容姿・経歴・その他メモ
第一次レネゲイドウォーの最中、神城グループが秘密裏に入手した寄生型レネゲイドビーイング通称“輪廻の獣”を機械化制御しヴィランへの対抗、そして莫大な利益を生み出す兵器を作るという思想の元に発案されたプロジェクト“ベスティア”の被検体であり、唯一の成功例となった少女。
輪廻の獣の受け皿として調整を施され作られたデザイナーベイビーの脳内に制御用のメインコンピュータに無線接続したチップを埋め込む事で輪廻の獣の本能と破壊衝動をコントロールし抑制している。
実験や改造の結果、輪廻の獣の本来の特性とは別に機器との接続・融合能力を発現。
雑種となったがエフェクト出力が異常に高く、一部は純血種と同等か上回る事が計測されている。
その特性や能力を利用した開発や調整が施されており、自発的に獣としての形態へと移行を可能とする為オーヴァードの衝動を解き放ち暴走を引き起こす宝玉を素材に開発されたモジュールが埋め込まれている他、彼女が接続する事で漸く実用範囲となる専用の規格外兵装が与えられている。
彼女は混沌としていた時代の狂気と神城グループのレネゲイド研究部門の暴走が生んだ負の遺産と言える。
後にこのプロジェクト自体がFHの潜入工作員の発案、又はFHからの技術提供があったのではないかと囁かれているが真相は定かではない。
現代から10年前…彼女の
開発から5年経過後にレネゲイドウォーが終戦。
それを契機に研究部門の暴走が露呈し実戦投入前にプロジェクトは凍結し部門は解体された。
彼女と兵装、制御用コンピュータ、データ群は後に会長派と呼ばれる派閥に引き取られ保護された。
その後非道な実験の元に産まれた出自は表向きには隠し育てられた。
出自とは反し、養子として引き取られて以降の彼女の人生は幸福で恵まれたものであり、暴走事故なども引き起こす事はなく健全に成長した。
その後彼女は人格、能力を見込まれ会長派の剣、そして広告塔として企業所属ヒーローとして活動を始める事となった。
前述の脳に埋め込まれた制御チップの影響で感情が表情に出にくくなってしまっている。
機械のような無機質さを感じさせるが、無感情なわけではなく表情に出にくいだけで内に秘める情緒は意外と豊か。実は寂しがり屋。
人物
脳に埋め込まれた制御チップの影響で感情が表情に出にくくなってしまっている。
クールな性格で機械のような無機質さを感じさせるが無感情なわけではなく、自分の意思や意見をはっきり言う。
表情が出にくく、機械的に淡々と話すが内に秘める情緒は意外と豊かなタイプ。
本人曰く幼馴染件親友である“有弖蜜羽”の所為(おかげ)。
そんな彼女に周囲が慣れてくれるまで孤立しがちだが、実は寂しがり屋。
周りに人がいたり誘ってくれるととても嬉しく感じる。
趣味:ゲーム(アナログ・デジタル問わず)
好きな食べ物:野菜たっぷりのミネストローネ、キャロットケーキ
誕生日:3/3(うさぎの日)
輪廻の獣
識別名:白兎
原点
表情を上手く動かせなかった為に、同年代の子供達と馴染めず孤立していた自分に手を差し伸べてくれた初めての友人。
笑顔が眩しくて、側にいてくれるだけで不思議と安心が出来た。
彼女のような、誰にでも手を差し伸べられる優しい人になりたい。
それが、彼女の原点…
他のヒーローと比べれば、きっと原点と呼ぶには、あまりに些細で柔らかな記憶。
それでも、憧れたのだ。
同じように人として抱く憧れや夢、そういった数々の美しいものを守りたいと思ってしまったのだ。