「瞬(またた)きせずに自分(じぶん)の死(し)に様(ざま)を見届(みとど)けることね」

コードネーム

影傷(スカジ)

氏名

東海(とうかい)　朱里(あかり)

性別

女性

年齢

25 歳

誕生日

3月7日（魚座）

身長

166.6 cm

体重

54.7 kg

血液型

O型Rh(+)

好きなもの

嫌いなもの

日本人離れした長い銀髪と赤い瞳が特徴。これらは実験による後遺症。

暴走しても問題ないため特に支援等を受ける必要はない。

「神木の丸太」でラウンド4回も殴る連撃アタッカー

　《原初の白：時間凍結》《原初の黒：ラストアクション》《原初の灰：飢えたる瞬き》で1ラウンドに最大4回攻撃するビルド。その性質上、ラウンド継続の攻撃力と相性が良く、《フルパワーアタック》の実質的な係数を20にもしており、《活性の霧》《氷熱の軍団》《常勝の天才》《弱点看破》といった支援の恩恵を最も受けることができる。装甲値やガード値によってダメージが軽減されやすい一方、無効化エフェクトや蘇生エフェクトを貫通することができボスキラーとして非常に優秀と言える。行動回数追加にリソースを割いてはいるが、《フルパワーアタック》や「神木の丸太」といった高効率の攻撃力増加手段を用いることで攻撃1回あたりのダメージ期待値も62.0点はある。
　ウロボロスな上にＤロイスが「実験体(ロストナンバー)」なため侵蝕率基本値が非常に高いが、《シャドーテンタクルス》《コンセントレイト：ウロボロス》で侵蝕率上昇がたった3%で攻撃できるため、ミドルフェイズに戦闘があれば実質的には他キャラと侵蝕率に差がつきづらく、早い段階で侵蝕率ボーナスが付くため情報収集等に強くなる点では勝っている。また、攻撃自体もダメージの期待値は36.5点あり、ミドルフェイズとしてなら十分な火力はある。

　余談だが、取得している《原初の●》が《原初の白》《原初の黒》《原初の灰》と色の噛み合いが良い。

UGNエージェントA

【肉体】系で〈白兵〉が1レベル以上なら任意なため、汎用性の高いUGN系ワークスで〈調達〉も上がって財産ポイントを確保できる「UGNエージェントA」を採用した。
エンブレムを取得する予定はないため、等価の技能配分が可能な「UGNチルドレンA」「UGN支部長A」でも全く問題ない。

飢餓

《原初の灰：飢えたる瞬き》を取得するために選択。
同様のエフェクトに《原初の灰：歪んだ腕》もあるが、侵蝕率基本値が4%高く、エフェクトの侵蝕値も2高いため、コレを選択した。
変異暴走で重いダイスペナルティを負うが、マイナーアクションが空いているため解除すれば問題ない。

実験体(ロストナンバー)

【肉体】を+4点するDロイス。
経験点に換算すると40点に相当し、Dロイス内でも最高クラスの効率を誇る。
《原初の白：時間凍結》をタイタス昇華による蘇生後でも使用するために【肉体】を11点以上にする必要があるため採用した。
実質的な常時適用される命中判定のダイス+4個でもあるため、ミドルフェイズでは「神木の丸太」の命中下降を、クライマックスフェイズ終盤では《原初の灰：飢えたる瞬き》のダイスペナルティを緩和することにも貢献している。また、㏋が44点にもなっているため「神木の丸太」のガード値も合わせて戦闘不能になりづらく、《リザレクト》を節約できるのも良い。【肉体】が高いことでドッジ判定の期待値が15.56あり、クリティカル値減少や達成値増加が乗っていない攻撃であれば回避できる可能性があるのも地味ながら強い。
設定(フレーバー)としても色々と盛ることができ、GM・プレイヤー共に扱いやすい。

コレの代わりに「発明品(マスターピース)」で「トツカ」を取得するパターンもあり得るが、その場合は「デリバリー」等で【行動値】を5以上にする必要があるためワークスに縛りが発生する上に攻撃力に対する経験点効率が悪く侵蝕率もかさむため、総合的に「実験体(ロストナンバー)」で【肉体】を伸ばした方が良い。

原初の黒：ラストアクション（15）

条件付きの行動回数追加。ボスから必ず一撃食らうため条件は無いに等しく、生き残ってしまうか敵が攻撃してこない場合は味方の範囲攻撃に巻き込んでもらうことで使用する。

原初の灰：飢えたる瞬き（15）

未行動化。-5個のダイスペナルティを負うが、「実験体(ロストナンバー)」で-1個まで軽減でき、コレを使用した時点でほぼ確実に侵蝕率が130%に到達するため、その侵蝕率ボーナスで完全に相殺できる。

フルパワーアタック（35）

係数5の攻撃力増加。クライマックスフェイズのメイン火力。ラウンド継続なため、各種行動回数追加エフェクトと相性が良い。【行動値】が0になるが元から遅くボスキラーであるため問題にならない。

