“星の観察者”ジュジュ
プレイヤー:ひいろ
「おや?正位置の死神ですか…?不吉ですねぇ…」
- 年齢
- 284/見た目25
- 性別
- 男
- 星座
- 射手座
- 身長
- 172
- 体重
- 52
- 血液型
- A型
- ワークス
- UGN支部長
- カヴァー
- 占い師
- ブリード
- トライブリード
- シンドローム
- ノイマン
- ウロボロス
- オプショナル
- アザトース
- HP最大値
- 28
- 常備化ポイント
- 12
- 財産ポイント
- 0
- 行動値
- 8
- 戦闘移動
- 13
- 全力移動
- 26
- 魔術ダイス
- 9
経験点
- 消費
- +34
- 未使用
- 0
ライフパス
出自 | 魔術:死者を蘇生する目的のカルト団体の下で生まれた | |
---|---|---|
忌まわしい過去 | ||
経験 | 死者:自分の力の暴走で家族と大切な人を殺す。大切な人の蘇生を願った | |
死者蘇生 | ||
邂逅 | 日下部仁 | |
借り | ||
覚醒 | 侵蝕値 | 宇宙的知識を無理やりもらった。イス人からのプレゼント |
狂気 | 15 | |
衝動 | 侵蝕値 | 自分を傷つけるだけでなく他人を巻き込むこともある。自分の心が傷つくので自傷だね |
自傷 | 16 | |
その他の修正 | 4 | 原初の紫4 |
侵蝕率基本値 | 35 |
能力値
肉体 | 1 | 感覚 | 1 | 精神 | 6 | 社会 | 1 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
シンドローム | 0+1 | シンドローム | 0+1 | シンドローム | 3+2 | シンドローム | 1+0 |
ワークス | ワークス | ワークス | 1 | ワークス | |||
成長 | 成長 | 成長 | 成長 | ||||
その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
白兵 | 射撃 | RC | 1 | 交渉 | |||
回避 | 知覚 | 意志 | 11 | 調達 | 5 | ||
知識:クトゥルフ | 4 | 情報:UGN | 1 |
ロイス
関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
固定 | 魔術 | 幸福感 | / | 偏愛 | RE | 魔術は大好きですよ。美しいと思います。 | |
固定 | 死者 | 慕情 | / | 悔悟 | RE | 私が殺した、私の愛した、大切な人 | |
シナリオ | 筒香 紫 | 友情 | / | 脅威 | 友人だと思っているんですよ。私の。数少ない…。嘘だと、言ってくれませんかねぇ…。 | ||
― | |||||||
― | |||||||
― | |||||||
Dロイス | 古代種 | ― | 《リザレクション》取得 |
エフェクト
種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇 | |||||||||
ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
コンセントレイト(ウロボロス) | 3 | メジャーアクション | シンドローム | ― | ― | ― | 2 | ― | |
C値ーLV(下限値7)//EAP.129 | |||||||||
無業の影 | 1 | メジャーアクション | 効果参照 | ― | ― | ― | 4 | ― | |
あらゆる判定を【精神】で行える。1ラウンド1回/EAP.124 | |||||||||
窓辺に立つもの | 1 | 効果参照 | ― | 自動成功 | 効果参照 | 視界 | 3 | ― | |
登場時、もしくはセットアップで使用。登場しているLV体のキャラクターに[恐怖:あなた]を与える。[神性]には効果がない。/CRCP.99 | |||||||||
原初の赤:此処より永遠に | 4 | メジャーアクション | シンドローム | ― | ― | 武器 | 3+1 | ― | |
攻撃力+LV。対象に恐怖か永続的狂気が含まれている場合、攻撃力LV×4/CRCP.96 | |||||||||
原初の紫:妖精の手 | 2 | オートアクション | ― | 自動成功 | 単体 | 視界 | 4+1 | ― | |
判定ダイスの1つを10に変更する。1判定1回、1シナリオLV回。/EAP.100 | |||||||||
リザレクション | 1 | イニシアチブ | ― | 自動成功 | 単体 | 視界 | 効果参照 | Dロイス | |
対象の戦闘不能を回復し、HPを2D点まで回復する。回復したHPと同じだけあなたの侵蝕率が上昇する。1シナリオ1回//LMP.116 | |||||||||
