オカルトマニアの間では知られている有名な花房神社第四十代目巫女。
祈祷や除霊などを専門に行っており、歴代の巫女や神主の中には皇居関連者にも顔の通じるほどのエリート一族である
…のだが、本人のやる気は非常にお察し。
祈祷の際に巫女の上からジャージを羽織るわ、暇な時間はポップコーンとコーラ片手にB級ホラー映画にうつつを抜かすわ、人を選ぶ類の特殊な下ネタに理解があるわとやりたい放題である。
その癖に巫女としても支部長としても実力がやたら高いのでタチが悪い。
目付きと口と手癖が悪い。おまけに足癖も悪い。
依頼であるならば報酬次第。本当に巫女かこいつ

紅白の巫女服に黒い紐をリボンのように編み込んだ格好をしている。
花房神社が誇る最高峰のサラシ術を習得しているため、見た目は貧乳に見えるがかなりのプロポーションを誇る。

あいうえお

実力はあるも相応の対価を払わないと働こうとしない現金主義。
ちなみに彼女が相応だと思えば、現物でも休暇でも問題ない。
基本的に良い加減だが、年齢に反して冷静かつ硬派で理性的で論理性を重んじ、筋が通らないと判断した場合は大人相手でも容赦なくものを言う度胸も持つ。
幼少期から一族の汚い面を目にしてきたため、顔見知り以外は依頼でない限り ほとんど他者と関わり合いになろうとはしない。
また普段は適当で破天荒だが「仕事」においては非常に理知的。一方で一度決めたことに対しては、自分の責任で以て何処までも突っ走る。

「口寄せ」と呼ばれる術を武器とし《折り畳み》によって札の中に封印した神獣たち魂をモルフェウスの能力によって生成した金鉄で構成されたの素体に定着させることで疑似顕現させることが出来る。

かつては非常に優秀な巫女であり巫女としての職務も真面目に執り行っていた。
その中でもかつてから一族の課題であった「穢れを貯めこんでしまった神獣」の清めの儀式を執り行う準備中に怪我を負い、オーヴァードへと覚醒する。
その後、UGNに接触されイリーガルとして勧誘されるも 最初は実家の仕事を継ぐために断ったが、
直後に行った儀式本番に顕現した能力によって、歴代の巫女たちが百年以上かけて少しずつしか進められなかった浄化を一瞬で成し遂げてしまい、
その日以降、自らが手に入れた力の大きさを知った彼女は全てにおいて自堕落になってしまい、自分が継ぐはずの真巫の座も妹へと渡してしまった。(妹はそれを受取ろうとせず、あくまで姉が神巫として相応しいと思っている)

しかしある時N市に降りかかった事件をきっかけに、彼女は自分以外のためにも力を振るうようになる。
両親に対し言い放った「異なる世界の見聞をせずして真巫になるつもりはない。」とい言葉を皮切りに、
彼女は少しずつだが一人の戦士として歩み始めたのだった。

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二汰繰件 阿加羅
七汰繰壁 吽鎧