ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

毒島 大和 - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

清く正しく美しくオネェ(エスメラルダ)毒島 大和(ぶすじま やまと)

プレイヤー:レオリア

年齢
32
性別
その他
星座
乙女座
身長
186
体重
秘密
血液型
AB型
ワークス
UGN支部長A
カヴァー
ネイルサロンオーナー兼手芸作家
ブリード
クロスブリード
シンドローム
オルクス
ノイマン
HP最大値
26
常備化ポイント
8
財産ポイント
0
行動値
6
戦闘移動
11
全力移動
22

経験点

消費
+74
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 母親は常に肯定してくれていた。
親の理解
経験 少年時代は常に秘密を抱える人生だった。
秘密
邂逅/欲望 春日 恭二。彼のことは昔から知っている。そして今も、何かにつけて関わりがる。
腐れ縁
覚醒 侵蝕値 開花直前まで育てた花達は咲く前に踏み躙られ、ただ泣く事しか出来なかった。
犠牲 16
衝動 侵蝕値 自分が存在するだけで周りは恐怖する。ならば一層の事・・・。
自傷 16
侵蝕率基本値32

能力値

肉体1 感覚1 精神4 社会3
シンドローム0+0 シンドローム1+0 シンドローム1+3 シンドローム2+1
ワークス1 ワークス ワークス ワークス
成長 成長 成長 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵1 射撃 RC 交渉
回避1 知覚 意志 調達1
運転:四輪2 情報:UGN1

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
Dロイス 《起源種》 侵食値でダイスが増えない代わりにエフェクトレベルが上がりやすくなる。
S友人 土岐 誠二 友情 不安 初めての理解者。
友達 テリーちゃん 友情 嫉妬 オネェ仲間で親友よ
同僚 ランレン支部長 信頼 不安 ちょっとづつ人間らしさが出てきてるわね
司会 有原 颯斗(若様) 信頼 猜疑心 数字に強そうなオーラを感じるわね
友人 春日 燈子 好意 脅威 可愛らしい衣装とぬいぐるみね
同僚 大津地支部長 友情 不安 相変わらず身体張ってるわね。心配よ

メモリー

関係名前感情
信頼 古藤田 光 喪失 未来を託していったエース

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
ファンアウト 2 セットアッププロセス 自動成功 範囲(選択) 至近 4
対象は戦闘移動を行う。移動先は対象が決定。自分は対象外。1シナリオにLv回まで。
戦術 5 セットアッププロセス 自動成功 シーン(選択) 視界 6
ラウンド中のメジャーアクションのダイスを+Lv個。
要の陣形 3 メジャーアクション シンドローム 3体 3
このエフェクトと組み合わせた行動の対象を三体に変更。1シナリオにLv回まで。
アドヴァイス 3 メジャーアクション 〈交渉〉 自動成功 単体 視界 4
対象が次に行うメジャーアクションのクリティカルを-1し、ダイスを+Lv個。
導きの華 5 メジャーアクション 〈RC〉〈交渉〉 自動成功 単体 視界 4
対象が次に行うメジャーアクションの判定の達成値を+【Lv×2】購入判定には使用できない
妖精の手 3 オートアクション 自動成功 単体 視界 4
対象が判定のダイス目のひとつを10にする。発動タイミングは判定のダイス後か行っている最中。1回の判定に1回まで。1シナリオにLv回まで使用できる。
勝利の女神 2 オートアクション 自動成功 単体 視界 4 100%
対象の判定直後に達成値を+[Lv×3]。1ラウンド1回。
煽動家 1 メジャーアクション 自動成功 範囲(選択) 視界
弁舌を駆使して群衆を操る。さまざまな感情を誘発させたり、何かの目的に向けて行動させる。
不可視の領域 1 メジャーアクション 自動成功 効果参照 至近
隠蔽された領域は目に見えていても知覚されない。

コンボ

フォーメーション:ヴァルキュリア

組み合わせ
《戦術Lv5》+《ファンアウトLv2》
タイミング
セットアッププロセス
技能
難易度
自動成功
対象
範囲(選択)
射程
至近
侵蝕値
10
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
100%以上

対象は戦闘移動を行い、そのラウンド中のメジャーアクションのダイスを+Lv個(通常5)。自分は対象外。

オーダー:ジャンヌダルク

組み合わせ
《戦術Lv5》
タイミング
セットアッププロセス
技能
難易度
自動成功
対象
シーン(選択)
射程
視界
侵蝕値
6
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
100%以上

