“鷹の目”鮎川 瑞
プレイヤー:「」
「目標をセンターに入れて撃つ。それだけで万事解決。そうなればいいのに、現実はいつもうまくいきませんね」
- 年齢
- 16
- 性別
- 女
- 星座
- 蟹座
- 身長
- 149cm
- 体重
- 42kg
- 血液型
- A型
- ワークス
- UGNチルドレンA
- カヴァー
- 高校生
- ブリード
- ピュアブリード
- シンドローム
- エンジェルハィロゥ
- HP最大値
- 24
- 常備化ポイント
- 2
- 財産ポイント
- 0
- 行動値
- 14
- 戦闘移動
- 19
- 全力移動
- 38
経験点
- 消費
- +34
- 未使用
- 0
ライフパス
| 出自 | 生まれた時から両親というものはいません。あまり気にしたこともありません。もし似たものがあるとすれば、私にとってはUGNに属する人々が家族のようなものです。最初から無いものを羨んだり欲しがったりすることはありません。 | |
|---|---|---|
| 天涯孤独 | ||
| 経験 | 私と同じチルドレンで年齢は10歳も離れていました。でも好きでした。きっとあれが世の人の言う初恋なのだと思います。彼に対する瑞々しい感情が私に人間性を与えてくれています。 | |
| 仲間の死 | ||
| 邂逅 | 私に与えられたコードネームの先代です。彼のことが好きでしたし、彼のようになりたかった。彼に比べれば私は未熟です。 | |
| “鷹の目” | ||
| 覚醒 | 侵蝕値 | 私からすればレネゲイドの力の扱いに四苦八苦したり恐れたりする感覚の方が分かりません。私にとってそれは最初から私自身として存在するものです。レネゲイドの力で作り出した銃身を抱きかかえていると自分の欠けた半身がくっついている気持ちになって満ち足りた気分になり、安心します。 |
| 生誕 | 17 | |
| 衝動 | 侵蝕値 | スコープの中に捉えた敵。ちゃんと撃ち抜ければとても嬉しくなります。それは私自身の性能の証明なのですから。私の本体とはこの銃であり、思考する私は付属品に過ぎないのです。 |
| 殺戮 | 18 | |
| 侵蝕率基本値 | 35 | |
能力値
| 肉体 | 1 | 感覚 | 6 | 精神 | 2 | 社会 | 1 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| シンドローム | 0×2 | シンドローム | 3×2 | シンドローム | 1×2 | シンドローム | 0×2 |
| ワークス | 1 | ワークス | ワークス | ワークス | |||
| 成長 | 成長 | 成長 | 成長 | 1 | |||
| その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
| 白兵 | 2 | 射撃 | 4 | RC | 1 | 交渉 | |
| 回避 | 1 | 知覚 | 意志 | 1 | 調達 | ||
| 情報:UGN | 1 |
ロイス
| 関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Dロイス | 申し子 | ― | このDロイスを取得した際、あなたは申し子専用エフェクトからひとつを選び、1レベルで取得する。これには経験点は必要ない。また、あなたは経験点を使用して、このDロイスで取得したエフェクトを成長させることができる。ただし、このDロイス取得時に選択しなかったエフェクトを、新規で取得することはできない。 | ||||
| “鷹の目” | 純愛 | / | 劣等感 | 笑顔が優しくて、明るいけれどいつも落ち着いていて、物腰柔らかで、いつも準備を怠らなくて、そのくせ日常では少し抜けたところがあって、私の感性に理解を示して寄り添ってくれた人。幼かった私の初恋の人でした。喪ってしまいましたが。 | |||
| 甘楽 長月 | 純愛 | / | 敵愾心 | 好きです。FHのエージェントですよ。なのに好きなんです。運命、と彼女は言いましたがこれほど的確な言葉はないのかも知れません。私たちの中で足りて欲しいと願っていたところが互いに嵌りあって、N極とS極がぶつかり合うようにくっついたというか。互いに銃口を向け合うことになっても、最後までそうであると思います。不思議でしょう。私もそう思います。 | |||
| ムーンエンブレイス | 執着 | / | 敵愾心 | 私の狙撃へ瞬時に反応した強敵。本来であれば気付かれるはずのない射撃です。それを対応されたということは目標が優れているか私の腕が鈍っていたか。どちらにせよ看過するという選択はありません。標的を制圧するまで対処を続行します。“鷹の目”は穢されてはならない名なのです───私にとって。 | |||
| 室井 瀬名 | 同情 | / | 憐憫 | 彼女の気持ちが何もかも分かるとは言いませんし思いません。なんせ生きてきた環境が正反対です。この社会における普遍的な日常を生きてきた彼女とこの社会の普遍的な日常こそが非日常である私。重なり合う点はごく僅かでしょう。それでも見出すとするなら弓を修めた過去とそれを諦めた動機です。銃も弓も遠くの目標を狙い撃つという点は一緒。そこに膨大な努力を捧げねばならないことも。そして、それを捨て去るほどの喪失の衝撃も。……何かを言わずにはいられなかったのです。 | |||
| 笹川 翔太 | 遺志 | / | 悔悟 | 自分の命を賭してでも大切な人を守ろうとする。……嫌ですね。今回の任務は私にとって派遣先のよくある出来事に過ぎないはずなのに、室井さんといいどうも自分の過去を思い出させます。私は日本支部付きの工作員として『もしもの時は躊躇いなく彼を殺害する』と全員の前で宣言しました。けれど可能であれば室井さんの『彼を助けたい』という気持ちを汲みたいのも本当なのです。あの人が今の私を見たら随分甘くなったと笑うでしょうか? ……笑わないでしょうね。そういう人でした。 | |||
