容姿・経歴・その他メモ

25歳・男性。どこか食えない雰囲気をまとった男。
UGN N市支部の支部長として真面目に職務をこなしており、忠誠心も本物ではあるがその忠誠の形は少々歪んでいる。
戦場では冷静沈着、だが戦いそのものを嫌いきれない、むしろ愉しんでいる節があり、その果てで壊れてしまっても構わないと思っている。

人の“強さ”に異常なほどの関心を持っており、なぜ人は立ち上がるのか、なぜ抗うのか、その行動の根にあるものは何か。他者への理解を深めようと解剖するように見つめている。
そのため、人と話すこと自体は嫌いではない。むしろ、理解するため彼にとっては必要な過程であると理解している。

家庭環境が崩壊しており、弱気な父と支配的な母、そして何も出来ない自分の三人家族。
父は母に利用され、やがて見限られ、息子ともども捨てられた。
彼はその出来事を「僕と父が弱かったせいだ」と結論づけている。弱さは罪。そう定義して以来、彼は強さという理想を心の支えにしている。
だが、父を完全に嫌いになれず自分のような“弱者”を、それでも見捨てなかった父の手を、今もどこかで覚えている。

人に対し「強くあれ」とは言わないが、“弱さを言い訳にする者”を心底軽蔑している。が表に出すことは無い。
反対に、傷だらけでも自分を変えようと足掻く者には、強い好意と敬意を抱く。

カヴァーは楽器屋の店主。
様々な客が来店し、そこで生まれる会話も尊く思っているが音を整え、弦を張り直す手先の仕事に没頭する時間を何よりも心地良く感じている。

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