容姿・経歴・その他メモ

UGN系列のとある研究施設にてEXレネゲイドに感染し、且つ〈奇妙な隣人〉としても覚醒した《呪われた銃》の適合素体として作られた子供のひとりであり、個体ナンバーは『410005(ホウセンカ)』。個体名がある理由はこの個体が研究施設内で行われていた適合実験にて《呪われた銃》に"喰われなかった"唯一の個体であるためである。名前の由来は前述のことから「望まれた子」「唯一の存在」。《呪われた銃》を持てるだけの兵士として起用される予定であったが、同時にオーヴァードとして覚醒もしていたためレネゲイドの力を制御できる兵士として育成することを目的にUGNの支部に引き渡された。適合当初、不安定な《呪われし銃》と〈奇妙な隣人〉は本人の意思とは関係なく＜オリジン:プラント〉の性質上、花粉をばら撒くかのごとく周囲に微量のレネゲイドウイルスを散布しており制御できるまで研究施設、本部、支部とUGNの施設を転々とさせられていた。自身のシンドロームと混合させることで現在はレネゲイドウイルスの拡散は抑制されており、そのため〈ミラーコート〉や〈小さな塵〉には反射する粉塵や拡散するホウセンカの種が見られる。

〈奇妙な隣人〉である《呪われた銃》は"外"の世界を教える教師として、同じ"素体"として戦い方を教える友として、かつて"この銃"を使用していた前任者として彼女を支え、そんな《呪われた銃》のことを彼女は『ベル』と呼んでいる。これはベルフラワーの花言葉が「楽しいおしゃべり」から来ている。
〈奇妙な隣人〉の話は彼女に知らないことを教え、興味と憧れを芽生えさせた。しかし、多くの隣人の言葉は憧れの枠に収まらず、いつしか飢餓感を覚え始め彼女が別の彼女を得るきっかけにもなった。>>コンボ「偽りの影」
彼女が自身を偽り始めた頃、〈奇妙な隣人〉たちは『てめぇのネが張れる土は何処にあるのよ…』と半ば呆れ気味に呟くことが増え、カヴァーでの生活時すら自身を偽る彼女のことを何処か心配している節もある。
『ころころ咲かすハナを変えるのはいいケど…ちったぁオち着こうゼ？』

持ち前の速さから回される任務は主にオーヴァードの調査と追跡。先行して現着し、普通の人間を現場から遠ざけることもあれば、逃走するオーヴァードを追跡し確保する役目をすることもある。

卯奈坂空想殺人少女(HO2シナリオロイス:リメンバ)
卯奈坂支部での生活にある程度慣れ始め、別人としてカヴァーを過ごすことに充実を覚え始めた頃に調査を任された事案。元の遺体に損壊がないという共通点しかないため、1年程度前の病院内で死亡した(損壊の少ない)人間が生前過ごしていた近辺を洗いざらいに調べ走り回りながら犯人を追う。エンジェルハィロゥとして過剰な速度で見回るが、最速で現着することはあっても犯人の姿を捉えたことは今のところない。
「……まだ、追いつけない」
『アなたより速いっテ、大したモんだナぁ？』
肉体がオーヴァードでもない"普通"の人間が蘇ることに疑問を抱きつつも、死者を殺すためだけに犯人がレネゲイドの力を行使していることにも興味を抱いている。
「どうして死者のために"普通"じゃない力を使うの？私たちに任せて"普通の日常"を過ごしたらいいのに…」
『同族ちゃんナんだろォ？オレたちの知らない支部か、テキの組織か分からないケど』

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