星間飛行 | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 効果参照 | 至近 | 3 | ― | |
LV人連れて星空旅行!!!!!!!!!! | |||||||||
プロファイリング | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | ― | ||
ホームズ!!!!!!!!! |
術式
名称 | 種別 | 経験点 | 発動値 | 侵蝕値 | 効果 |
---|---|---|---|---|---|
炎の弾丸 | 印形 | 5 | 3 | マイナーで武器を作成して、シーン持続する。 |
コンボ
退魔の銀銃-シルバーバレット-
- 組み合わせ
- 《無業の影》+《コンセントレイト(ウロボロス)》+《原初の赤:此処より永遠に》+[サイドリール]+[能力強化:精神]+[思い出の一品](+《》)
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 意志
- 難易度
- 対決
- 対象
- ―
- 射程
- 20m
- 侵蝕値
- 10
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 6
- 8
- 11+-1+3+1+1
- 31+1D
- 100%以上
- 6
- 7
- 11+-1+3+1+1
- 35+1D
- 6
武器 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 命中 | 攻撃力 | ガード 値 | 射程 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
炎の弾丸 | 射撃 | 〈意志〉 | 意思+3 | 20m |
一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
思い出の一品 | 2 | その他 | 意志判定+1 銀の指輪 | ||
ガールン断章 | 3 | 解読難易度12/災害の招来、常世の饗宴、人払いの結界、炎の弾丸、換起:シュド=メル | |||
ソロモンの鍵 | 4 | 解読難易度7/アストラル投射、降霊術、占術、武器の聖別、ホルスの瞳、見えざる鎧 | |||
サイドリール | 15 | その他 | エフェクトを組み合わせた射撃武器を用いた射撃攻撃の達成値+3、ダメージ+1D10する。 | ||
能力強化:精神 | 3 | 精神の達成値+1。1シーン1回 |
経験点計算
能力値 | 技能 | エフェクト | 術式 | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用/合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
35 | 109 | 5 | 15 | 0 | 164 | 0/164 |
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
容姿・経歴・その他メモ
能力ルーツ:セラエノ大図書館
コンセプト:人らしいさ、魔術師、星
▶RP指針
〇一人称:私/昔は俺
〇二人称:コードネーム、君/昔は人の名前
〇特徴・語尾:名前を呼ばれると返事する。嘘をつくとき言葉に間があく。
〇癖:本のページの端をいじる
〇好きな物:魔術、星、海、月、人、本、勉強、凝った味の食べ物
〇嫌い・苦手な物:神、大切な人の死、カルト集団、自分
〇目的:死者の蘇生
▼名前の由来
ジュジュは偽名。気分で名前を変える。支部長になってからは周りに迷惑がかかるので変えてない。
本名:アリア・ラメント
偽名:ジュジュ
アリア=独唱曲・詠唱
ラメント=哀歌
ジュジュ=護符、まじない、呪物
▼性格
人だった時/興味のあるもの、ないものに対してすごくはっきりと言動に出すタイプ。良くも悪くも子供。魔術に関しては目を輝かせて学んでいた。コミュにケーションが一方通行。
今/興味があるもの、ないものへの反応の差が乏しく。何を考えているかわからない。あまり目立たない性格をしている。当たり障りのない言葉を態度を選んでいる。
とはいえ、内側は過去とそんなに代わっていないので、心の中でははっきりとした言葉が浮かんでいるのかなと思います。
嘘をつくのはうまい方ですが、親しい相手には見破れるレベル。
たまにじじくさいことを言ったり、自自臭いものが好きだったり…じじいなので
魔術はやっぱり好き。
▼エンセオジェンとの関係
兼ねてからUGNとして幾度も邂逅した敵だといいな。あくまで仕事として彼の目的を阻止しようとしているが、その目的がなにかすら引き出すことができておらず苦戦しているイメージ。
個人的には邪神の力を私的かつ悪用する人間は興味があるので、できれば殺すのではなくお話ししてみたいなと思っている。動機が知りたいなー!!
