UGNでのコードネームは｜深淵の落涙《ディープ・ドロップ》。
重力を波涛のように操って敵を巻き込み身動きを封じる技を得意としている事から命名された。
その波に飲み込まれた対象は重力によって圧壊する寸前の状態となり、その状態で更に攻撃を受ける事でバランスが崩壊し一気に押し潰されてしまう。
湊人自身は、この能力が誰かと一緒でないと戦えない事と、相手の自由を奪って重力の波に沈める様子が水難事故を連想させるからとあまり好ましく思っておらず、なるべくならば力を使わずにいたいと思っている。

尊敬する父であり、今ではたった一人の大切な家族。
その仕事の事は誇らしく思っており、その力になって支えたいと思っている。

非オーヴァードでありながら、支部の運営を円滑に行うその手腕には感嘆の一言。
一方で、無理をしていないか日頃から心配している。

仕事仲間であり、父の影響でよく自宅に寄るため食事を振舞っている。
彼女が優秀な人間であるが故に色々残念に思っており、一方で好意を抱いている。

支部の中でも最年少のため日頃から気にかけている。
最近は子供っぽい一面を見せるようになってきたので少し安心している。

平行世界からやってきた少女。
年の割にはなんだか危なっかしくて心配になる。何か無茶をしないといいが。

セットアップ：《加速装置》　侵蝕値+1。ラウンド間行動値+8。
セットアップ：《加速装置》(100↑)　侵蝕値+1。ラウンド間行動値+12。

メジャー：泡沫の波涛　《コンセントレイト》+《死神の瞳》+《因果歪曲》+《停滞空間》　侵蝕値+10。対象範囲（選択）。命中時対象の行動値をシーン間0にし、対象が次に受ける攻撃のダメージを+6D。シナリオ1回
4dx+7@8

メジャー：泡沫の落涙　《コンセントレイト》+《死神の瞳》+《因果歪曲》　侵蝕値+8。対象範囲（選択）。命中時対象が次に受ける攻撃のダメージを+6D。シナリオ2回
4dx+7@8

メジャー：泡沫の波涛(100↑)　《コンセントレイト》+《死神の瞳》+《因果歪曲》+《停滞空間》　侵蝕値+10。対象範囲（選択）。命中時対象の行動値をシーン間0にし、対象が次に受ける攻撃のダメージを+7D。シナリオ2回
4dx+7@7

メジャー：泡沫の落涙(100↑)　《コンセントレイト》+《死神の瞳》+《因果歪曲》　侵蝕値+8。対象範囲（選択）。命中時対象が次に受ける攻撃のダメージを+7D。シナリオ3回
4dx+7@7

オート：《マグネットフォース》　侵蝕値+2。カバーリングをしても行動済みにならず、行動済みでもカバーリングを行える。

第1話ロイス履歴

×1：三条 十日　☑P:憧憬 / N:恐怖
　失くしたモノがあるから、もう絶対に失くさないって誓えるんだ

S2：佐々波 乃花　☑P:好意 / N:不安
　あんまり研究以外に無頓着だと心配になるんだよね

×3：三条 五泉　☑P:信頼 / N:隔意
　進むべき道は違っても、尊敬してるし頼りにしてる

×4：七尾野々市　☑P:連帯感 / N:食傷
　あぁいう強さには憧れを感じる

×5：有明来瑠璃　☑P:誠意 / N:隔意
　何とか、彼女を元の場所に返してあげないと

6：美浜幸　☑P:連帯感 / N:恐怖
　あんまりやんちゃし過ぎちゃダメだからね？

×7：神崎津軽　☑P:有意/N:猜疑心
　有明さんと2人で、帰るべき場所に帰らないと

色々な事があってまだ理解が追い付いていない事もあるから、考えを整理するためにこれを記そうと思う。

今回の事件は、始まりからして普通じゃなかった。
突然海岸に現れた2人の少年少女“有明来瑠璃”と“神崎津軽”。2人は無人島の筈の天原島からやってきたと言っていた。
最初はオーヴァードに覚醒した事による記憶の混濁か、敵対組織のエージェントである事を疑っていたがまさか本当に、こことは違う平行世界から来た人間だなんて想像もしなかった。
初めは疑念を崩さなかったせいで、2人に怖い思いをさせてしまったのなら申し訳なく思っている。
　
有明来瑠璃は事故によってオーヴァードに覚醒しており、オーヴァードではないと思っていた神崎津軽は“海の概念をオリジンとするレネゲイドビーイング”と共生関係にあった。
2人、いや3人とも非常に協力的で、他の支部の皆ともすぐに打ち解けられのは幸いだった。
幸ちゃんも、世話を焼く事が出来る相手が出来てどこか嬉しそうだったし、それでも2人はこの世界の人間ではないというのなら、何とか元の居場所に帰してあげないといけない。
　
だがそれよりも問題なのは、神崎津軽とははちゃん、幸ちゃんの3人が連れ去られてしまったことだ。
実行犯だと思われていたトワイライトは何とか無力化する事が出来たが、その後に現れたリヴェンジャーというオーヴァード、そして
父さんの手によって3人は連れ去られた。トワイライトは神崎津軽に、リヴェンジャーは有明来瑠璃に酷似している。
恐らくはこの世界に生きる2人に相当する存在なのだろう。
彼等の言動、そして行動から、この世界の天原島でFHがかつて行っていた“ラストナイト・プログラム”と何らかの関係がある可能性は高い。
だけど、どんな理由があったとしても、神崎津軽と幸ちゃんと連れ去り、そして七尾さんを傷付けた事は許すわけにはいかない。
それは、父さんも同じだ。
もしかしたら、リヴェンジャーを欺くために行動を共にしているのかもしれない。そうだとしたらその意図に気付いて、父さんを助けないといけない。
けど、もしそうじゃなかったら。その時は

俺は、七尾さんから支部長代理を任された。七尾さんが動けない今、俺が代わりに支部を纏めてこの事態に対処しないといけない。
七尾さんは自分に力がないなんていうけど、そんな事ないってことは支部の皆は誰だって知っている。オーヴァードじゃなくたって、レネゲイドの力が使えなくたって、あの人はいつも皆の事を見て、誰かのためにって戦ってきたんだ。
でもそんな人の代わりを、一時とはいえ俺が努められるんだろうか。こんな星廻支部にとって前代未聞の事態で、俺なんかに。

やらなくちゃ、託されたんだから。

とりあえず、皆を集めて今後の事を話そう。
有明来瑠璃も連れ去られた3人の事を心配しているだろう。

佐々波さんの事は、頼りにしていんだろうか。
七尾さんも父さんもいない今、あの人が支部で一番年上だ。
頼りにしたい気持ちはあるけど、どうにも不安になってしまう。
それに、あの人の事を考えていると胸がざわつく。以前からそうだ。

でも今、こんな時に余計な事は考えている場合じゃない。
俺の、役目を果たさないと。

第2話ロイス履歴