画像の通りの格好。まれに他の服を着て行動することもある。

祖父と祖母、両親と共に暮らしていた。一見平々凡々な家庭にしか見えないが、実は代々続く陰陽師の家庭だった。祖父はその中でも『天才』と呼ばれるほどの才能を持っており、透はそんな祖父を敬愛していた。
しかし、ある日突然行方をくらませてしまった。行方不明になる前日、謎の長髪の男性と会話をしていたという話を聞き、透は祖父を探すために家族の元を離れて探偵として行動するようになった。
その後、自身のオーヴァードとしてのチカラを自覚し、運良くUGNに所属する人間に見つかったことでUGNイリーガルとして協力するようになった。当然協力の条件として、祖父の目撃情報を提供をするよう言った。

探偵になってから数日、ふと思いついた透は式神をデータ化し、スマートフォンに封じ込める術を作り上げた。これにより陰陽師の普通のイメージと掛け離れた闘い方に変化していき、変なコードネームで自称する呼ばれるようになっていった。
ちなみに、透の使役する式神の中で『犬神』が特にチカラをつけている。

『科学と陰陽道の複合技術』を創作していたときから自然とハッキング技術まで磨きがかかった結果こうなった。

透の探偵事務所は不思議な作りをしている。
建物ではあるが、外から見ると『入口が無く、通気口しか無い』ように見える。
このような作りになっている理由は、『自身が壁抜けできるから』『この作りの理由を察せる人間からしか依頼を受けたくないから』『オーヴァード関連の依頼だけしか受けたくないから』などの理由がある。だけどたまに気まぐれで一般人から依頼を受けることもある。

オーヴァードとして行動していく中で情報を整理すると、どうやら祖父が話していた相手は『コードウェル博士』だったようだ。そして祖父は今、残念なことにFHのエージェントとして行動しているとのことだ。
まだどこにいるかは分からないが、もし祖父を見つけたとしても勝てる自信はまだ無く、出会ってしまったら逃げるしかないと考えている。