ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

ジュジュ - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

Twinkle,twinkle, little starスターリースカイジュジュ

プレイヤー:ひいろ

子供は宝ですからね。大人が守りましょう。

年齢
284/見た目25
性別
星座
射手座
身長
172
体重
52
血液型
A型
ワークス
UGN支部長C
カヴァー
占い師
ブリード
クロスブリード
シンドローム
ノイマン
ウロボロス
HP最大値
28
常備化ポイント
4
財産ポイント
+6=4
行動値
8
戦闘移動
13
全力移動
26

経験点

消費
+50
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 孤児院/待ち望まれた子供でしたが、望まれた通りの子供ではありませんでした。
待ち望まれた子
経験 オーヴァード/自分がなぜこの力を得、今を生きているのか、正直なところよくわかっておりません。大切な人がいて、大切なものがたくさんあった、気はします。
秘密
邂逅 神様/死にたくない。という願いを叶えてくださいました。
古代種
覚醒 侵蝕値 人として死んだとき、人として死ねなくなりました。
18
衝動 侵蝕値 自分の力は醜い。汚らわしい。人と違う力。大嫌いな神様の力。どうか、誰か、私を許して。
自傷 16
その他の修正13【パトロン】6《原初の赤》3《原初の紫》4
侵蝕率基本値47

能力値

肉体1 感覚1 精神6 社会1
シンドローム0+1 シンドローム0+1 シンドローム3+2 シンドローム1+0
ワークス ワークス ワークス1 ワークス
成長 成長 成長 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵 射撃 RC2 交渉
回避 知覚 意志1 調達1
情報:UGN1

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
固定 オーヴァード 慕情 悔悟 RE 愛していました。私の神様。
固定 神様 執着 嫌悪 BL 私が心から望むモノ、欲しいモノをすべて奪っていく神様。この世で唯一大嫌い。
シナリオ 子供たち 庇護 不安 子供を守るのは大人の義務ですから。
Dロイス 古代種エンシェントレネゲイド 《フラットシフト》取得

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
無業の影 1 メジャーアクション 効果参照 4
あらゆる判定を【精神】で行える。1ラウンド1回/EAP.
コンセントレイト(ウロボロス) 2 メジャーアクション シンドローム 対決 2
C値-LV(下限値7)/EAP.129
喰らわれし贄 3 オートアクション 自動成功 自身 至近 1
オーヴァードに1点でもダメージを与えた際使用。攻撃力+LV×3。1シーン1回まで/EAP.122
戦神の祝福 3 メジャーアクション 〈白兵〉〈射撃〉 対決 武器 20 120%
攻撃力+LV+4D。1シナリオ1回
原初の赤:要の陣形 1 メジャーアクション シンドローム 3体 3+1
対象を3体に変更する。1シナリオLV回
灰燼に帰すもの 3 メジャーアクション シンドローム 対決 4 リミット
《喰らわれし贄》発動中のみ使用。攻撃力+LV×5。メインプロセス終了時《喰らわれし贄》を解除する。
尾を喰らう蛇 1 セットアッププロセス 自動成功 自身 至近 4
1d点HPを失う。また、あなたが取得している「あなたがオーヴァードに1点でもHPダメージを与えた際」と書かれたエフェクトをひとつ使用できる
原初の紫:妖精の手 1 オートアクション 自動成功 単体 視界 4+1
判定ダイスの1つを10に変更する。1判定1回、1シナリオLV回。
フラットシフト 1 メジャーアクション
リアクション
効果参照 0 Dロイス
組み合わせた判定で上昇する侵蝕率を合計で0点にする。

コンボ

武器常備化経験点種別技能命中攻撃力ガード
射程解説
ナイフ 2 0 白兵
射撃
〈白兵〉〈射撃〉 -1 2 至近/10m
一般アイテム常備化経験点種別技能解説
思い出の一品 2 その他 意志判定+1
銀の指輪
サイドリール 15 その他 エフェクトを組み合わせた射撃武器を用いた射撃攻撃の達成値+3、ダメージ+1D10する。
コネ:情報収集チーム 1 コネ 情報:の判定達成値+2。1シナリオ3回
∟パトロン×3 カスタマイズ 財産点+6点/基本侵蝕+6
サラウンズレポート 5 エンブレム シーンに登場しているキャラの〈情報:〉判定ダイス+1
ウェポンケース 1 その他 指定した武器をオートで装備[]
リーダーズマーク 5 エンブレム 判定直前使用 【精神】使用判定達成値+5 1S3回