| ― | |||||||
エフェクト
| 種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
| (LV)D点HP回復、侵蝕値上昇 | |||||||||
| ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
| 非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
| コンセントレイト:エンジェルハィロゥ | 2 | メジャーアクション | シンドローム | ― | ― | ― | 2 | ― | |
| 組み合わせた判定のクリティカル値を-LVする(下限値7)。 | |||||||||
| 光の銃 | 7 | セットアッププロセス | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 2 | ― | |
| そのシーンの間、あなたは以下のデータの武器を作成し、装備する。【種別:射撃 技能:〈射撃〉 命中:0 攻撃力:+[LV+2] ガード値:- 射程:視界】 | |||||||||
| 天からの眼 | 4 | メジャーアクション リアクション | 〈射撃〉 | 対決 | ― | ― | 2 | ― | |
| このエフェクトを組み合わせた判定のダイスを+LV個する。 | |||||||||
| 真昼の星 | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | ― | ― | |
| 視覚を極限まで拡大し、望遠鏡のような視覚を得るエフェクト。電波望遠鏡をはるかに凌駕する視力でものを見ることができ、真昼でも遠く彼方の星々を見ることができる。なお、この能力を用いる時は自動的に受光調節が行われるため、太陽光で目が眩むことはない。 | |||||||||
| 猟犬の鼻 | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | ― | ― | |
| 嗅覚と視覚を直結し、においの粒子や細菌、ウィルス、粉じんなどを見分けることができるようになるエフェクト。どんなに細かい粒子でも電子顕微鏡並みの精度で“見る”ことができ、さらに一度でも“見た”においや粒子を覚えておくことができる。 | |||||||||
| アンプリフィケイション | 3 | メジャーアクション | 効果参照 | ― | ― | ― | 5 | Dロイス | |
| あなたがエフェクトを使用して行う、あらゆる判定に組み合わせることができる。このエフェクトを組み合わせた攻撃の攻撃力を+[LV×5]する。このエフェクトは1シナリオに3回まで使用できる。 | |||||||||
コンボ
この引き金は届く
- 組み合わせ
- 装備「光の銃(ドーンブリンガー適用)」/「コンセントレイト:エンジェルハィロゥ」+「天からの眼」+「アンプリフィケイション」
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 射撃
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 9
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 6+4
- 8
- 4
- 47
- 100%以上
- 6+5
- 7
- 4
- 56
- 6+4
| 武器 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 命中 | 攻撃力 | ガード 値 | 射程 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ドーンブリンガー | 20 | 一般 | あなたが使用する《光の銃》で作成する武器を「攻撃力:[LV×4+4]に変更する。ただし、その《光の銃》の侵蝕値に+2する。 | ||||||
| バディムーヴ | 15 | エンブレム 一般 | シーンに登場しているあなた以外のキャラクターが判定を行った直後に使用する。その判定の達成値に+3する。この効果は1ラウンドに1回まで使用できる。 |
| 一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|
| 思い出の一品 | 2 | 一般 | ― | 狙撃手の必需品、丈夫で壊れない時計。ベルトが損なわれており懐中時計のように使用されている。故人が遺したたったひとつの形見。あなたが行う〈意思〉判定の達成値に+1する。 |
経験点計算
| 能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用| 10
| 10
| 109
| 35
| 0
| 164
| 0/164
| |
|---|
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
容姿・経歴・その他メモ
才能があると言われた。UGNが抱える多くのUGNチルドレンの中でも極めて純化した能力とセンスを持っていると称賛された。
エンジェルハィロゥのピュアブリードとしてもひとつの資質に極めて特化したシンドローム。
遥か遠くのものを視界に入れる瞳。彼我の距離感を正確に把握する感覚。射撃の瞬間まで心揺らさない集中力。
そしてそういった資質を戦闘へ投入するのに最適な、光を編んで巨大かつ複雑な機構───大型のライフルを生み出せる力。
その日から瑞はチルドレンを養成する施設の一室へ籠もるようになった。
何を始めたかって?
