容姿・経歴・その他メモ

　黒髪で赤い瞳。やくざの割にはやや細めの印象を受ける。会合の席で見る姿は青木組長の側近という風で固い表情をしていることが多いが部下思いで組の若い衆をまとめている。しかし、青木組長に対する尊敬の念が強く青木組長を裏切るものならどんな手を使っても追ってくる。裏切者には容赦がなく、裏切者の家族、友人、周囲の人間から殺しにかかってくる。

　幼いころに両親が蒸発。5歳年上の兄と支えあいながら暮らしていた。しかし、兄が高校に入り小学生の英真の面倒をみながら社会生活を送ることの難しさから半グレに。生活費の足しのために兄がカツアゲをするように。しかし、そんな生活も長くは続かず兄はついにその地域を縄張りとしているチンピラについに殺されかける。病院で顔を腫らし意識のない兄と対面し兄の友人から兄のしていたことをすべて知った英真はオーヴァードとして覚醒する。
　カツアゲをしていたとしても英真にとって兄は兄。自分を育ててくれたのは紫衣しかいないのだ。そんな大好きな兄に対して自分は兄の足かせになっていた…そんな思いが英真を動かす。覚醒した英真はノイマンのその知能を生かして今までとは違った方法で金を集める方法を考え出す。しかし、この町でやくざのルールから外れた金の動きはすぐに察知される。ついに有戸兄弟はやくざにも目をつけられるようになる。その有戸兄弟の危機を救い、拾って兄弟の親となってくれたのが今の青木組長だったのだ。
　兄弟に安全な生活を与えてくれた青木組長には感謝しており親のように慕っている。今度は自分が兄、そして青木組長に恩返しをする番。この頭脳は神が自分に与えてくれた好機なのだ…と思っている。
　兄が高一になったころに自分のせいでカツアゲをしなくてはいけなかったことを今でも気にしており、兄がまた自分に何にも相談せずに危険なことをするのではないかと気にしている。その心配からはたからみたらブラコンのように見える。

　荒井には借りがある。かつて青木組の裏金ルートがつぶされている。これはノイマンである有戸が考えたもっとも効率の良い金を組織に集めるためのルートだ。青木組の代々伝わるルートを変更してまで進めた集金方法だった。有戸が考えた方法はやくざの世界では類をみない革新的な方法だった。しかし、荒井はこの方法に気づき青木組の資金源を脅かす方法を仕掛けてきた。資金繰りによりなんとか組の解散は免れたがこれが原因で青木組を裏切りほかの組に寝返る若者が現れる。それが湯田川だ。湯田川はその事件がきっかけで組抜けをしたかに思われたが、実際は荒井に流通ルートの秘密を漏らしたのは湯田川だったのだ。
　有戸は青木組とは違う所属の殺し屋を手引きし湯田川の妻と子供を殺させている。

　自身のせいで青木組に迷惑をかけたことに対してとても後悔しており、組を抜けることまで考えた有戸に対して青木組長は「その頭は俺のためにある…ちがうか？」と有戸を諭し組に置いている。自分の部下のしつけがなっていないせいでこのような事件を起こしてしまったことから有戸は後輩たちにより丁寧に親身に接するようになる……そう、青木組長が自分たち兄弟にしてくれたように……という体裁だが後輩が裏切らないように、後輩を裏切らせないように監視している。
　「俺だってなぁ、元弟分の女を殺すのはつらいんだ…」（ﾆｯｺﾘ）

コードネームは裏切者を殺すもの→ユダが死んだのは縄による自殺とされているが、ユダにその縄を用意したのはいったい誰なのだろうか？金のためにイエスをたったの銀貨３０枚として売り払った男がその銀貨を神殿に投げ込み自殺をするだろうか？ユダから生きる意味を奪った人物がいるのではないだろうか？　独りぼっちのユダに縄を渡したとき、ユダはどのような顔をしていただろうか……
有戸の方法はいつだって残酷だ…なぜなら生者から奪うのはいつだってそいつの生きる意味なのだから………

PC:あると　えま
PL:ざかお
二つ名:Seil hund

ロイス
青木　剛:P傾倒/N悔悟
有戸　紫衣（あるとしえ）:P慕情/N偏愛
荒井　智李（あらいちり）:P感服/N劣等感
湯田川　康人（ゆだかわやすと）:P執着/N憤怒
播井　保蛇:P/N好奇心(こうきしん) - ○悔悟(かいご)
稲荷 眞銀:P/N遺志(いし) - 脅威(きょうい)
鳴神　優里:P/N親近感(しんきんかん) - ○厭気(いやけ)




元ネタはドイツのアルトゥール・シェルビウス。敗北の相手はアラン・チューリングだから荒井さん。
誕生日は10/30

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