名前|アルヴィナ＝アメシスト
愛称|アル
一人称|私
二人称|あなた
三人称|名前を呼び捨て、彼、彼女
趣味|旅行、交流、友人作り
好物|和菓子、温かいお茶、温泉、ゆっくりする時間
苦手|割れる音、悪意

北欧の山中で休眠していた珪素（石英）のレネゲイドビーイング。
レネゲイドの活性化により、目覚めることとなり、人の形を成した。
休眠前の記憶は失っている。

目覚めて数年の間は、人間社会に溶け込みながら、旅をしていたところ、
「都築京香」との接触により、他のレネゲイドビーイングと触れ合い、仲間となる。
振る舞いも見た目も普通の人間と変わりなく、見た目相応の少女。

ゼノスでは戦闘要員でもあり、物の記憶を読み取れる彼女は優れた諜報員でもある。
旅行好きの彼女は、よく土地を転々としていることが多い。

優しい振る舞い、好奇心が強く、素直で健気な性格。
自分が決めたことを曲げない強い意思を持つ一方、それがわがままな部分でもある。
悪意がある相手でなければ、老若男女関係なく偏見なく接する。

友人が傷つくことは許せず、非常に仲間想いで、大事なもののためなら自己犠牲をも厭わない。

銀色の髪と紫水晶のような瞳、赤みの差す白い肌。
紫と白を基調にしたクラシカルな衣装に黒のインナーを身に纏っている。

珪素のレネゲイドビーイングである彼女は自身の組成を変質させ、
2ｍを超える外骨格のような生体装甲を身に纏い、仲間を護る為に戦う。

隕石が落ちた日から自身の身体に異変を感じており、
その後、（このシナリオがきっかけで）自覚なくミストルティンに目覚めた。

（能力的にはPC①より弱く、ミストルティンがオプショナルに加わった程度）
（《ヴィークルモーフィング》あたりのエフェクトが《神殺す刃》に変化した感じと設定。
　そもそもモーフィングロボはピュアしか取れないことに目をそらす……神の落とし子とかついてたんやろ……。）

必要ならGMがストーリー上で脚色してもらっても構いません。

「京香に付き合ってると本当に厄介事に巻き込まれちゃうね」
アルヴィナ呆れながらも、彼女がいないとゼノスは破綻することも理解している。
隕石が落ちた夜。リーダーの京香を助けに行くと、新しい脅威と新たな友人を得た。
それはアルヴィナにとって「素敵な思い出」になるかはこれからになるだろう。

せっかく燈子に会いに行こうとUGNのN市支部に遊びに行こうかと夢想していたものの、
また新たな厄介事に巻き込まれてしまう。少しはゆっくりとした時間を過ごしたいものだった。

友人であった元ゼノスの日本刀ＲＢ、「龍牙」との死闘。
龍牙の技を一身に受け、仲間を護ったアルヴィナは明へと託して倒れ、意識を失った。
彼女は燈子に連れられ、一時的にUGNで療養をし、傷を癒やすこととなった。


後日、神妙な面持ちで燈子が龍牙を携えて、アルヴィナの療養してる部屋にきた。
「なんだ、龍牙生きてたんだ。 死んだと思ってた。」
アルヴィナの第一声。あっけらかんとした顔で答え、燈子は肩透かしを受けてしまう。

「あっ、あと勝負、引き分けだから。」
先日の死闘をただの喧嘩だったかのようにアルヴィナは口を膨らませ、拗ねていた。
互いに勝ち負けを言い合っていうる内に場の緊張はなくなり、
燈子から意識を失っていた間の顛末を聞き、龍牙にも謝罪された。

「あなたのやったことは許されない。
　―――でも私はもう怒ってないし、許している。それだけ。」
アルヴィナは彼の謝罪を受け入れ、答え、続ける。
「だから、やったことの罪を償いながら、
　やりたいこと見つければいいんじゃない？
　今はあなたを使ってくれそうな人がいるんだから―――」

去り際の燈子に礼を言い、龍牙を頼んだ。

大きくため息をつきながら、再び柔らかいベッドに背中を預ける。
龍牙との一件は落着した。安心感に包まれながらアルヴィナは眠りにつく。

今はゆっくりとした時間を過ごしたい。
どうせ、起きたら京香から面倒を押し付けられるんだ。