UNDEAD (アーティスト：YOASOBI)

イメージCV：若山詩音　(演じたキャラ：井ノ上たきな(リコリス・リコイル))

　黒のミディアムの髪型と琥珀色の瞳をもつ。顔立ちは平均よりやや上の少女らしい可愛らしい顔立ちをしている。ただし、体格も容姿も全体的に「平均より上」というレベルなので人ごみに紛れるとそこまで目立たないタイプである。

Fate風属性：秩序・悪

　人懐っこい性格で、素直で心優しい純粋無垢な性格。根っからの努力家でやや自尊心が低めな為、一度熱が入ると納得できるまでとことん突き詰めるタイプ。同時にサボる時はサボったりとオンオフの切り替えがうまいので体を壊したりしないのが強み。

　重要な局面になると自身の直感や信念を信じて行動するタイプである。その影響か「部下にすると扱いにくいが、トップもしくは独自の立場に据えると組織が回しやすくなる人物」と、春日恭二には評されている。一見すると独自路線で暴走しやすい人物に見えるが、相手の話を聞いた上で自身のわかる範囲で熟考してから判断を下すので一概に猪突猛進系ではない。

　不穏分子や脱走兵の排除、要人暗殺を専門とするFHチルドレン。平均よりかなり高い水準のサラマンダーシンドロームをベースに師から教わった「想念の刃」と呼ばれる強力な思い込みで防御の上から一刀両断するという特殊な剣術を習得している。エージェントとしては優秀ではあるが、肝心の本人が普段の日常の姿である学生生活が好きすぎるので余程のことでない限りは積極的に動かないというFHでは非常にレアケースな穏健派である。

　普段は学生として勉強や友人との語らい、バイトをしたりと学生生活を謳歌している平凡な生徒として通っている。学校内では超平均的な評価を受けており、本人は特に気にせずに過ごしている。
　裏の方では「姿も顔も知らない伝説的な暗殺者」として扱われているが、この辺は友人の「狐月　クオン」による偽装工作と、彼女が暗殺する際に「後腐れ無い様に周辺の関係者すべて皆殺しにする」という容赦が無さ過ぎるやり方の影響でこうなってしまった。更に仕事もかなり選別されて依頼される事で更に活動頻度も少ない要素も重なってこうなってしまった。

　そんな彼女の欲望は「人とオーヴァードが手を取り合って生きていける社会の創造」というもの。オーヴァードが能力を隠さずに受け入れてくれる世界こそが理想だと考えており、その妨げとなるジャームや悪人といった不穏分子は自分の手を汚してでもすべて排除するスタンスをとっている。そんな苛烈さと穏やかな考えが矛盾していることから「二律背反」というコードネームを与えられた。

　「思想(おもい)で斬り裂く意志の刃」と評される特殊な奥義。剣術といった「技術」ではなく、あくまでも「心構え」であり特殊な技術は一切不要の「剣士が至るべき絶技」である。
　考えはいたって単純で「『斬れる』と思ったから斬れる」という究極の根性論と思い込みによるもの。どのような硬さであろうと関係なく『斬れる』と認識した時点であらゆるものが斬り裂かれることとなる。

　優輝が師匠に「全てのものは豆腐だと思え」と教えられ、エフェクトによる防御すら彼女は「冷奴」だと思いながら断ち切ることができる。ただし、その代償(？)に仕事の後は豆腐系のご飯が食べたくなって仕方がないらしい。

　能力で生み出した「炎の剣」による剣術がメイン。師匠が西洋剣の使い手であった影響で、西洋剣の剣術でよく見られる「遠心力を利用して叩き斬る、または刺突する」系統の技が多い。ただ「想念の刃」という特殊技能の影響で、さらに強力な斬撃となって敵に襲い掛かる。

　ちなみに徒手空拳もある程度は習得しており、この辺はまだ能力に不慣れだった頃に春日恭二に護身用として教わったものである。

　アルフレッド・J・コードウェルに選ばれたオーヴァード「マスターレイス」のメンバーの一人。与えられた数字は12(μ、ミュー)。「エターナルブレイズを取得せずに自在に太陽級の熱量を扱える能力者」として誕生時から強力な熱量の炎を扱えることを踏まえて加入されており、コードウェル博士からは「進化したオーヴァードの一つの形」として期待されている。
　「本来、サラマンダーシンドロームのオーヴァードでも太陽級の熱量を扱えるのは『エターナルブレイズ』という特殊な性質の炎を扱えることが最低条件である」という通説があるのだが、彼女の場合は「エターナルブレイズとは似て異なる特殊な性質の炎」が影響して太陽級の熱量を自在に扱うことができるとコードウェル博士は分析している。
　この能力は非常に強力で『エターナルブレイズ持ち』の場合は「自身をオーバーヒート状態(＝【行動値】の大幅減少)にすることを代償」に太陽級の熱量を扱うのに対し、彼女の場合はオーバーヒート不要の状態で戦えるので『エターナルブレイズ持ち』と比較すると高い機動力を保有することも可能となっている。また機動力以外にも機動力を捨てて火力向上にスキルツリーを伸ばせるなど、成長方面の自由度はかなり高い。

　マスターレイス内ではヨハン・C・コードウェルとは兄と妹のような関係性であり休みの日には一緒にスイーツ巡りをしたり、彼の部下(もしくは友人)とは友人と良好な関係性となっている。対して黒須左京は欲望の方向性が真逆で対立するような立場ではあるが、優輝個人としては「かつての仲間と対立してまで欲望を叶えようとする姿勢」に敬意を抱き「先輩」と呼んでいる。
　同じ女性のマスターレイスの七里千明、レリア・ジュリーとは形こそ違えど平穏を好むことから女子会をしたりと友好関係を築いている。

・トレーラー
欲望。
それは、人類の力の根源であり、同時に脅威でもある。
欲望があるからこそ人間は輝く。だがしかし、欲望にのみ込まれたものは、愚かで醜い存在だ。
さて、本題に入ろう。ここに、自らの欲望を満たそうとするものがいくつかいる。
君たちはこの欲望の渦に巻き込まれる、いわば被害者だ。まあ、せいぜい頑張ってくれたまえ。
それでは、あまねく欲望の渦と成りて、いざ行かん。


ダブルクロス、それは裏切りを指し示す言葉――――――

・ハンドアウト(PC4)
カヴァー/ワークス　　指定なし/FHエージェント

シナリオロイス：”契約の箱（ARK）”

あなたはFHのエージェントだ。あなたは春日とタッグを組み、国家転覆を狙うFHエージェント”契約の箱（ARK）”を追っていた。理由は一つ。あなたの欲望のためにも、この国家が機能を失うのはマズいからだ。（春日のほうは黒須　左京からの命令）一旦春日と別れ、調査をしていると、突然謎の部隊に囲まれ、攻撃を受けた―――