努力を。誰にも負けない、誰にも覆せない、誰にも侵せない、誰にも奪えない、淡々としたひたむきな努力を。
鮎川瑞に血縁はいない。物心ついた時にはUGNの施設にいた。名前だってUGNから与えられたものだ。
日本支部らしく日本人らしい名前をつけられたが、日本人かどうかすら正直なところ疑わしい。
『希望するなら出生について調べることができる』とも言われたことがあるが、瑞は今日までその権利を行使していない。
瑞にとってはUGNの職員や教官たちが生まれた時からの親代わりであり、血の繋がった親が欲しいとは思わなかった。
少なくとも瑞は孤独ではなかったというのもあるだろう。
周りには同じような境遇のチルドレンが何人もいたし、UGNの職員たちからも冷遇された覚えはない。
教官たちは厳しかったが、だからといって情が無いわけではなかったしそれを感じてもいた。
同期のチルドレンがレネゲイドの力を扱い損ねて暴走し次の日には除籍されている、ということも無いことではなかった。
それは瑞にとっては日常のひとつであり、彼女の中で残念に感じたとしても、一方で奇妙なことではなかった。
だが瑞がUGNチルドレンという在り方に疑問を持たなかった一番の理由はその精神性だ。
普段はぼんやりとして何処か心ここにあらず。
彼女が瞳を輝かせて興味や執着を見せるのは己のレネゲイドの能力を取り扱っている時だ。
UGNチルドレンでも極稀にいるタイプ。レネゲイドを異物ではなく己の一部、あるいは全てのように感じる人間。
幼い頃の瑞はまるで人間よりもレネゲイドの方へ親しみを持っているかのような少女だった。
少なくとも、その頃までは。
瑞がUGNチルドレンとして戦闘訓練を受け始めてからすぐに彼女のずば抜けた適性は発覚した。
己の狙撃手としての価値を説明されてから瑞はシューティングレンジに入り浸るようになった。
ただ遠くが見える、ただ銃を生成できる、ただ集光で敵を射抜ける、それだけでは決して弾は当たらない。
銃を手足のように操って狙ったものを正確に撃ち抜くのは眼でも銃でもなく、全身を用いた技能だからだ。
だから瑞は生み出した銃をまるで恋人へ接するように繊細に抱きしめ、飽きることなく何万発もの弾を煙に変えた。
繰り返しレネゲイドが高活性率になるまで訓練に明け暮れたせいで髪の毛が白くなってしまったが些細なことだ。
同時に彼女はその努力を他人に見せることを嫌った。
自由時間も余暇も全て狙撃訓練の時間に充てていることが知られるようになると、瑞は人目を避けて隠れて訓練するようになった。
きっとそれは瑞にとって己のレネゲイドとの対話の時間であったためだろう。
敬虔な信者が己の祈りの時間を邪魔されることを厭うように。余計な雑音が関わってくることを拒んだのだ。
狙撃手が狙撃の瞬間まであらゆる気配を殺すものであるならば、努力の痕跡さえも跡形もなく消えてしまえばいい。
彼女が1マイル以上の狙撃を成功させた時、瑞にコードネームが与えられた。“鷹の目”と。
とはいえ、幼くして遠距離狙撃の名手という認識を持たれながらもUGNチルドレンとしての仕事ぶりは評判が良くない。
その若さから学生という立場で潜入任務を与えられやすいチルドレンでありながら周囲に溶け込むということがまるでできない。
自分の世界観の中で生きている節があり、出向先では素っ頓狂な発言を繰り返し、学生らしく振る舞うのが苦手。
派遣されるにあたって訓練は受けているのだがそちらでも潜入任務についてはいつも落第ギリギリ、もしくは赤点である。
これが単純な戦地への派遣であるならば隙のない身のこなしで迅速に目的を達成できるのだが、一般常識の中で生きるというのがとにかく困難であった。
とはいえ持ち前のその才能は換えの効かない特殊なものであり、渋々ながら瑞を派遣するということが度々起こっている。
Q.ところで、あなたの在り方はUGNよりもFHに寄ったものではありませんか。何故彼らに与しないのですか。
「気に入らないからです。あの人たちは全てのオーヴァードは救われるべき哀れな存在だといいます。冗談ではありません。
私は世界との摺り合わせが少し上手くいっていないだけです。決して哀れまなきゃいけないような、無様なものではありません。
誰だってそうでしょう。人と違う自分を周りと合わせるなんて、苦労して当たり前のことでしょう」
Q.ところで、どうしてあなたは己の才能を磨くのに躍起になったのですか。
「早く大人になりたかったんです。大人になれば認めてもらえると思った。
なるたけ速やかに成果を出せばその分早く大人になれる、あこがれの人に近づけると考えていたんです。
好きな人ができたんです。笑顔が優しくて快活で、狙撃の名手で、落ち込んだ人のそばに黙って寄り添える人でした。
まあ、私がチルドレンとして派遣されるようになった頃に死んでしまいましたが」
Q.最近少し明るくなりましたね。
「そうですか? 気の所為ですよ」
セッション履歴
| No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
|---|---|---|---|---|---|
| フルスクラッチ作成 | 34 |