髪　黒/白緑

瞳　黄/白黄

肌　白/戦闘時は素肌にリヒテンベルク図形が赤痣のように広がる。両腕は義手。

【出自：犯罪者の子】
【覚醒：命令】
性格は明るく、元気などこにでもいるような子供。
ただ、一つ普通の家庭と異なっていたのは、両親は過激派の活動家だったこと。
両親に目覚めた能力を拒否されなかったのは、我が子への愛情からではなく使える『武器』を手に入れた故だった。
命じられるがままに壊したし、攻撃をした。両親からは私達の英雄(ヒーロー)なのだと喜ばれた。
愛されていると思っていたし、子供心に英雄であることを誇らしく思った。

しかしオーヴァードをテロ活動に使用している人間がいることを突き止めたUGNにより捕縛される。
戦闘のさなか、追いつめられた両親に鬼気迫る表情で爆発物を身に着け相手もろとも死ぬように命じられた時、
初めて自分に向けられていたものが『愛情』などではなかったのだと知った。

【邂逅/欲望：家族】
自爆の際両腕を失うも、一命を取り留める。
両親は逮捕、実刑が確定した。
自身は一人UGNにて治療ののち、保護観察処分となった。当時7歳。
この頃、自分の中にある戦闘用人格：ビサイドをはっきり認識する。
誰も居なくなってしまった自分の傍に常に寄り添い、戦い方を教え、友人のように語らい、家族のように接し、なにより、何があっても、いつでも、誰よりも先に助けてくれる英雄(ヒーロー)のような存在。
そんな『彼』に強い執着のような感情を抱く。

【経験：心の壁】
【衝動：飢餓】
保護観察・再教育の期間を終え、流島支部に配属される。
経歴に関しては支部長クラスには開示されているものの、他の所属員には言えていない。
流島市の犯罪者を許さない気質に関して『過去に犯罪に加担したことがある自分はここに居ていいのか』と気にしており、
それが目立たない控えめな性格に拍車をかけている。
また、上記の経歴から無自覚であるものの非常に愛情に飢えている。

両腕に刃の仕込まれた義手を装着している。
戦闘スタイルは上記の武器を使用した白兵戦。
戦闘時など身体を電撃が走ると素肌の広範囲にリヒテンベルク図形がくっきりと浮かび上がる。

戦闘用人格ではあるが、普段から閃の周囲をふよふよと浮遊している。
他人に見えないのをいいことに、閃にちょっかいをかけるのが趣味。
戦闘に詳しく、常識も持ち合わせてはいるが如何せん自由人。
特に閃の身体を利用した食事は好きなようで、甘味には目がない。
戦闘中以外にも勝手に閃の身体を利用することがあるが、閃は特に頓着していない。
閃に対して抱いている感情は家族の信愛のような、出来の悪い弟を見ているような、支えの必要な相棒のような複雑なもの。
ただ、閃から「ヒーロー」と呼ばれるのに関してだけはあまり良い表情をしていないようだ。

なおエクトプラズムよろしく、精神の形に添わせ空気中に激しく帯電・発光することで見えない人間にも認知が可能だが、非常に労力がひつようかつ、目視できるようになったところで出来ることはない(実体がともなわない)ため滅多に行わない。

一人称はオレ様。
二人称はお前。
閃のことは相棒、もしくは名前呼び。機嫌が悪かったりすると「おい」。
趣味は読書、好きな食べ物はラーメンを公言するが嘘っぱちである。

髪　白と黒のツートン、インナーはオレンジの長髪。

瞳　稲妻の走った黄

肌　白。両腕が帯電し発光している。

7/17の誕生花は「ヒルガオ」「ギボウシ」「ハマユウ」「白いバラ」
ヒルガオの花言葉「絆」「友達のよしみ」「情事」
ギボウシの花言葉「沈静」
ハマユウの花言葉「どこか遠くへ」「汚れのない」
白いバラの花言葉「純潔」「私はあなたにふさわしい」「深い尊敬」

また、国際司法の日でもある。

誕生花でもあるヒルガオの別名は
雷花(カミナリバナ)