ラウンド中のメジャーアクションのダイスを+Lv個。

オーダー:シエラザード

組み合わせ
《アドヴァイスLv3》+《導きの華Lv5》
タイミング
メジャーアクション
技能
交渉
難易度
自動成功
対象
単体
射程
視界
侵蝕値
8
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
3
100%以上
3

対象が次に行うメジャーアクションの判定のクリティカル-1、ダイスを+Lv個(アドヴァイス)、達成値+【Lv×2】(導きの華)→単体

オーダー:ガラドリエル

組み合わせ
《要の陣形Lv3》+《アドヴァイスLv3》+《導きの華Lv5》
タイミング
メジャーアクション
技能
交渉
難易度
自動成功
対象
3体
射程
視界
侵蝕値
11
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
3
100%以上
3

対象が次に行うメジャーアクションの判定のクリティカル-1、ダイスを+Lv個(アドヴァイス)、達成値+【Lv×2】(導きの華)→3体

オーダー:ティターニア

組み合わせ
《妖精の手Lv3》
タイミング
オートアクション
技能
難易度
自動成功
対象
単体
射程
視界
侵蝕値
4
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
100%以上

対象が判定のダイス目のひとつを10にする。発動タイミングは判定のダイス後か行っている最中。1回の判定に1回まで。1シナリオにLv回まで使用できる。

一般アイテム常備化経験点種別技能解説
思い出の品 2 その他 〈意思〉の判定達成値+1
情報収集チーム 2 コネ 〈情報:〉 〈情報:〉の判定の達成値を+2する。1シナリオ3回まで。
とある2丁目のママ達による情報ネットワーク。
コネ:要人への貸し 1 コネ 〈情報:〉 政府や官僚への貸し。任意の情報判定で1シナリオに1回だけ、振るダイスを+3できる。
コネ:UGN幹部 1 コネ 〈情報:UGN〉 〈情報:UGN〉の判定において振るダイスを+2する。
コネ:情報屋 1 コネ 〈情報:裏社会〉 〈情報:裏社会〉の判定において振るダイスを+2する。
コネ:噂好きの友人 1 コネ 〈情報:噂話〉 〈情報:噂話〉の判定において振るダイスを+2する。

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
0 0 189 0 15 204 0/204
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

性格

エスメラルダちゃんて呼んでね❤︎
美しさを磨く事、それは筋トレ。
筋肉が世界を救う。
迫害に苦しむオーヴァードを見つけて保護をする。
柔らかな土で包み、清らかな水を与え、暖かな光を与え、時に力強く手入れをして、美しい花を咲かせるまで育てている。
好きな作品は『マリア様がみてる』

普段の生活

ネイルサロンオーナーであり美容への拘りは深い。
趣味はガーデニング・裁縫・料理。
花々を時間をかけて丁寧に育て、美しい花を咲かせるのが好き。
差し入れの手作りお菓子も、ネイルサロン・UGN支部共に大好評である。
体型に合う服が販売されていない為、基本的に全て自作である。
細かな刺繍まで自身で行っている。
特技は長年の製作で鍛え上げられた高速編み物。
偶然投稿された編み物姿がバズり、メディアでも取り上げられ手芸作家としても活動している。
靴だけは自作する技術を持たない為、全て一点物のオーダメイドの高級品。
毎月、靴職人とデザインの相談を重ねてサイズの合う”美しい靴”の作成を依頼し購入している。

経歴(フレーバー読まなくてOK)※注意ヘビーです。

一般的な家庭に生まれ、母方の祖母・仕事人間の父・元教諭の理解ある母の4人で暮らす。
幼い頃から可愛い動植物やキラキラ綺麗の物が好きだった。
近所の女の子達と花を摘んだり、人形遊びをして過ごした。
一緒に遊ぶ女の子達が、キラキラとした髪飾りを着け、ヒラヒラのスカートを履く姿が羨ましく、
自分も髪を伸ばして綺麗な髪飾りを着けてスカートを履きたいと願う。
母親は考えた末にその願いを叶えた。父親は育児に興味がなく何も言わなかった。
幼少期は可愛らしく整った顔立ちの美少年で、事情を知らない人間が見れば女の子達と見分けが付かなかった。
家では祖母の編み物や折り紙を真似て、母親の料理を真似て過ごす。

小学校に入学する際に母親から、真剣に今後の生き方について問われた。
大和は、幼いなりに考えて女の子になりたい。と答えた。
母親からはきっと沢山の辛い思いをする事、女の子に産んであげられなくごめん。と泣きながら謝られた。
そして、どんな事があっても味方だと言われた。
その時の大和には言われた言葉の意味の半分も分かってはいなかった。
赤いランドセルを買ってもらい、スカートを履いて学校へ通った。
最初は揶揄われたものの低学年の間は周囲の女生徒よりも可愛らしい外見もあり、大きな問題もなく過ごしていた。