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
0 155 25 0 180 0/180
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

文字色
#005599
モチーフ・コンセプト
人らしいさ、魔法使い、星
誕生日
12月13日
特徴
エフェクトを個人的な場面では魔法と呼んでいる
星言葉


 テータ・オピウーキ(へびつかい座θ星)
 集中しないアドベンチャー



「魔法とは人の心で扱うもの。人らしくあればこそ、美しい魔法を扱うことができる。」

▶RP指針今/非オーヴァドの頃

一人称
私/俺
二人称
コードネーム、キミ/人の名前
特徴・語尾
名前を呼ばれると返事する。嘘をつくとき言葉に間があく。
本のページの端をいじる
好きな物
魔法、星、海、月、人、本、勉強、凝った味の食べ物
嫌い・苦手な物
神、大切な人の死、自分
目的
人として死ぬ


性格

人だった時/興味のあるもの、ないものに対してすごくはっきりと言動に出すタイプ。良くも悪くも子供。レネゲイドを魔法と呼び、目を輝かせて学んでいた。コミュにケーションが一方通行。


今/興味があるもの、ないものへの反応の差が乏しく。何を考えているかわからない。あまり目立たない性格をしている。当たり障りのない言葉を態度を選んでいる。
とはいえ、内側は過去とそんなに代わっていないので、心の中でははっきりとした言葉が浮かんでいるのかなと思います。
嘘をつくのはうまい方ですが、親しい相手には見破れるレベル。
つまらないダジャレを言う

同卓PC

●どくろ=木魚迦(もなか)ちゃん:呼び方/骸骨遊戯-スカルディスコ-
突然支部にやってきた不思議な子。という印象。自分に興味を持つなんて奇特な趣味だなと感じますが、彼女の言葉は心に刺さるものが多く、長く揺るがせたくはなかった心がぐらぐらしそう…?
死をエネルギーとして生きる彼女はまさしく生者だと感じています。


●月乃和 容ちゃん:呼び方/君のテディベアになりたい-テディ・ガール-
人らしくありたい、そうなれないかと模索しているレネゲイドビーングということで、似て非なる対照的な様子を出せたらいいなと思っています…!愛や恋という人らしい感覚を探し、心から求めている姿が真っすぐで綺麗だな、と思うと思います…!!

ワークス・カヴァー

どちらも共通して、より多くの人の心に触れたい。

ワークス

支部の1つとして、レネゲイドの被害により親や住むところの無くなった子供を保護する孤児院を経営している。
施設名〖星雲ネビュラ〗、子供たちのことは〖小さな星リトルスター〗と呼びたい。
非オーヴァード、オーヴァード用の施設があり、非オーヴァードは記憶の処理と、一般人と遜色のない生活の提供。
オーヴァードに対しては、レネゲイドの真実を知りたいものには、UGNチルドレンとして教育を行う。
レネゲイドと離れた生活を送りたいものには、レネゲイドを”魔法”と言い換えて、コントロール方法だけ教育する。

この施設の運用は、資源やレネゲイドの知識、記憶の処理やコンディションチェックといった専門的な部分はUGNに頼っているが、その他子供たちと関わる職員、費用、具体的な方針の決定は個人で行っている。

カヴァー

占い師をしている。辺鄙な路地裏にある小さなお店。店名は[ステラ・マリス]
主にタロットやオラクルカード、占星術を使用する。
所謂心理学的知識を使用して占う(プロファイリングとかでできてほしさ)。選んだカードも、その人がそのカードを選んだ運命、導きと考えるよりも、そのカードを選んだ理由を考える。占う相手の仕草、語調、言葉選びから、必要な答えを推察し、カードや術の結果を込めて提示する。
あくまでその人ありきの占い。

お店の裏手を市の本支部のように扱っている。
UGNに入った理由は追いつめられた人間の方が自分の心をありありとさらけ出すものだと思っているから。人の心を知るため。
そして、生きる大義名分を得るため。人助けをすれば少しくらい自分は生きていていい存在になるかなって。

