容姿・経歴・その他メモ

草臥れた印象の中年男性。
春日恭二と秋山、そして秋山の死んだ妻である葵は大学時代の同期であり、若き日には良く共に過ごした間柄であった。根っからの自由人であり大雑把な劣等生の秋山と、エリート志向で神経質な優等生の春日は度々喧嘩もしたが、それを葵が前向きに上手く取り持つ事で3人の奇妙な関係は成り立っていた。
しかし卒業と共に春日は自身の野望の為に裏社会へと消え、残された秋山と葵は平凡な人間として結婚し、暮らした。
とある切っ掛けで2人共にオーヴァードとして覚醒した後は、能力の都合で葵が前線に立ち、秋山がそれを支える事になった。
だが、ある時任務の最中に葵は死亡した。自分の無力さを悔いた秋山は前衛に転向し、らしくない努力を重ねて葵の使っていた剣を使いこなせるようになった。
秋山は春日がエリート街道から転落し、苦渋の日々を送っている事に複雑な感情を持っている。「もし春日が野望に固執せず自分たちと共にいてくれたのなら」という思いを捨て切れないのだ。故に彼は春日がFHとして作戦を遂行していると察知した時は、その打倒に直接出向くようにしている。春日の妄執を、いつの日か断ち切るために。

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