しかし、中学年になるとだんだんと大和の身体は男性へと変化し始め、身長はグングンと伸び、声も低くなっていった。
クラスの男子を含めた誰よりも身長が高くなった頃には、女男、オカマ野郎などと呼ばれいじめの対象となっていた。
母親が言っていた事はこのこういう事だったのだと大和はようやく理解をした。
それでも大和は女の子でいたかった。
あれだけ仲の良かった女の子達も、直接的ないじめはしないものの大和から距離を取り始めていた。
大和は独りで過ごす事が多くなっていった。
学校では毎年花係となり、花壇で季節事の花を育てては数日置きに摘んでは教室の花瓶へと飾った。
家では祖母から教わる編み物はどんどん上達していき、冬には祖母と一緒に作った手編みのマフラーや手袋をして学校へ通った。

高学年になる頃には、母親や教諭の努力も虚しく、いじめは悪化の一途を辿っていた。
毎日の様に、机には、ブス、ホモ、バケモノ、ヘンタイ、オカマ、妖怪。。。罵詈雑言のラクガキをされ、
廊下ですれ違うだけで、ブース島!キモチワリーんだよ!こっち見んな!等と罵声を浴びせられる日々となっていた。
クラスの男子達に囲まれ「「「ブース!ブース!ブ−ス!」」」と声を揃えて連呼されても大和は耐え続けた。
自分で決めた生き方、いつか昔の様に受け入れてくれる日が来る事を信じて。

そんな5年生の冬のある日、数少ない理解者の1人である祖母が亡くなった。
祖母は最期まで大和に対して誰よりも可愛らしく美しい私の孫と頭を撫でた。
祖母を亡くした悲しみを抱えつつ、大和は春に向けて学校の花壇にチューリップの球根を植えた。
放課後は毎日様子を見てに行き、悲しみを埋める様に甲斐甲斐しく手入れを行なった。
せめて、私の育てた貴方達は皆に愛でられ癒しを与えられる様にと願いを込めて。

冬の終わりのある日、祖母と一緒に作った最後のマフラーに鋏が入れられていた。
そこには、千切ったノートに殴り書きで、ブスで気持ち悪いバケモノは学校に来るな!と書かれていた。
大和は学校でのいじめで初めて泣いた。
家へと帰った大和は泣きながら祖母と作ったマフラーの修繕を行なった。
切られた部分の毛糸を取り替え、極力目立たない様にと祖母から受け継いだ技術を駆使して編み直した。
翌朝、大和はもう二度と泣かない、負けないと覚悟を新たに登校した。
放課後1人で日直の当番を終え、学級日誌を職員室に届けて教室に戻った大和が見た物は、修繕不可能な程に細かく切り刻まれたマフラーだった。
泣きながら走り出した大和は蕾をつけ始めていたチューリップの花壇へと向かった。
そこには開花前に荒らされたチューリップの花壇だった。
大和はそこで崩れ落ちて泣き続けるしか無かった。
大和は気付いていた。
踏み潰された蕾、球根から引っこ抜かれた蕾、鋏で切り落とされた蕾、石で叩き潰された蕾、撒かれた石、大小様々な足跡。
男子だけではない、いつかまた仲良く出来ると思っていた女子達も居た事に。
私がブスで気持ち悪いからこの子達を潰された。花を咲かせる事が出来なかった。
私が美しく無いから。。。
美しくない私は何も守れない、ここに私の居場所はない。
・・・ここは美しくない私の存在して良い領域ではない・・・
絶望の中で毒島大和はオーヴァードとして覚醒した。

経歴(フレーバー)

大和は既に気付いていた。
周囲の人間の意識を変える事など出来ない事を。
自分の力で変える事が出来るのは自分自身だけなのだと。
自分が美しければ花達が散らされる事も無かった。
私はみんなを守れるくらい美しくならなくては。

毒島大和は、筋トレを始めた。

小学校に通うのを辞めた大和は美しくなる為に毎日筋トレを続けた。
長い髪もバッサリと切り落とし刈り上げた。
中学校も地域の学校には行かず、フリースクールと母親、そして家庭教師から勉強は教わった。
大和は高身長に加えて毎日鍛え続けた事で逞しい肉体となっていった。
高校は敢えて男子校の進学校を選び、磨き上げた自身の美しさでもう誰にも負けないと示す事にした。