古代種であることは支部員に隠している。





戦闘スタイル

拳銃買いたいんです…。
ノイマンとウロボロスの適応能力でどんな武器でも即座に扱えるが、肉体がそれに伴わない。
無茶な動きをすればそれだけ体に負荷がかかり、簡易的なリザレクトを常に行っている感覚。

武器は拳銃が買えれば…1発装填式の銃を使い、戦闘中であろうと撃つたびに弾を込めなおす。
ナイフであれば小型のものを使う。
できるだけ隙のうまれる武器を扱う。

PCの価値観

自分で焼いた村の子供を保護して、いつか自分に復讐してほしいと願っていると同時に、この子達には手を黒く染めてほしくないと思っているタイプ。

長く生きていく過程でたくさんのものを失い、これ以上なくすのが嫌で心を自分からぶち壊しているイメージです。
相手との防衛線として、常に仮面のように笑顔を表情で作っています。

オーヴァードになる前、信仰するほどに愛している存在がいましたが、覚醒する際、その人を裏切り、ジャームの手を借りました。
その罪意識から自分を守るため、、神を嫌い、神を憎み。それでも隠し切れない心のどこかで神に許しを願っています。
諦めと理性と感情が伴わないPCです。



▼PCが嫌がること(PLはされたら歓喜乱舞!!)

 ・仲良くなった人に裏切られる。死ぬ。
 ・人殺しと言われると笑いますが心傷つきます。
 ・普通の人間の時は足が動かなかったので、足を攻撃されることに恐怖心がある
 ・ダイレクトな感情。嘘の指摘。嘘ついてるの?とか寂しいとか言われると死にます!!
 ・判断ミスを問い詰められる。
 ・人間だ、人間らしいと言われる。人らしくありたくなくてわざと人の心を知ろうとしているところがあります。どうせ人には戻れないのにという自虐精神です。せめて人の寿命で死になかったな…みたいな


▼嘘ついてるときのロール案

 ・そもそも常の笑顔そのものが嘘の塊
 ・間をおいてから饒舌にしゃべりだす
 ・目を逸らす。目見えないけど顔を逸らす
 ・すごい考え込むような時間ができる


▼仲良くしてくれる人用

 ・積極的に好意を伝えられるとおちます。ちょろいです。
 ・↑の影響で褒められるのにも弱いです。ありがとうございます。だけで流しますが心の中ではるんるんします
 ・人らしい感情、行動原理が好きです。どうしてそうするのか、そうしたのかを聞けると納得して好感をもちます。


▼このPCでやりたいこと


・人に優しくしたい。
・いろいろ秘密主義ですが詰めが甘くてばれたい
・胡散臭そうに見えて実は人間臭い感じを出したい
・頭いい感じにはしたい…


▼設定(自分用)
名前の由来

ジュジュは偽名。気分で名前を変える。支部長になってからは周りに迷惑がかかるので変えてない。

本名:アリア・ラメント
偽名:ジュジュ

アリア=独唱曲・詠唱
ラメント=哀歌

ジュジュ=護符、まじない、呪物




過去

1つ、私には特別な目がありました。生まれながらに空間に漂うレネゲイド、他者に宿るレネゲイドを輝きとして視覚する力です。
これがレネゲイドだと知ったのはずっとずっと最近なんですけどね。


▼生まれ

私の両親は跡継ぎを望む人たちでした。
約200年前。医学もそこまで発展していない。外国の小さな町。
両親は町人たちから、子も作れぬ不完全な人間。そのレッテルをつけられ、母は心を病みら父は幾人もの女性と関係をもった。

女性の人数が両手指に差し掛かった頃、私が産まれました。
私はそのまま、跡継ぎとして迎えられ、町人の視線は止み。母の精神も回復していきました。

数年は穏やかな家族3人の暮らしでした。

そして、私は幾つになっても歩けませんでした。
左足がまるで自分の意思で動かないのです。支えがあってようやく立ち上がれる私の様子に、父は不完全な人間だと揶揄した。
私には父が私に向け、そのような言葉を放つ意味がわからなかった。
足が動かない私は、必然的に本を好み、同い年の子供よりはずっと、頭がいい自信がありましたから。
不完全であると、納得することはありませんでした。
私の代わりに父へ頭を下げ続ける母と、不遜な態度の私に苛立ちを募らせる父。


