容姿・経歴・その他メモ

〇概要
交渉人を自称するソラリス・ハヌマーンの銀髪のオーヴァード。
囁く者（ウィスパー）の通り名で裏社会を中心に傭兵まがいの仕事を請け負い生計を立てている。
一応UGNイリーガルとして登録もしているのだが、UGNに対しての個人感情はやや嫌い寄り。
金払いが良くて気が向いたら依頼を請ける程度。
基本的にFH、特にジャームに対しては嫌悪感を隠さない。
ゼノスに関してはほぼ無関心。

理屈っぽくて気分屋。金に汚いがそれ以上に自身の感情を優先する個人主義者。
善でも悪でも人が自らの意志で何かを選び取ることを重んじる。
他人から選択の自由を奪うこと、与えられた選択肢から目を背けることを嫌う。

気まぐれで他人を助けることもなくはない
紛争地帯で保護した才能ある子供に仕込んで、情報収集チームとして雇っている。
アリオンに対しては保護者として振舞っている

〇過去
元FHチルドレン。
かつて能力テストと称して姉のように慕っていたFHチルドレンの少女ラーニャと殺し合いをさせられそうになった。
その際、ラシードはただ震えるばかりで何もできなかったが、彼女は違った。
彼女は、自分のレネゲイドを限界以上に暴走させ、そのような理不尽を強いてきた研究者に対してその能力を向けることを選んだ。
研究者たちは理論上「絶対安全なはず」の隔壁に守られていたがそれを超えて彼女の意思が届いた。
結果として研究施設は壊滅し、無茶な能力の使い方をした反動で彼女の命の灯も消えようとしていた。

今際の際に、なぜ自分の命も顧みずこんなことをしたのか彼女に問うと帰ってきた答えが
「他人に強制された生き方ではなく、自分の意志で自分の生き方を選びたかった。」
「何も選べない碌でもない人生だったけど、最期くらいは自分で選べて後悔は特にないよ。」
「君は私の代わりに自分の意志で自由に生きてね。それが私の選んだ弟である君への最後のお願いだよ。」
そう言い残して彼女は事切れた。

最後まで自分では何も選べず、ただ震えるだけの役立たずの卑怯者、姉にすべての選択を押し付けたかつての自分を恥じている。
結果として生き残ったラシードは彼女の最期の言葉どおり「自分の意志で自由に生きる事」に囚われ続けている。


〇経歴
・15年前
中東で戦災孤児として野垂れ死にかけていたところをヴァシリオス（まだFHではない）に保護され、しばらく行動を共にする。
・13年前
ヴァシリオスと別れた後、普通に暮らしていたが人攫いに捕まり、FHの研究施設に売られて実験動物のように扱われる。
・10年前
FHの研究施設が壊滅し、どさくさに紛れて逃げる。
以後、裏社会に潜り込み主に傭兵まがいの仕事を請け負い生計を立てる。
ひょんなことからアリオスを拾い活動を共にする。
・5年前
ヴァシリオスがFHとして活動している事を知り情報を集め始める。
・現在

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