▼戦闘スタイル
PCの眼には宇宙の最果てが常に映し出されている。瞼を閉じれば暗闇の奥で奏でられる子守歌と共に、美しい星々の輝きが彼を魅了する。この魅了にとりつかれた時、自分は宇宙の最果てに在る存在の眷属になるのだろうと、理性は警告する。
だから彼はいつも曖昧に笑っている。他人にその宇宙を見せないように。自分がその星々に囚われないように。世界を半分の表情で見つめている。
彼の眼を見たものは、それこそ神と呼ぶべき存在でない限り、恐怖に凍りついてくれーーー!!!わああああ!!!!
子守歌のような呪文と共に自身の手中にありあまる熱を出現させる魔術を行使するのが通常の戦闘スタイル。その圧縮された熱は小さな星のような輝きを放ち、触れるものを焼いていく。
▼カヴァー
占い師をしている。辺鄙な路地裏にある小さなお店。店名は[ステラ・マリス]
主にタロットやオラクルカード、占星術を使用する。
魔術に触れているため、魔術やそれ以上のものが本当に存在していることは知っているが、所謂心理学的知識を使用して占う(プロファイリングとかでできてー)。選んだカードも、その人がそのカードを選んだ運命、導きと考えるよりも、そのカードを選んだ理由を考える。占う相手の仕草、語調、言葉選びから、必要な答えを推察し、カードや術の結果を込めて提示する。
あくまでその人ありきの占い。
魔術だけを妄信して占っていた時期もあったが、人の心にこそ自分の目的に通ずる。それこそ魔術の本質が隠されていると思っている。そのため、人の心をいっぱい勉強してる。自分も人間のはずなんですけどね…。その感覚は薄いかもしれません。
支部というほどでもないかもしれませんが、お店の裏手を仮で支部のように扱っている。裏口にはマンホールもあるよ!いつでも逃げれるね!!
UGNに入った理由は追いつめられた人間の方が自分の心をありありとさらけ出すものだと思っているから。人の心を知るため。
そして、生きる大義名分を得るため。人助けをすれば少しくらい自分は生きていていい存在になるかなって。
支部長になった理由は上からの指示。長命なのでとりまとめたりするのは得意だといいな!あと頭いい!から!!指揮できる!PCは頭いい!!ノイマンだもん!!!!!!ノイマンだもん!!!
古代種であることは一応、支部員に隠している。でも詰めが甘いのでばれててもいい。調べたら情報UGN、裏社会難易度8くらいでわかるレベル。
▼魔術について
初めてそれに触れた時、とても美しいものだと思った。
自身の技術や知識で可能性が広がるこの術は、知識を好むPCにはうってつけに自分の世界を表現する術だった。
▼PCが嫌がること(PLはされたら歓喜乱舞!!)
