容姿・経歴・その他メモ

「貴殿も星の導きや大地の思し召しを聞きに来られたのかな？　どれ、この矢舗神兵衛めが示してしんぜよう」

「当たるも八卦、当たらぬも八卦。星の導きなんかあるわけなかろう。占いに頼るのは、本人は答えをとうに持っとるのに、気づいてないかそれを後押しされたいだけにすぎん。ただ、他人に言われるのが癪だから、星やら大地やらに縋る。まったく、阿呆の極みだと思わんか？」

「若者をお膳立てするほど、出来たジジイではなくてな。そら、本気を出してやろう」

生まれも育ちもスラム街。親は物心ついた頃には死んでいた。学校はまともに行けなかったが、金持ちの家で下男をしていた時に、主人の計らいで義務教育レベルの勉強はさせてもらえた。そのほか、あらゆる職を転々として、日銭を稼いできた。
転機は、ウイルスに感染し、ノイマンとモルフェウスのシンドロームが発現したことにある。全知全能・万物の創造と破壊をできるようになった。しかし、彼はむしろ困った。ジジイになってからこんなことができるようになっても、正直使い所がわからん。
そんなことを思っていた矢先、テレビで星座占いのコーナーを見かけた。なんともくだらん。そう思った瞬間、彼は天啓を得る。
そうか。人は自分で何かを切り開くにあたり、誰かの助言があった方が動けるのか。だから、占いなんて非現実的なものにまで手を出して、自分の意思決定が「正しい」と思いたい。なら、その助言を売る側になれば、けっこう稼げるのでは？今の自分はジジイなので、言うことに貫禄とか出そうだし。
早速、それっぽく水晶やら八卦やらを作り出し、占いという名のカウンセリング兼コンサルタントを始めた。ノイマンの能力で相談者の話や状況を分析して最適解を叩き出して『星の導き』だのなんだのとして伝え、モルフェウスの能力で作ったそれっぽい御守りを持たせて安心させた。瞬く間に、彼の占いと御守りは効果絶対と評判になり、有名な占い師となった。今では、なんか色んな界隈の人間が彼に相談してくるので、色んな噂話なんかも集まってくる。すげぇや。
なお、本人はリアリストなので、星の導きとか全く信じてない。占い師やってるときは余裕ぶってるけど、普段はわりとケチケチしてる。

喋り方だけでいうと、某刀剣付喪神顕現ゲームの三日月な一振りとか、一文字のご隠居な一振りみたいなイメージ。これは浮島さんにしか通じない気がする。

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そのほか、R15くらいかかるかなって感じの設定。見ても見なくてもなんの支障もない。
https://privatter.net/p/10934361

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