ありがとうございました。

【Relation Data】
名前：
性別：女
年齢：17（数年間おおよそ18と言い張り続けている）
ブリード：クロス
シンドローム：エンジェルハイロゥ/ハヌマーン
ワークス/カヴァー：UGNチルドレンB/ミレニアムサイエンスハイスクール2年生
所属：UGN→無所属（ミレニアムサイエンスハイスクール）
コードネーム：｜ディープフェイク《にじそうさく》
誕生日：不明
好きなもの：男性×男性　女性×女性　なんなら男性×女性もOK。
嫌いなもの：〇〇しか認めないと騒ぐ人。
苦手なもの：純愛。プラトニック。嘘をつけ。

「いいか、これから私が言うことは冗談に聞こえるかもしれないが、冗談ではない。
　アイツは、放っておけ。

　もう一度言うぞ。大なり小なり権力を基盤としてここで活動していくつもりなら、｜ディープフェイク《にじそうさく》に手を出すな。」

UGNプロジェクトの一つ。モノを作る・直すことに特化した人材を育てるReプロジェクト。
建物をくみ上げることに特化したモルフェウス。大量の資材輸送を可能にするバロール………。

彼女はそんなプロジェクトの失敗作である。
空中に設計図を描き上げる能力はあれど、それを補完する能力は現れず、どちらかと言えば人を描き出す能力に長けた彼女は失敗作としてプロジェクトから外れた。
実験体として少々倫理観の緩んだ彼女は「他者の姿」を映し出し、「他者の声」をその映像から流すことによって、思い通りの映像を作り出すことができるクリエイターと化した。


その危険性は、幾分か遅れて認識された。
世界の指導者のどんな姿でも作りだすことができる能力は単一の存在が手軽に持つには危険過ぎたのだ。

幾ばくかの制限と引き換えに、ほどほどの自由を与えられた彼女は、ミレニアムサイエンススクールにて悠々自適な生活を送っている。

彼女の名前は中空ウツロ。これももちろん偽名である。
むしろ、本名などつけてもらったことがない。
同人界隈ではウツ先生などと呼ばれるが、彼女自身のことを知っている人が関係者程度でとにかく少ないため、実際には存在しないのでは？などと言われていることが多い。
髪はヴィヴィッドな蛍光色を配置した玉虫色。これは気分や体調によって変わる。
胸は大きい。これは映像関係なく素のサイズとのこと。


彼女にとってはこの世界はキャンバスだ。存在する人間は画材である。
ああ、今日はどんな人でどんな光景を描こうか。