次第に私は孤独な時間を多く過ごすようになりました。比例して私の興味は、生まれながらに見える空間に漂う、人の中に流れ、輝くものへとうつっていきました。

星のように輝くいくつものきらめき。人によって形餅がければ大きさも違うし、色も違う。
これは一体何なのだろうか。視線で追えど、誰に問えど、皆首を傾げるか不気味な目を向けるだけだった。
-きっとこれは俺にしか見えない。-
自分だけの唯一。特別な人間になれたような気がして、必死になって調べた。読む本は全てオカルト、宗教、世界のありとあらゆる不可思議な伝承をまとめたものばかり。
結果は、よくわからなかった。でも、その時の俺は、きっと「人の心の輝き」何だと思った。星みたいに色めく美しい輝き。きっとこれが、人間の本質なのだ。
俺の中にも確かに存在しているもの。きれいなお星さま。


オカルト本へと傾倒していく私を、両親はもちろん、よく思いませんでした。
ある朝、母は泣きはらした顔で私に言いました。-お前には悪魔がついているのだ-と。
だからこの足も動かない。だから、よくわからないものに傾倒する。父の言葉も耳に入らないのだと。
その日母は、私を抱えて、教会へと赴きました。ここで祈りを捧げなさいと。

何日も何日も、母と私は教会へ。通っては祈り、読み飽きた聖書を読んだ。
-こんなことに何の意味があるのだろうか-。そもそも本当に神がいるのなら、この足は動くはずだ。それが当たり前の世界なら。そうでなくとも神が創った世界ならすべてが許されて然るべきなのだ。
何故母は泣き、何故私は祈り、何故、私は許しを請わなければならないのだろうと。
私が抱いた疑問は異端として一蹴された。

▼出会い

母が涙も枯らすほど、教会へと通い続けたある日。
その日は初めて教会で行われるミサに参加させられました。
儀礼などそっちのけで、私はつまらなそうに、暗記した聖書を読んでいました。

「つまらないですか。」
耳に響いた声は澄みきった子守歌のようで。私の鼓動は大きく脈打った。
声の先にいたのは。言葉にできぬほど、美しい輝きを持った人だった。
私が美しいと思う色、私が美しいと思う形、私が美しいと思う輝き。
一目で恋をした。
きっと神がいるならこの人だと思った。
その人はゆっくり微笑んで、私の読んでいた聖書を閉じさせ、いろんな話を聞かせてくれました。私の知らない世界の話を。

この日から私は進んで教会へと通うようになりました。杖を突いてなんとか歩いて。
”あの人”に会うために。
母と父は私の様子に安堵したようで、家庭には平穏が訪れました。
しかし、もはや私にはそんなこと、どうでもよいことでした。
”あの人”が私の世界の中心に染まっていく感覚。
”あの人”といると、その輝きが私にまで流れ、私も美しくなれるような、そんな気持ちでした。



”あの人”はこの教会の神父さんでした。
”あの人”はたくさんの人に好かれ、子供に好かれ、それに見合うほど美しい人で。
私はその人の特別になりたくて必死でした。
時には素直に、時には拗ねてみて、時には笑って泣いて怒って。
毎日のように好きだと伝えました。
その度に”あの人”は困った顔で笑って、「私は神を愛している」という。
拗ねるように泣く私を”あの人”は子守歌で慰めてくれます。
そして、その心に宿した美しい輝きを使って、魔法を見せてくれるのです。
まるでその心の輝きを映しだすかのように、きれいな輝きが手の中でわきだし零れだす。

涙が出るほどに美しい光景。


私は”あの人”を中心に、心が感情が豊かになっていくのを心地よく思いました。
”あの人”との思い出は私の中で、星のようにいくつも輝いた。

▼約束

この逢瀬は数年と続き、ついに折れた”あの人”と私は約束しました
「私は寿命で死ぬことができない。だから、キミが、私と同じくらい生きてくれるようになったなら、その時は。貴方のものになりましょう」と。
”あの人”はオーヴァードの存在、レネゲイドのこと。世界に隠された秘密を私に教えてくれました。
私は必ずその約束を果たすため、『レネゲイドウイルス』について、調査を始めました。とはいえ、足は不便なまま。読める本を、取れる資料を手あたり次第漁り。

