容姿・経歴・その他メモ

“異端なるモノ（アポステイト）”ジャンヌ・ダルクについて
世界中を旅しながら邪悪な魔導書や、それに連なる存在を刈り続けているシスター。
外見年齢は16、17歳くらいだが一切の経歴が不明で、少女の姿をしているが過去に同じ容姿の彼女を見かけたとか、そもそも何十年も前から存在し確認されているとも言われている。
名前を聞けば素直に答えるが、聖女ジャンヌ・ダルクに関わりがあるのか、もしかして本人なのかと聞かれても「知らん」「さぁな」と興味がないように返事をする。
邪悪な魔導書は当然ながら、それに魅入られるものに対しても嫌悪している。
もちろん中には魔導書やそれに連なるものたちに利用され悪鬼外道に堕とされたものがいることは理解しているが、それとこれとは話が別。
可哀想だし同情もする。
しかし、例え本人の意思とは別に利用されてしまったとしても罪を犯したのなら相応の罰を受けなければならない。
せめてもの情けとして、「君は堕ちたくて外道に堕ちてしまった存在では無いんだよ」の意味合いを込め
「君を否定する」と焼き尽くしている。



ニャルラトホテプの意志とジャンヌの正体
無貌の神の暇つぶしにして害意と絶対的な悪意であり善意の象徴。
無限に存在する化身の中で稀有な善性の存在だったが、それゆえに本体から玩具として利用される事となった。
記憶を奪い農村の娘として現界させ神の啓示（ニャルラトホテプの自作自演）として扇動、フランスの救済へと導かせ最終的には異端審問にかけられる事となる。
さらに怨敵であるクトゥグアを利用・誘導し、自身の要らない部分を処理させ意趣返しも成功。
全てはニャルラトホテプの暇つぶし。
本人としてはとしては愉快痛快捧腹絶倒爆笑必死案件として終わったのがこの世界線によるジャンヌ・ダルクの顛末である。
しかしそこでニャルラトホテプの予想外のことが発生する。
顛末に気が付いたクトゥグアがジャンヌを眷属として復活させ、今度はニャルラトホテプのカウンターとして活動させる。
炎が使用できるようになったのはそのためだ。
『無貌の神』と『生ける炎』・・・その２柱に利用され、血なまぐさい艱難辛苦を味わい続けさせられる人形。
それがジャンヌと言う少女だったモノ（物）の真実である。
なお本人は、その事実を完全とはいかないまでも漠然と理解しており、それゆえに人々の人生を弄ぶ旧支配者や魔導書と言う存在を真っ向から否定する存在となった。
たとえそれが本体の娯楽の一つになろうとも。



玩具修理者キャンペーン2話を経て
事件を共に挑んだ仲間に対しては既に情を持っている。
ぶっきらぼうに振舞っていても、それは外道や邪悪な魔導書を滅するためになれ合いは不要なものであると思っていての行動のためで、元来は仲間想いであり、それが緩んで表に出てきた。
そのためN市での仲間やI村で出会った親友の曾孫はジャンヌにとって大切なものに変わってしまっている。



玩具修理者キャンペーン4話を経て
洋館での事件の後、N市で賃貸住宅を契約しエリスと2人で暮らすこととなった。
エリスは今までの環境で同年代の少年少女と接したことがなく学校では浮いている。
それを解消するために、まずは遠距離からのバスで通学するのではなく近場から通学することによりクラスメイトと遊べる時間を確保するためだ。
またゲームやアニメ、漫画やコスメなど同年代との趣味を知りクラスで会話の取っ掛かりとするためにそれらも用意し、2人で見たり遊んだり試すようにもした。
近所には従妹のお姉さんとこの近くに転校してきた女の子の二人暮らしと説明している。
まだエリスは幼く、少なくとも1人暮らしが出来る年齢に達するまではジャンヌもこの街を起点に活動するつもりだ。


玩具修理者キャンペーン6話を経て
短期間にニャルラトホテプの権能を使用し続けたため本人も影響が出てきた。
具体的に言うと本人の意思と無関係にニャルラトホテプ本来の悪性である人格が出現する。
今回はエリスを引き合いに恫喝してきた“世界観測者”ユーリにジャンヌの意思とは関係なく重傷を負わせた。
このままでは仲間やエリスを手をかけてしまうのかもしれない。
そう思ったジャンヌは近いうちにこの街を離れる決意を固めた。
エリスの事はこの場所でできた仲間に頼んでみようと思う。
そう、今のジャンヌは他人に頼ることが出来るようになったら。
最もそのお願いや身辺整理は・・・この街での事件が片付いてからなのだが。

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