容姿・経歴・その他メモ

テキスト
「ようこそ、私のダイナーへ。ここではどんな｜注文《欲望》も叶えて差し上げます」

設定

一人称…私
二人称…君など

FHセル「ダイナー」のセルリーダー兼料理長。
「ダイナー」は殺し専門のFH専用のレストランを営むセルであり、セルメンバー以外も美食を求めて利用することがある。
但しそれは非常に危険な状態でもあるため、アネモナは常にキッチンから目を光らせ、多くのセルメンバーもスタッフとして働きながら「粗相」をするものを「清掃」する役割をしている。
ダイナーの中はアネモナの好きな美しい花々で囲まれており、非常に豪奢で華やかである。
セルの理念は「自由」であり、殺しを求める者、華を求める者、美食を求める者など、様々な者に門扉が開かれている。

ダイナーは前セルリーダーが存在していたが、美食家であった彼はその理念に則り、
セルに属していた殺しの才において最も優秀かつ料理の才もあるアネモナにその座を譲った。
しかしそれはアネモナを失墜させるための謀略で、セル内でアネモナが反旗を翻した裏切り者を演出するためだった。
アネモナは逆にそれを利用して前セルリーダーを抹殺。前セルリーダーに付き従う者も全て打ち倒し、強者という功績を残して正真正銘セルリーダーの座を手に入れた。

味方も敵も自由を求めるものは褒め、対等な者として扱う。それと同時にその相手との戦いたいという欲求が芽生える。いわゆる戦闘狂。しかし相手への礼は事欠かない。
基本的には礼儀正しい性格で思いやりもあり、カリスマ性のある女性だが、自身をより強く見せるため、男装の麗人と呼べるような立ち振る舞いをし、美しい中性的容姿を保っている。

元バディの七生の事も尊敬しており、彼女が不安げにしていたり泣きそうになっている時は必ず優しくフォローする。これは各々セルリーダーとして袂を分かってからも変わらない。
セルメンバーのメンタリティの事も事細かに把握･配慮しており、都度美食でもてなすことで気にかけている。

元々は貧民街の貧しい身の上で覚醒し、ブラムストーカーの能力によって貧血･栄養失調で倒れていたところをダイナー所属のFH「コスモス」に拾われる。
温かな食事と居場所を与えられ、「キミの力は素晴らしい。その力でキミはキミらしく生きることができる」と諭されたことで
欲望のままに、自由を求めることが美しいと感じるようになった。
現在のコスモスはアネモナに陶酔しており、アネモナの側近として傍で仕えている。

不退 桃は甲魔忍軍の洗脳を解かれた直後、制御できていない殺戮衝動を起こしていたところを拾った。
桃の殺戮衝動と日常生活、双方の欲望を「高みを目指す美しい望みだ」と捉えており、それを叶えるための支援は惜しまない。
ダイナーではウェイトレスのアルバイトを任せており、ダイナーの中で騒ぎが起こった際の始末役を頼んでいる。

白銀 蓮司は当時のアネモナのようにアネモナから暖かい食事を与えられたことでそれに感動しダイナーに加入。
以降ウェイターとして働いてくれている。

名前の意味
アネモナ(Anémona)…スペイン語でアネモネ
アネモネの花言葉は「見捨てられた」

能力

グラスカット

ブラムストーカーの力を結晶化させた剣を扱って戦う。
長い包丁のような刀身と花で彩られた鍔、そこから伸びる茎は手首に繋がっており、血を吸ってより強くなる。
右目は普段眼帯をしているが眼球を失っており、代わりに造花のアネモネを植え込んでいる。モルフェウスエフェクトで作られた特別製のもので、目よりも正確に相手を捉えることが出来る。

セッション履歴