容姿・経歴・その他メモ

髪

灰色

瞳

モスグリーン

肌

白い

「華瀬天月。アヅとかアヅキで構わない」
「あんなに成りたかったヒーローってさ、ホントは何だったんだろうな。……俺は、わかんなくなっちまった」
「……ごめんなユウ。俺は───もう一緒に居てやれそうにない」

◆プロフィール

ごく一般的な過程で育ち、弟が一人いる。
二色憂星とは幼い頃から交友関係があり、天月にとってはかけがえのない生涯の親友ともいえる存在。

しかし“鬼”のような異形の怪物に誘拐され、一人の人間に救われてから自分達の日常は残酷にも変化していく。
恩人の青年の顔は覚えていない。だが“UGN で活躍するヒーローになる！”という想いが彼の将来を決める十分な理由となった。
親友と誓い合った夢のため、オーヴァードとしての力を渇望し両親のもとを離れてコンビを組んで活動することとなる。

彼が遺産の継承者となったのは裏切者を精査・処分する部隊に配属されてから。
なぜ自分達がそこに配属されたかはわからなかったが、夢が枷となりUGNを妄信していたこともあってしばらくの間命令のままに活動。部隊の中では1、2を争う実力者とも呼べる場所まで上り詰めていた。

UGNからの期待の眼と助けを乞う裏切者の怯えの眼が交互に浴びせられる毎日。
どれだけ活躍しても、どれだけ殺しても"ヒーロー"から遠ざかっていくようで、彼の目に映る空は暗く星にさえも影が差す。

そこから優しかった彼は少しずつ消え、いつの間にか目の下の隈が取れなくなってしまうほどに心は疲弊しきっていた。
ずっと一緒に居たかった親友にUGNからの脱走を提案するも反対され、彼は憂星を想いながら"自分が本当に成りたかったヒーローになる"ことを胸にUGNを立ち去った。

◆人物

グレーの髪は隈のある目にかかりそうなほど長く、憂星とは反対の位置に三つ編みが一房ある。
明るかったころの性格の面影はもはや見えず、優しいところはあるが基本的にダウナー系。

人を不快にさせるような態度をとることはないが、雰囲気の薄暗さには近寄りがたいと思う人間は少ないだろう。
やや消極的なところがあり、常に何かを悩んでいるような表情をしている。


アトランティスの中でも友人と呼べる存在は作らないようにしつつ、空がよく見渡せる場所に一人でいるのが目撃できるだろう。
彼に空を眺めるのが好きなのかと聞くと、帰ってくる答えは必ず「好きだけど嫌いだ」である。

セッション履歴