「アイアム サンダーヒーロー/Rib」歌詞

▼PC2：戦闘用人格【ビサイド】を持つUGNチルドレン
Dロイス：戦闘用人格
クイックスタート：閃光の双弾
カヴァー/ワークス：高校生/UGNチルドレン

――あなたは某市のUGN支部所属のUGNチルドレン。
あなたの中には、物心つく前から【ビサイド】という戦闘用人格が存在している。
彼はあなたに戦い方を教えてくれた先生であり、時には助言をくれる相棒でもある。
だが、最近【ビサイド】の様子がおかしい。
某市で活動するFHセルのひとつ、【ハッチェリーセル】の名前を聞いてからのようだが……。

▽シナリオロイス：横瀬 敬吾(よこせ けいご)
推奨感情　P：執着/N：殺意

――FHエージェント、【リッパー】横瀬 敬吾。
任務よりも殺しを優先する、最悪の男だ。
あなたは戦場で何度か顔を合わせたことがあったが、これまで奴にとどめを刺す機会はなかった。
そして今回、FHの研究施設を襲撃したあなたは横瀬と再び邂逅する。
――今度こそ、逃がしはしない。

(設定引用)

流島（ると）市
外周を深い堀、石で出来た壁で囲まれた市。
市外とは連絡用の跳ね橋のみ行き来が可能だが、夜は橋が上がってしまう。
元々は罪人の流刑地、処刑地で現在もその名残が残っている。
現在は観光で成り立っており、石で出来た建物や、塔等がフォトスポット。
市の中央には大きな円形の広間があり、そこでは斬首などが行われた。
余りに多数の人の命が失われた為か、今も黒ずんだ染みがあり薄れる事はない。
処刑地近くに立つ塔は時計塔で、観光客も中に入る事が可能である。
地下には実際に使用されていた地下牢が幾つも残っているが、観光客はこれより地下には入れない。
そばには罪人の経歴、収容歴、刑罰の方法の記された書物や、実際に使用された品々を見る事が出来る博物館もある。
観光で成り立っているが余りサービスに溢れた市ではなく、食事処、土産屋はあっても宿泊地はない。
また、現在いる住人の先祖はほぼほぼ処刑人の為かここの市民は死刑賛成派、罪の厳罰化に賛成の者が多い。
市内のスペースが限られている為ある特殊な職業以外の人間が引っ越して来る事はまず不可能。
徐々に市内の子供が減ってきている事から学校は隣の市に頼る案が最近出ている。
住民も別に愛想が良くない為もう少し市外の人間に優しくしてはどうか、という案もある。

流島支部
支部長は先祖代々の処刑人だった流島の歴史のような存在。
だからといって、職業における権限はあれど市外の人間に高圧的な対応はなく対等として対応している。
塔の下の地下牢の更に下、より凶悪な犯罪者が収納されていたスペースが現代的にリノベーションされており夏は涼しい。
冬の寒さにも対応出来るようあらゆる所に暖房がしこまれている。
規則はきっちりと決まっているが堅苦しい程ではない。
ただし、裏切りが発覚した際は五体満足を諦めた方が良いかもしれない。
流島市の特殊な環境の為か罪に厳しい者が多い為でもある。
基本的に石で出来ている市内でコンピュータを快適に使用する為結構苦労はしたらしい。
UGNに関連した人間にはスムーズに転居許可がおりるが、それ以外はまず不可能。

引渡（ひきわた）市
流島市の隣にある市。
流島に対する物資の運搬や、観光客の宿泊地として恩恵に預かっている。
この市も多少流島市の影響が強く、犯罪者に対する認識は似ている。流島市程ではないが。
流島市とは違い商人が先祖だった人が多い為かここの人間は愛想が良い。
……まぁ金の切れ目が縁の切れ目という言葉もあるが。

二つの市に共通しているのは警察の役目を果たしている人間が流島市の人間という事。
警官役の人間が二つの市内を担当している。
この特殊な事例も流島市の特殊さの現れかもしれない。

流島市では犯罪者を許さない気質が強い為、いじめにあったという子供はまずいない。
いじめを行った者がどうなるかを両親からよく言い含められている為である。
引渡市でもいじめっこは流島の処刑人が迎えにくるよ、と言い含められているようだ。