容姿・経歴・その他メモ

「死ぬってなんだろう……」

死の意味を探究する少女。
彼女がオーヴァードと化したきっかけは、曽祖母の葬式だった。いまだ死というものを理解していなかった彼女は、大好きだったはずの曽祖母の葬式を何気ない日常と同じように過ごしていた。
時を同じくして、葬儀場の近隣でとある物を巡った抗争があった。抗争の当事者達は非オーヴァードであり、その物が持つ意味を理解しないままに争っていたと思われる。
抗争の原因となったのは、とある神社から持ち出された御神体だった。そして、その御神体にはあるレネゲイドビーイングが宿っていた。レネゲイドビーイングは激化する戦闘から離れ、最も近くの依り代に相応しい存在……樫詩菜乃に宿った。
その数分後、近隣一帯を破壊する謎の爆発が発生。葬式場も爆発に巻き込まれ全壊した。
生存者は詩菜乃のみ。その詩菜乃もレネゲイドビーイングと融合し強靱化したと思われる箇所以外……全身の53％を失っていた。
その後詩菜乃は爆発を調査していたFHの手によって回収され、命を繋ぎ止める為に義体化の手術を受けた。

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