鍛え上げられた巨軀で歩く大和の姿は恐れられた。

小学生の時のようにいじめられる事はなかった。
稀に喧嘩を売られれば全て返り討ちに出来た。
私は自分の身を守れるくらいに美しくなれた。
けれど、ひらひらのスカートを履いたり、キラキラの髪飾りを着ける事は出来なかった。
大和は家では手芸や裁縫、料理等を続けていたが、外でそれらを見せる事は一切しなかった。
自分の心を押さえつけて過ごす教室は息苦しかった。

そんなある日、1人になりたくなった大和は屋上へと行った。
そこには先客が居た。
屋上で寝そべり空を眺める彼に、何となく自分と近いものを感じてつい眺めてしまった。
そんな大和の視線に気づいた彼は立ち上がると「じろじろ見てんじゃねぇぞ」と殴りかかってきた。
不意を突かれた大和だったが、負けじと殴り返した。
今までの相手とは比べ物にならない拳の重みと痛みだった。
何度も殴られ殴り返した。
気づいた時には2人とも満身創痍で立っているのがやっとだった。
「お前強いな。名前は?俺は土岐誠二だ。」
息も絶え絶えだったが大和は名乗り返した。
「大和。屋上使いたいなら好きに使っていいぜ。俺の敷地じゃねぇけどな。」
訳が分からないまま、大和は屋上の住人の1人となった。

それから大和は土岐誠二と過ごす事が増え、2人は学校の不良ツートップとなっていった。
大和にとって小学生ぶりに出来た友人だった。
それから1年以上過ぎた頃、土岐 誠二に自分がオーヴァードである事を打ち明けられた。
大和も初めて家族以外にオーヴァードである事を打ち明けた。
こうして秘密を共有した2人は親友となる。

更に時は流れて、それぞれ進路も決まった卒業間際の頃。
自室で裁縫をしながら見ていたYouTube。
どこかの顔の良い坊主のオンライン説法
「ほんの少しの勇気を持って、自分を認めてあげて、一歩踏み出してみてください。
明日、その一歩を踏み出せたならば、、、あなたを認めて受け入れてくれる人に出会えます。」
あまりの胡散臭さに笑って流した大和は、自作の洋服の仕上げに取り掛かった。
完成した花の刺繍入りのロングデニムスカート。
久しぶりにスカートを履いてみたくなった。
大和は全身自作の洋服へと着替えてウィッグを被った。
鏡の前に立った大和は思う。
この姿で人前に出ればまたバケモノと言われるかもしれない。
被ったウィッグを外す大和の頭に、顔の良い坊主の言葉が響く。
時刻は24時を回り日付が変わった頃だった。
大和はウィッグを被り直し一歩を踏み出した。

好きな服を着て深夜の街を歩く。
最初は心臓が脈打ち怖かったが誰にも会わない道を進むにつれて慣れてきた。
気分の良くなった大和は更に歩を進めて駅近くの24時間営業で庶民的なイタリアンレストランへと向かう。
扉の前で一呼吸整えた大和は扉を開き店内へと足を踏み入れる。
いらっしゃいませー!と声をかけた店員は、大和の姿を見て一瞬顔を硬らせたが直ぐに笑顔を作り直し空いている奥の席へと案内される。
店内の客は深夜な為か、客は疎らで思い思いに過ごしていて、大和に視線すら向けない者、視線を向けても興味無さそうに視線を戻し自分の世界へ帰っていく。
本当に大丈夫かもしれない。
たまには好きな格好で外に出ても良いのかもしれない。
ドリンクバーからホットコーヒーを持って来た大和も他の客と同じ様に自分の世界へと向かう。
大きめのカバンから取り出した作りかけのクマのあみぐるみを取り出して編み始める。

どれだけ時間が経っただろうかクマのあみぐるみが完成した。
我ながらかなり可愛らしく出来たとクマに笑いかける。
満足した大和はコーヒーをもう一杯だけ飲んだら帰ろうと、空になったカップを手に立ち上がる。
ドリンクバーへと向かう大和は、新たに入店してきた客と目が合い、絶望した。
空のカップが手から滑り落ち音を立てて砕け散った。

そこからしばらくの間の記憶がない。
親友の土岐誠二に意図せず遭遇してしまい、パニックに陥ってしまったらしい。
後から土岐から聞いた話では、土岐の方もパニックだったらしいが、真っ青な顔で逃げ出そうとした大和の腕を掴んで強引に席に着かせ、時間をかけてこれまでの出来事を聞いたそうだ。
大和が覚えているのは最後の方だけだが、