原初の白：時間凍結（15）

行動回数追加&イニシアチブ割り込み。使用するためにHPを21点以上確保する必要があるのが一般的なキャラクターにはネックとなっているが、「実験体(ロストナンバー)」で【肉体】を11点以上にしてタイタス蘇生後でも使用できるようにしてあるため、安定して使用できる。

シャドーテンタクルス（15）

起点&射程延長。10m以上離れた対象へ攻撃できない問題を解決しつつ、「侵蝕値：1」で起点になるのが非常に強い。「射程：視界」なため【フルパワーアタック】下でも移動距離を気にすることなく攻撃できる。同じく低【行動値】の白兵型が抱える射程問題を解決できる《原初の赤：一閃》と異なり、移動を行わないため「神木の丸太」と相性良好な一方、《混色の氾濫》の起点にならないため範囲攻撃は行えない。

コンセントレイト：ウロボロス（20）

クリティカル値減少。クリティカル値が上昇するような効果はないため2レベルで据え置く。

鋭敏感覚（2）

知覚拡張。「犬の嗅覚や、鳥の長距離視力など」とあるように動物が持つ感覚器官であれば再現できため他の知覚拡張イージーエフェクトよりも状況対応能力が高い。

神木の丸太

メイン武器。ミドルフェイズでも《シャドーテンタクルス》《コンセントレイト：ウロボロス》で攻撃するだけでダメージ期待値が31.5点になる。

コネ：UGN幹部［1］

メインコネ。〈情報:UGN〉判定の期待値は10.69あり、財産ポイントも2点はあるため難易度10程度の情報を担当できる。

ウェポンケース［1］

武器のオートアクション装備。選択「神木の丸太」。暴走解除やエンゲージ分離のための戦闘移動にマイナーアクションを空ける必要があるため必須。

デモンズシード（3）

エフェクトの最大レベル+1&侵蝕値'+1。選択「フルパワーアタック」。実質的な経験点8点による攻撃力+5であり経験点効率が良く、「フルパワーアタック」はシナリオで最大でも2回しか使わないため侵蝕値増加も殆ど気にならない。

ラウンド以上継続する攻撃力増加効果と相性が良いため、そのようなエフェクトやアイテムを優先的に取得すると良い。役割はボスキラーなため命中と火力以外のことは考えなくて良い。

復讐の刃（15）

反撃。実質的に攻撃回数が増えるが、至近で攻撃されないと使用できない点がネックとなる。

喰らわれし贄（15-25）

条件付きの係数3の攻撃力増加。2回目以降の攻撃のダメージを増加させることができ、各種行動回数追加エフェクトと相性が良い。「侵蝕値：1」であり、リミットエフェクトに《灰燼に帰すもの》があるため、《巨人の影》や《原初の黄：活性の霧》と十分張り合える。

巨人の影（15）

条件付きのエフェクトレベル+2。《フルパワーアタック》を選択することで2回目以降の攻撃のダメージを+10できる。経験点換算すると、経験点15点で総ダメージ量を+30でき、同経験点で総ダメージ量+24の《原初の黄：活性の霧》を上回るが、《原初の黄：活性の霧》は成長の余地がありミドルフェイズの火力増加にもなるため一長一短ではある。

原初の黄：活性の霧（15-35）

係数3の攻撃力増加。ミドルフェイズの火力増加にもなる。ドッジ判定にダイスペナルティを負うがリアクションは「神木の丸太」でガードを行うため気にならない。《フルパワーアタック》と組み合わせるためパーティ全員に適用可能な《狂騒の旋律》は選択肢に入らない。

原初の虚：氷熱の軍団（15-35）

係数4の攻撃力増加。パーティ全体にかかるため経験点に対する総ダメージ量だけ見れば非常に効率が良い。

原初の赤：要の陣形（15）

攻撃対象追加。シンドローム的に攻撃対象を最も効率的に追加する手段がコレしかない。3体に攻撃するため《ミスディレクション》《孤独の魔眼》に引っ掛からず、エンゲージが分離していても攻撃できるのが強い。シナリオで2回も使えれば十分なため1レベルで取得するだけで事足りる。

コネ：玉野椿（5）

リレーション込みで攻撃力+3できる「コネ：UGN幹部」。リレーションが空いているため、「アップグレード」「スーペリアルネットワーク」より取得優先度は高い。〈意志〉判定のダイスを+2個できる効果も可能なら暴走したくないため腐ることはない。

アップグレード（5）

「神木の丸太」の攻撃力+3。GMの許可がないと取得できないが、各種行動回数追加と相性が良い。

スーペリアルネットワーク（5）

条件付きのダメージ+3。マイナーアクションが比較的空いているため条件は緩くなっているが、「アップグレード」には劣り、「アップグレード」が取得できない場合の代替として取得する。

ブランケット（1）

〈意志〉判定の達成値+1。暴走しても問題ないとはいえ可能なら暴走しないに越したことがないため経験点が余れば取得しても良い。

白兵（3）

命中強化。

クライマックスフェイズ時の侵蝕率上昇が激しいためバックトラック安定化のために1個は最優先で取得する。