▼覚醒

けれど、確かな不老不死の方法は見つからぬまま、-その日-を迎えました。
-その日-は朝から、私は教会で”あの人”と二人でした。
私はなんだかとても得をしたような気になって、それだけで幸せで。
しかしそんな時間は長く続かず、教会に訪れる影がありました。

それは本当に影、影のように黒い何か。影が近づくにつれ、体の表皮が泡立つようにざわついてひどく不快だ。
”あの人”はそれが何なのかすぐにわかったようでした。

所謂ジャームと呼ばれるそれは、私たちを襲いました。
”あの人”は私を庇うように前に出て戦ってくれました。

しかし、幻覚でも使われたのか、何なのか、私が見ていた敵の姿はいつの間にか”あの人”になり、”あの人”の見ていた敵は私。
私は、”あの人”に心臓を突かれる形で、この時死ぬはずでした。

胸が熱くなって、体に力が入らなくなってそのまま地面に崩れる私を支え。”あの人”は何度も、何度も名前を呼んでくれました。大好きな声で、私の名前を。

視界が歪んでいく。私は死にたくないと思った。あんな約束をしておきながら、本当は長生きする気なんてさらさらなくて。でもこの瞬間だけは生きたいと強く願った。”あの人”を泣かせたくない。約束を守りたい。

そう思っても都合のいい奇跡なんて起きなくて。”あの人”が必死に何かしてくれているのに、私の体は動かなかった。どうやら、私の体は”あの人”のウイルスには適合できないようでした。


その時。黒い影が私に話しかけました。
-生きたいか?-

私は願いました。
死にたくない。助けて。神様。

”神様”は応えてくれました。影に与えられたレネゲイドに私は適応し、覚醒。心臓から流れていた血も止まり、一命をとりとめました。
私は戻った視界で真っ先に”あの人”のことを見つめました。

その表情はどこか悲しげで、苦しげで、今にも泣き出しそうで、
私はこの人を-裏切った-のだと思った。
心臓を貫かれても無事だった私のに、大きくひびが入った気がした。

私は”私の神様”を信じられなかった。


私が最後に願ったのは、助けを乞うたのは、真っ黒で、醜くて、私からすべてを奪った”神様”







▼覚醒後

覚醒の余波で気を失い目が覚めると、そこは壊れかけの教会でした。
そこに”あの人”の姿はなく。影の姿もなく。
私はただ泣きました。
何日も泣いて、泣いて泣き疲れて眠って泣いて。いくら自分を傷つけても、何をしなくても、古代種に覚醒したこの体が死ぬことはありませんでした。





やがて、死ぬことのないどうしようもない体を引きずって、旅に出ることにしました。もしかしたら、どこかに”あの人”がいるかもしれない。
ちゃんと謝りたい。どうかわたしを。許してほしい。私の神様でいてほしい。



旅の最中、いろんな人に出会いました。
出会って、その人のことを知り、親しくなって。けれど、死ぬことも老いることもないこの体は必ず置いて行かれる。

1人、親しい誰かが死ぬ度に、ひびの入ったに亀裂が走る。
1人、誰かに裏切られる度に、ひびの入ったは砕けていく。
1人、助けられない誰かに出会う度、ひびの入ったは輝きを失くしていく。
1人、人を初めて殺したとき。私のは流砂のように粉々に崩れて戻らなくなりました。


仮面のように笑顔を張り付けて、決して誰にものぞかせない。
この醜く崩れた汚らわしい心を誰にも見られたくはない。

けれど、他人の心の輝きを覗くことはできる。
みんなそれぞれ、それこそ十人十色の美しさ。


”あの人”は今でもずっと、私の中で憧れる大切な人。
”あの人”の使った魔法は本当に綺麗だったから。
心が綺麗な人が扱う魔法はきっと美しいものなんだ。

けれど私の心は醜いまま。
だから、人のことをたくさん知りたい。人の心にたくさん触れたい。
他者の美しい心に触れているときだけは、私の魔法も、少しは美しいものになる気がするから。

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
フルスクラッチ作成 50
1 2022/06/25 純真無垢のベアトリーチェ 30 柑那さん ひいろもずのさんぐのさん1点おまけしてもらった☆彡

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