「俯くな!顔を上げろ!昔がどうであれ、未来をどう生きようが、毒島大和は俺のライバルで親友だ!簡単に負ける事なんて許さねえ!」

「遠慮なんかするな!大和は強いんだ!自分で否定するな!自分を否定しそうになった時は俺を呼べ、ぶん殴って目を覚まさせてやる。」

「俺は男として生きてようが女として生きてようが遠慮なんかしねぇぞ。どっちだろうが俺にとっては毒島大和だ。本気で殴ってやる。」

その時に大和は何と返したのかよく覚えていない。
それでも、土岐から貰った激励の言葉を忘れはしない。
大人になってからこの話をした際に、土岐は半分は自分にも向けていたのかもしれないと振り返っていた。

窓から見える空が白んで来た頃、2人は会計を済ませて外へと出た。
大和はお礼にと完成したばかりのクマのあみぐるみを渡した。
頬を引き攣らせながら受け取り、眉間の皺を深めた土岐があみぐるみを持って歩く姿を忘れない。

そして毒島大和はまた新たな一歩を踏み出した。
大学からはオネエとして生きた。
UGNにも所属してエージェントとしての教育も受けた。
様々な問題や壁にもぶち当たったが、一つ一つ越えて行った。
大学を卒業しUGNエージェントとして本格的に活動も開始し、資金を貯めて自身の店のネイルサロンも開業した。
いつしかその店はUGNの支部にもなった。

そして今日も毒島大和はオープンする。
ネイルサロン『エスメラルダ』を。

シナリオ関係

《古藤田光》メモリー
支部のエースエージェント。戦闘能力、状況判断能力、後輩たちの教育、個性豊かな支部のまとめ役としても信頼を置いている。
それに伴い、難事件では古藤田に頼りがちになってしまう事を悩んでいる。
それはそれとして、報告書の提出率の悪さにも悩んでいる。しかし、頼りがちな負い目もあり、まったく仕方ないわね!とエスメラルダが代筆していたりする。
「何でもだいたい出来ちゃうのも困りものよね。光ちゃんが頑張り過ぎてないか心配だわ」


《神奈月 聖》
誰よりも優しい子。そして静かに心に熱い炎を燃やす芯の強い子。
光ちゃんと並ぶES支部のエースに成長してくれることを期待しているの。
聖ちゃんがアタシの作ったお菓子を美味しそうに食べてる姿を見ると明日のおやつにも気合いが入っちゃうわ。
(あまり口には出さないけれど表情から喜んでくれてるのがダダ漏れなのよ。きっと恥ずかしがっちゃうから本人には内緒よ)
「何度でも言うわ。聖ちゃんは誰よりも優しくて強いのよ。たまには自分を褒めてあげてちょうだい。」


《遠嗣 夜一》
若く癖の強いメンバーの多いこのES支部に、よいちちゃんが来てくれたのは本当にありがたいわ。
極められた剣術は言うに及ばずだけど、それ以上に重み・・・貫禄が違うわ。
人生経験に裏打ちわれた気配りと立ち回りは流石だわ。ウチの支部の重心ね。
よいちちゃんがいるから、みんな安心して思いっきり動けるの。
ちなみに奥さんと娘さんもよくお店に来てくれて家族ぐるみで仲良しよ!
「お茶目な好々爺然とした立ち振る舞いの下に隠された抜き身の刃・・・やだ素敵!」


《海空 レキ》
まだ面識はないわね。
でも彼の秘蔵っ子だから只者じゃないわね。
例えるなら、親戚の預かりっ子って感じかしら?
「もーいくらでも甘やかしたくなっちゃうわ。レキちゃんウチの子になる?」


《津田 リチャード》※今回は体調不良か別任務中。
りっちゃんは自分の欲望に忠実な子ね。アタシ実はそうゆうとこ結構好きよ。
でもお客さんを脅かすのはダメ。ノーメイクで出勤するのも禁止。子連れのお客さんの息子さんに迫るのも禁止。次やったらクビよ。
戦闘面で、りっちゃんの丈夫さは本当に頼りになるわ。守備の要ね。
結構特殊な環境とツライ経験でオーヴァードとして覚醒して心に傷を負っているわ。
身体は傷つかなくても心は傷つくの。無意識の中であえて自身の認識をズラすことで自分の心を守っているわ。
少しづつ心と体を整えていけると良いわね。
「さぁりっちゃん!今日も一緒に筋トレを始めるわよ!」

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
フルスクラッチ作成 24
50

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