本名：紫月　莉緒(しづき　りお)
貧乏な家庭の産まれ。父親は働かずに家で酒を飲んでイライラしたら子供にすぐに暴力を振るう毒親。莉緒は泣いたら叩かれるからニコニコしていた。母親は優しくしてくれるが、仕事で朝から夜まで家にいなかった。それでも家にいる間は莉緒を愛してくれていた。

生まれてすぐはオーヴァードではなかった。オーヴァードでは無く幼かった莉緒には父親の暴力に耐えられなかった。当たり所が悪く死んでしまった莉緒はごみのように捨てられた。捨てられた莉緒は死の淵でオーヴァードとなり、息を吹き返した。ただ、捨てられた莉緒に行く場所は無く、独りで生きなければならなかった。

生きるためにオーヴァードとしての積極的に使って盗みや暗い仕事を行っていたところにUGNから声がかかった。UGNのエージェントには莉緒がUGNチルドレンになることで人間らしく生きることができると言われた。莉緒はUGNチルドレンの教育施設へと入ることになった。

チルドレンとしての教育の中で、潜入調査員としての才能があると見いだされた。単独戦闘や単独行動時の情報収集に特化したチルドレンとなり、チルドレンとして生きるときは偽名の"シグレ"で活動する。立場上、人と深く関係を築くことができないため、第一印象の人当たりがいいようにといつもニコニコとしている。いつの間にか本心から笑うことができなくなってしまった。

身に着けているもので目を引くのは右手の人差し指に着けている金色の指輪。EXレネゲイドに侵蝕されている指輪で、指輪にレネゲイドを通すと持ち主のレネゲイド反応に共鳴して金色の刃を作り出す。チルドレンの訓練時に適性があったためUGNから貸し出されている。生成した刃をオルクスの領域の力で操作し攻撃を行う。

一人称：僕
三人称：君
常に笑顔で人柄のいい喋り方。常に顔は笑顔。基本的に物怖じしないで突き進む。関係を一歩置くためにある程度の区分はつける。
好きなものは美味しいごはん。何も考えないで美味しいごはんを食べているときが一番幸せを感じられる。美味しく食べられるものなら何でも食べる。
嫌いなものは傲慢な人間。特に父親みたいな救いようのないゴミみたいな奴。嫌いなタイプの人間には仕事以外で関わらない。仕事で関わるときは相手には悟らせないように嫌う。

名称：リオ
コードネーム：時雨の面

シグレは地上に戻ってからは今までの経験をもとに何でも屋として仕事をしながら気楽に生きている。今までの貯金があるからしばらくは安泰。生きていたことを紫苑に報告してたまに紫苑から仕事を貰う。意外と早い再開だね。
それと、UGNのシグレはあの空中要塞で死んだから今は"リオ"と名乗っている。こうやって何にも縛られていない間は本当の名前を名乗ってもいいかなっていう考え方。