容姿・経歴・その他メモ

「混沌と恐怖に抗うため目に見える悪が必要ならば、私がそうありましょう」

ルーツ：ニャルラトホテプ


一つの町を預かる身として、オーヴァードと人々の間に立つ壁となり、向けられる悪意の全てを一身に受け入れるＵＧＮ支部長。
「人ならざるモノ」を恐れる心を当然のものとし、その恐怖に抗うために石を投げる相手を必要とするならば、自らの身を差し出してその怒りと恐怖を受け入れることを信条としている。
ＵＧＮ支部長として、所属するチルドレンや、担当する町で暮らすオーヴァードたちのせめてもの安息が守られるよう、生活の細やかなサポートを日々の業務とし、時にその正体が露見しかけることがあれば、自分の正体を明かしてでも争いが起こらないように努める。
身を捧げるように手を組み、石をナイフを弾丸を、目を閉じ動かずに受け入れるヒバラを、恐怖の対象とするか、あるいは悪意の犠牲者と見るかは、相対した者の心によってのみ定められる。

かつてUGNの後ろ盾として多様に資金提供を行ってきた家の出身であり、自身もまたオーヴァードとして邪神の脅威から人々を守り続けてきた。しかし、3年前のマンハッタンの悲劇を境に、その立場は大きく変転することとなる。
多くの守れなかった犠牲の果てに、生き残ってしまったヒバナは、殉職した前支部長に代わって現在の支部を引き継ぎ、UGNの失墜と自らの家の没落の最中、必死に支部を守り通した。
あの時失われた仲間たちの命と信念を背負い、これ以上何も奪わせはしないと、ヒバナは前線に立ち続ける。
この命が、誰かの盾で在れる限りは。

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