容姿・経歴・その他メモ

容姿

やや茶色の髪をポニーテールにした、赤い目の男。細身か……と思いきや、脱ぐとしっかり筋肉が付いているタイプ。
仕事柄機械を触ることも多く、日常でも手荒れを防ぐため、白手袋をいつも着用している。

経歴

「己が何のためにその手を汚しているのか、決して忘れてはいけません。犯した罪を償う機会が与えられることなど、早々ありませんから」

　元々ある程度学歴・能力共に高く、オーヴァードでないものの、若くしてUGNのアールラボに勤めていた。しかし、成果を焦り、非人道的な実験を行い、大規模な事故を引き起こした。数多の実験体と研究者が命を落とす中、彼はオーヴァードとして覚醒し、この事故の数少ない生存者となった。
　責任を問われた彼は降格と左遷を受け、前線で戦うエージェントとしてその身を駆り出されるようになった。彼はその態度で示すと言わんばかりに、オーヴァードとしてこなした任務の実績でねじ伏せ、支部長に任命されるに至った。

　カヴァーでは物理学や機械工学がメインの研究職に付いている。つまり……何を研究しているんだ……？

性格

「アレか……。まぁ、なんというか。おっかない……けど、頑張ってる奴、だよな」———付き合いの長い研究者

　いつも敬語で話し、知識豊富で一見礼儀正しく見える。しかしその実、皮肉や毒舌を用いることも多く、敵を作りやすい“いい性格”で“食えない男”。本人は見下しているわけではないものの、時折、態度からはそんな雰囲気が垣間見えることもあるだろう。｜天才《ジーニアス》からしたらそりゃ大抵の人は能力が下に見えるだろ。

　己の過去に関して聞けば、「若いが故の過ち」だと切り捨てて言う程度には悔いている。それによる非難は正当だし、その罪悪を抱えてこれから生きていくしかないのだ、と彼は理解している。だからこそ迷ってはならないし、常に目的意識が必要なのだ。

能力

「ただ消すには、惜しい」———アッシュ・レドリック

　普遍的な電気を操るブラックドッグの能力を持っているが、彼はノイマンによる細胞単位での高い身体操作能力と、深い物理学の知識により、高い電気操作能力を発揮することができる。その能力は、高威力の電撃を生成・射出することから、意図的に人と人の間に静電気を発生させるいたずらのような操作まで可能だ。

　戦闘の時は、右手袋を脱いで電撃を放つ。焦げるので。サブウェポンとして用意してあるナイフは、彼自身による改造が為されており、1度限りの避雷針として多少雷を誘導する効果がある。

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