・仲良くなった人に裏切られる。死ぬ。
・人殺しと言われると笑いますが心傷つきます。脆弱メンタル
・普通の人間の時は足が動かなかったので、足を攻撃されることに恐怖心がある
・ダイレクトな感情。嘘ついてるの?とか寂しいとか言われると無理…。
・判断ミスを問い詰められる。
・人間だ、人間らしいと言われる。人らしくありたくなくてわざと人の心を知ろうとしているところがあります。どうせ人には戻れないのにという自虐精神です。せめて人の寿命で死になかったな…みたいな
▼嘘ついてるときのロール案
・そもそも常の笑顔そのものが嘘の塊
・あー…って間をおいてから饒舌にしゃべりだす
・目を逸らす。目見えないけど顔を逸らす
・すごい考え込むような時間ができる
▼仲良くしてくれる人用
・積極的に好意を伝えられるとおちます。ちょろいです。
・↑の影響で褒められるのにも弱いです。ありがとうございます。だけで流しますが心の中ではるんるんします。魔術ほめられると調子乗るレベルかも…
・人らしい感情、行動原理が好きです。どうしてそうするのか、そうしたのかを聞けると納得して好感をもちます。
▼このPCでやりたいこと
・人に優しくしたい。
・いろいろ秘密主義ですが詰めが甘くてばれたい
・胡散臭そうに見えて実は人間臭い感じを出したい
・強キャラ層に見えて実はそうでもない感じにしたい。心はすぐぼろぼろになります。
・頭いい感じにはしたい…あと占いや魔術を積極的に使いたいです。その辺りは得意だといいな!
▼過去設定(自分用)
【忌まわしい過去】
PCは284年前、伝承として存在したロシアモスクワの地下街で生まれた。その広大な地下集落は、存在そのものが死者蘇生をもくろむカルト教の集団であり、赤子の頃から邪神の存在、いずれ彼らがこの地上にもたらす悲劇を救済という形で教わり続けてきた。
PCは生まれた時から下半身が不随という一般的には欠陥品で、いつまでも歩くことのないPCに両親は疑念を募らせ、確信に至ったとき、その欠陥を利用する方法を思いついた。人とは違う異質なモノはすべからく弾かれ疎まれるものである。だからこそ、PCを集団内で異質なモノとして祀りあげることにしたのだ。
幸いなことにこの集落にレネゲイドを発症させたオーヴァードは存在しなかった。邪神を信仰すれど、その神の力を扱う者は存在していなかった。
だからこそ、ただの異質なモノであったはずのPCは他にない特別なものを神から授かって生まれたモノだという無茶苦茶な話がまかり通った。
ただの信者としてではなく、神の真意をもって生まれたものとして重宝され、ほぼ監禁状態で邪神に触れさせられてきた。
PCにとってもそれは苦になるものでなく、潜在的に学ぶことが好きだった彼は、邪神と、そしてその周囲に取り巻く不思議な力。魔術についての知識を能動的に取り入れていった。それが唯一彼の世界を広げる手段で、彼の世界そのもので。
けれどすべてに不満がないわけでなかった。知識を手に入れれば入れるほど、彼は文字だけでなく自分の目で世界を見たいという欲を持つようになる。
中でも彼が憧れを抱いたのは空だ。地下にはない。永遠の暗闇の果てに存在する宇宙。光と呼べるほどの熱が瞬くその世界を彼は見てみたかった。
【覚醒】
黒く分厚いブロックで造られた建物の中には、人智に及ばぬ数々の知識が存在していた。
280年前。PCがいつものように暗闇の続く地下で眠りについてしばらく。妙な気配に目を開くとそこには見たことのない世界が広がっていた。
理屈のよくわからない方法で明かりがともった室内には何億冊ともいえる本の山が広がっており、その光景を眺めているだけで数億単位の宇宙の果て、世界の知識が脳みその中をかき回すように巡り。
思考が全て焼ききれるような痛み。苦痛。いや実際に焼き切れたのかもしれない。切れてまたつながって分裂していくような奇妙な感覚。人には到底理解できないものを無理やり飲みむよう強要される。彼が人の枠を超越するときまで。
それこそ数億と呼べるような一瞬の時間の後、宇宙的知識の波は収まる。
