両親共にオーヴァードの家庭に生まれた一人娘。元々男勝りで、一人称は「俺」だった。
任務の都合上、各地を転々としていた。一番長かった滞在年数は三年。小学四年生～小学校卒業の時期がそれにあたる。
当時は住まいが近かった和泉和輝とよく遊んでいた。お互い意気投合し、男女の違いを気にしない友人として接していた。
卒業の際に彼からもらった鉢巻は、思い出の一品として持っている。腕に巻き付けている事が多い。

その後は中学生時代にオーヴァードとして覚醒した。いつから覚醒していたかは不明だが、能力が表立ったのは中学生時代。
覚醒当時も小学校時代から引き続き、血気盛んな性格であり、戦闘訓練が一番の楽しみであるチルドレンであった。

しかし、力の制御は常に上手くいくわけではない。自身の力が暴走してしまうこともままある。……桐華も例外ではなかった。
当時の教官であった道天寺真琴と共に任務にあたっていた所、ジャームによって自身のレネゲイドが暴走させられてしまう。
その結果、廃ビル一帯を電撃が飲み込む。ジャームは一瞬で塵となり、桐華と真琴は全身不随に陥ってしまう。

それから桐華と真琴は義体化手術により、一命を取り留めることができた。
この一件が桐華に影を落とす事となり、血気盛んな性格は鳴りを潜めていく。
真琴自体は「生身では限界もある」という考えに至ったのか、義体の研究を始めるようになった。
引きずっている桐華の事も気にかけているようだが、桐華自身はどうしても割り切れずにいる模様。

それからニ年後、学園ことアカデミア入学の誘いが14歳当時の桐華の元にやってくる。
学園で体系立てた知識を得る事で、レネゲイドの制御を盤石なものにできると考えた桐華はこれを承諾。学園島へと向かった。

アカデミアに入学した桐華であったが、特定の友人を作る事はなく一人で行動している事が多い。
桐華の人付き合い能力に問題があるわけではなく、誰かと親しい距離になりすぎる事を恐れているだけである。
かつての教官のように、自身の所為で親しい人間に被害を及ぼしたら……と思うとやりきれない気持ちになる為である。

なお自身のランクについては偽っている。力を振りかざすつもりはないという心の表れである。

寮については、ガーディアンズドミトリーを選んだ模様。桐華曰く「綺羅びやかなのは似合わない」
なお、そんな桐華宛にぬいぐるみが届く事がある。なんでも義体のメンテナンス担当が持て余した分が回されてきたのだとか。
義体の修理を受けてくれる事もあり、強くは言えないがぬいぐるみの処遇に困っている模様。
……かといって捨てるわけにもいかないのか、自室のアクリルケースの中に飾っているようだ。
最近の新顔は、目付きが悪く顎が鋭い、水色と茶色のカメのぬいぐるみらしい。

そうして人との関わりを避けていた桐華であったが、幼馴染の和泉和輝がアカデミアに入学してきた事を切欠に変わっていく。

和泉と家守ダイチと御厨佑とチームを組んで奮闘したり、突然現れた和泉の妹を名乗るRBに感情が強く爆発したり、
御厨と共にお化け屋敷に入ったり、RBの少女のアイの為に島中を駆け回って遊んだり、学園島の命運をかけて神と戦ったり。
様々な事を学園島で経験し、嵐のような期間から一週間後、共に活動していた御厨から告白された。
酷く狼狽える桐華であったが、彼の想いは本物であった。色々思考が巡った末、彼と付き合う事を決めた。

この経験はある種の自罰思考となっていた桐華に変革を齎した。
真琴への想いは悔悟から感謝や尊敬へと変わり、能力制御に勤しむだけはなく、義体の研究に協力するようになった。

桐華のレネゲイドを含んだ電流で稼働する主砲を肩に担ぎ、プラズマ化した弾丸を相手に向かって射出する。
相手に一方的に狙いを定める為、光の屈折を利用して姿を消し、姿を消している間に主砲の電力をチャージする。
弾丸が着弾すると相手のレネゲイドと反応を起こし、相手は電撃を流されたかのような衝撃を受ける。

コードネーム

ZOIDSシリーズの技「荷電粒子砲」

口調

艦隊これくしょんの艦娘「長門」

光の屈折

ロックマンエグゼ4のサーチマンの技「コウガクメイサイ」

主砲

ARMORED CORE VERDICT DAYのキャノンの一種「AU07 Knocker」