪。
　そんな中自身と同じような存在、それにかかわる事件が頻発し始めていることを察し、情報収集を始める。
・約20年前、噂のいくつかを追って日本にたどり着き、それからは日常に紛れて生きていた。

・死にたいわけではないが、死ぬならその時が運命・天命と思っている。
　そもそも「死」そのものを「終わり」として考えておらず、今は「命や魂は永遠と巡るもの」という考えもある。
　ただ、気持ち事態は「化け物として死にたくない」が根幹である。

・昔、母にも親しい友人がいた気がするが、よくは覚えていない。
　そもそも魔女とかかわりがあるということが露呈することは、お互いにとって良くないことだから
　そもそも会う回数も多くなかったのかもしれない。

・母の名前はRapha(ラーファ)」
・かつて夫だった人からもらった指輪と母の形見の指輪の二つを持っていたが、どちらとも奪われている。