彼は全て理解した。いや、心を壊さぬよう、ヒトの理性を残すため、一部の知識に鍵をかけ抑制する精神を獲得した。
この世界には見てはならないものが多く存在している。得てはならない知識があるのだ。
【死者蘇生と古代種】
PCが邪神因子に覚醒してまず得たシンドロームはノイマン、ウロボロスであった。一件としてわかりづらいその超越した能力は地下に生きる彼の日常を変えるものではなかった。賢いがゆえにこの力が信者にしれれば今よりずっと不自由になるとして、ふるまい方を選んでいた。
20ほどになったとき、PCは初めて地下からの脱出を試みる。
オーヴァードとなった時、動くようになった足と超越した身体能力で、人が眠りにつく夜中に。彼は外を目指した。
理由は空を見るため。星を見るためである。
その願いは難なく叶えられる。特に人に見つかり騒がれることもなく脱出した彼は、地に立って夜空に広がる光をみた。地下では決して見ることのできない光の美しさに感動して。涙すら流れようというところで、同じように空を見上げる人がいたことに気が付く。
独りで空を見上げていたその人はどこか気にかかるほどの哀愁を漂わせていて、美しいと思った。ひとめぼれといっても差し支えがないほどに強く惹かれた。
それからは毎夜、”彼”と邂逅するために地下を抜け出す日々が始まる。
色んな話をしていく中で”彼”のことも知っていく。彼は自分と同じオーヴァードで、オーヴァードの中でも人の寿命を超越した存在で。もう300年ほど生きているらしい。彼の知識は豊富で、本ではなく実際に見て経験したものをまるで物語のように聞かせてくれた。
PCの世界は本ではなく”彼”を中心に廻るようになった。子守歌のような歌と共に紡がれる言葉、自分もその場にいるのではと錯覚させられるような語り口が、なにより初めて触れる人の暖かみというものに惹きつけられ、囚われた。
そんな日々は以外にも長く、5年ほど続く。
次第にPCは地下のカルト集団に疑念を持ち始めた。
価値観がかわった彼にとって、邪神を信仰し、世界の崩壊とも呼ぶべき神の召喚を願うなんてただの人殺し行為だった。
けれど生まれ育った場所を捨てて逃げられるほど、PCは大人でもなかった。次第に態度が変化していくPCを信者たちは不審に思い、結果、夜の脱走と邂逅がばれる形となる。
”彼”は神を冒涜する存在として、信者に暴行され、PCの目の前に置かれる。もちろん”彼”もオーヴァードだ。それも特殊に死にづらい。人ごときに何をされても”彼”ならば抵抗して逃げれたはず。
けれど”彼”にもPCへの情があった。数年の中で培われた情の中で、自分が今此処を去ればPCがどうなるのかと案じた。
治りかけとはいえ、酷い暴行をうけたと一目見てもわかる”彼”の惨状にPCの心はこれまでにないほど揺さぶられる。
その時、星を見た。
”彼”に重なるようにして、幾多モノ星が見える。それはきっと宇宙の果てに存在する光景。
脳に響く耳障りだけどどこか心地の良い旋律。それは”彼”が歌っていたもの。
まるで眠りから覚めるように、理性を持つためにと封じられていた知識の波が蠢いた。
気が付くとPCは血だまりの中に倒れていた。目を開けどそこは暗闇で。当たり前のように自分の生まれた地下の町が広がっている。しかし、周囲は恐ろしいほどの静けさに包まれていて。
濃密な血の匂いが鼻をついて。自分の体はまるで刻まれたように細かな傷が残っていて。
何より周囲には何百という死体の山が転がっていた。
もちろん”彼”のものも。自分のすぐ横に。まるで眠るように倒れていた”彼”の肩に触れる。その温度があまりに冷たくて彼は初めて知識としてしか知らない死を知った。
他の遺体などどうでもよかった。とにかく”彼”だけは取り戻したくて。彼は”彼”を殺した禁忌に触れていく。”彼”を生き返らせるために。
自分の暴走によって大切な人の死を迎えた彼は自分の生に絶望したが、”彼”の血を長時間浴びたからか、彼の体には不老不死とも呼べる古代種のレネゲイドが宿った。
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