容姿・経歴・その他メモ

彼女には密かな自慢があった。
それはノイマンのシンドロームではなく、細やかな気配りや調整だ。
中枢議員として抜擢されたことはもちろん嬉しく思うが、それよりも意見の調整・健全な議論こそ自身の武器だと自負している。

なので支部長として日本へ送られことにかなりのショックを受けた。
しかも裏があるのは間違いないのに誰も教えてくれないのである。
時に意見もぶつかり合うし、仲良しこよしではないのは承知だが、あんまりではありませんか……？

自分が思っているより精神的なダメージを受け、日本に来てからもやや主張が弱くなってしまっていること気にしている。
意見の調整役は自ら勝手出るが、本調子が出ず空回りしてさらに気を落とすことが多い。

生まれはごく普通で、地元（アメリカ）では天才少女として名を馳せ、後にオーヴァードだと発覚した経緯をもつ。
飛び級で学校を卒業していたため、学校生活に若干の憧れを持つ。
アメリカ人の父と日本人の母をもつハーフ。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
・動機
中枢議員として自負があり、UGNに名を連ねる者として誇りはある。
だが中枢議員であるにも関わらず、ろくな説明もないまま送り出されたことに落ち込んでいる状態だ。
きっと何か訳があると信じてはいるが……いるんですが……！

職務は忠実に、また支部長という立場であることも忘れず、仕事には前向きに取り組むだろう。
だが中枢議員に「裏切られた」という感情を処理できず、戸惑い気味になっている。
支部長でありながら、判断を他の者に尋ねる場面が見られるだろう。

本調子だった頃の彼女は実現不可能だと理解しつつも「人類は私に管理運営されれば幸せになれるのに」と考えていた。
……そんな内心を見抜かれたのではないか？とも悩んでいる。

セッション履歴