容姿・経歴・その他メモ

「お、情報が欲しいのかよ。構わないが俺に手を出すのは止めきな、とっておきっつーのは誰にもあるもんだ」

イギリスで生まれ、ある事情により日本に渡り現在は情報屋をしているレネゲイドビーイング。
彼のレネゲイドビーイングの元となった植物はスナバコノキ。その果実はは成熟したのちに大きな音を立てて爆発し、種を時速約240キロのスピードで半径18メートル以上のエリアへ飛ばす凶悪な植物である。
また、前世の記憶を持ち合わせたまま転生しており、そのためか生き方は刹那的で命知らず。危険地帯にも構わず突っ込んでいくため、同業者からは"人生まで炸裂させるな"と言われるほど。

前世は日本のFHのエージェントであり、冷徹で感情をほとんど表に出さず淡々と任務を遂行するエージェントだった。
しかしある任務でUGNエージェントに敗北、自身を焦がす白い炎で彼の記憶は途絶え、人生は終わりを告げる
＿＿はずだった

しかし気付いた時にはイギリスでレネゲイドビーイングとして目覚めていた。
長い時間を久方ぶりの混乱と焦りの感情でごちゃごちゃになりながら情報を咀嚼、整理し彼が最も強く思い出されたのは最期の時。
あまりに美しく、白く、綺麗な炎。
＿＿あの炎をもう一度

決心が固まった瞬間にレネゲイドビーイングという立場を利用(悪用？)し、有名であるシザーリオとの接触に成功。
そして、記憶を保ったまま転生したレネゲイドビーイングという特殊個体であることを交渉の種に日本へと渡ることに成功した。

その後日本で有望なチルドレンの皮を被り、FHに潜入。
自身が既に経験したことのある境遇、環境である。上手く立ち回ることは容易なことだった。

彼がFHに潜入した目的は二つ
・自身を焼き尽くした"白い炎を持つエージェント"の捜索(転生したとはいえ、記憶は不完全だった)
・あるいは同じレベルまで至る炎を持つエージェントの捜索
UGNでも同じことは出来るが、なじみ深いFHの方が良いだろうと彼は判断した。

しかし計画はとん挫する
"白い炎を持つエージェント"の情報は不明。サラマンダーシンドローム、それも炎に特化したエージェントは無数に存在するために"白い炎を持つ"という特徴だけでは捜索は困難だった。

また同等レベルの炎を持つエージェントも見つからなかった。
その立ち回りと実力を買われ、FHチルドレンの中でも精鋭のチルドレンで殺し合う屈指かつ最悪のプログラムにまで抜擢されたが彼が、美しいと思うほどの炎を持つエージェントは見つからなかった。
サラマンダーシンドロームを持つチルドレン、およびエージェントは存在する。しかし"美しい"と思うほどに焦がれる炎にはついぞ出会えなかった。

落胆の中、選抜プログラムを戦い抜く。
元が優秀なエージェント、戦闘経験の足りないチルドレンに負けるはずはない。しかし自身の心に空く空洞は埋まらない。
戦い、悩み、殺し、落胆し、そんな生活の中で彼は天啓を得る。

＿＿魂焦がれる炎を、自身の手で作り出せ

結果彼は選抜プログラムを生き抜き、その後FHを失踪する。
幸いに経験は多大にある、選抜プログラムを生き抜いたこの身体に強い能力は宿っている。
しかしそれでも再現可能性は皆無、誰もがそう言った。

しかし彼の執念は成し遂げる。
ただの火炎瓶すらも視界全てを焼き尽くす灼熱の業火へと変える、そんな二度の人生を経た偉業を＿＿

現在彼は日本で情報屋を営んでいる。
"白い炎を持つエージェント"の捜索、および自身の感情が焦がれるものの情報を調べるために。
その情報は恩義から多大にゼノスへと流されているとかなんとか。

セッション履歴