容姿・経歴・その他メモ

履歴

・経歴
両親は共に発掘者として「遺跡」の採掘と調査を行う名が通った研究員であった。
自身もある程度育ち、覚えることはないが、母親が自分たちの仕事を見てほしいという思いから、ひと段落ついた発掘現場へ連れてきたその日に悲劇は起きた。

安全が確立されたはずの発掘現場にて謎の崩落事故が起こり、一部の人間がある区画で生き埋めになってしまう。
救出されるまでの数日。不安があるがみんなで少ない食料を分けて生きた。常に両親が自分を抱きしめ不安と不満を感じる事がない日々を送る。

そんな、幼き甘い夢が覚める（理解する）までにはそう時間はかからなかった。絶えず聞いていた”大丈夫”という言葉はあの日以降聞くことはない。自身は他者を食って生きたことに。
無知故の罪というが、知識を得た今はその罪とどう向き合えばいいのだろうか。あの夢から生き残ってしまった者は言うだろう。そんなはずではなかったと。生きることすら罪であり、半端に投げ出すわけにも行かない十字架を背負い続ける日々。

ただ、良くあれ。

辛くとも、泣きたくとも、自身が喰らった命に報いるために。
その分、誰かを助ける杖にならなければならない。

生きる意味を見つけた。だから俺は”大丈夫”だ


・能力
白兵戦特化のディーロイユーザー。旧式ディーロイ故に、オプション装備が少なく、行えることが少ないが、近づいて殴る。経験の浅い自身には思考パターンが単純で扱いやすく気に入っている。


・ディーロイデザイン
コアデバイス：黒い腕輪（手錠）
ディーロイ：中世の騎士の甲冑を思わせる重厚な全身鎧
初期型ディーロイであるが故、オプション装備などが少なく、戦闘のみに用途が特化されている。
搭乗者の安全確保が不十分であり、搭乗時に搭乗者の肉体の一部を装甲版で補強することで、無理やりな形で搭乗者の安全確保が行われてる。この機能は、実験機としてディーロイの搭乗者を生体ユニットとして取り扱われていた時期の名残ではないかと思われる。


・価値観
この世界に生きる人間は、誰しもが自分より生きる価値を持ち得ると思っているため、どんな人間にもリスペクト精神を持っている。
どんな時も”大丈夫”という言葉を忘れず、困っている人がいるなら手を差し伸べる。それが生きることの贖罪になると信じている。
過去の出来事からＴＶを毛嫌いしており唯一負の感情を表に出す。
宇治苑は自分が居てもいい場所と思っており、必要とされていることに安堵する。








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