真っ赤な髪に琥珀色の瞳を持つとある少女の複製体であるUGNチルドレン。

元はUGN師部がFHが襲撃した際にとあるプロジェクトのため冷凍保存されていたところを保護される形でUGNに所属することとなる。

彼女曰く育った場所が海外かつ特殊な環境であったため、UGNからの教育により改善はされているが持っている価値観は日本人というより現代人の物とは少々異なる(その割には妙に適応も早い)。

また、上記の認識の齟齬もあるが、そもそもまともな教育を受けず肉体だけを現在レベルにまで急速培養されており、記憶も現代人とはそぐわないものばかりだったため勉強を重ねたが日常生活においてよく迷子になったり複雑な機械操作がおぼつかないなどまだ課題がある。

当初は自分自身が複製体であることを自覚していなかったがある事件を切欠にそれを自覚。
その後は、何時までも過去に縋っていてはいけないと今までの自分との決別を決め努力を重ねる日々を送っている。

ただ、やはりアイデンティティの消滅が尾を引いており度々無茶をしている姿が散見される。

かつてFHが捕らえたあらゆる遺産に対して適正を持つ存在であるオリジナルのDNAマップとサンプルから生み出された複製体であり、実際に遺産に対し高い適合値を見せたため研究所に保管されていたイフリートの腕を継承しさらなるパワーアップを図られる。

しかし、それがオリジナルが所持していた物であり遺産との適合が進みすぎた反動で意識レベルにまで遺産に残った残留思念が侵蝕したことで自分自身をオリジナルと思い込み暴走してしまったため、急遽カプセルの中に収められ記憶処理が済むのを待つこととなったがそのタイミングでUGN支部の強襲作戦の日程と重なり保護されることとなった。

しばらくして自身の所属する支部による調査により自分自身が複製体であること、自身の記憶にある事件の犯人が所属していたセルも10年以上前に壊滅していることを知る。

アイデンティティの崩壊から茫然自失となるが、それでも今まで自分が築いてきた絆は本物であると支部のメンバーの励ましによって何とか立ち上がることに成功する。

以降はオリジナルと別の存在であるためにエイリアス(仮名という意味)と自身で苗字を付け新しい人生を邁進していこうと決めて今を生きている。

髪　少し跳ねっけのある髪質。肩までで揃えた赤髪のミディアムボブ。

瞳　琥珀色の肉食獣の様な瞳。つり目気味でベタ目。興味のあることに対しては目を輝かせる。

肌　ヒスパニック系に似通った黄色に近い肌色。
　　手足には狩人としての鍛錬時についた細かな傷跡が残っている。

口調　辿々しく言うことを簡略化した所謂カタコトな口調（日々、成長中）。
　　　難しい言葉は基本カンペ便りなので余計にカタコト具合が増す。
　　　故郷の言葉で話す際はとても育ちの良さそうな言葉遣いであるらしい。
　　　一人称:ガーベラ(私) 二人称:（名前）、お前、あなた 語尾:～だ、～ゾ

身体　レネゲイド関係無しの純粋培養の野生児並の身体能力。
　　　嗅覚・聴覚といった感覚がもはや動物レベルに鋭い。

装備　支部より支給されたどんなに早く動いても破れない丈夫な私服兼戦闘服。
　　　そしてその中に仕込んだ丁寧な挨拶や難しい言葉をメモして貰ったカンペ。

好きなもの　仲間(家族、友人などが該当)、金の装飾品、肉、日向ぼっこ、音楽(ノリノリになれる奴)

苦手なもの　差別、注射、飛行機、考えてることがわからないやつ、孤独

所属　UGN N市支部

テーマソング 永世のクレイドル,カルマ

獣の如き力を持つキュマイラとハヌマーンのクロスブリードのため身体能力は非情に高く武装や荷物を持ったままでもパルクールの如き機動性を持ってビル群、密林、砂漠など場所を問わず駆け抜けることが出来る。

また、イフリートの腕の効力から一時的に大量の氷を精製することも可能でその能力から多面的に足場を精製し縦横無尽に戦場を駆け巡りながら相手を引き裂き氷の足場にたたきつける荒々しい戦法を得意とする。