容姿・経歴・その他メモ

長髪；茶色　顔にかからないようにリボンで止めている。

高校１年生の夏ごろ両親が離婚して母は精神状態が悪く、父もろくに仕事をしていなかったため都内に住む親戚の家へと預けられることとなる。
８歳年の離れた妹と暮らしていたが、離婚を機に妹は田舎の親戚の家へと、離れて暮らすようになった。

高校は転校という形で季節外れの時期にやってきた。
すでにグループが出来上がっており、クラスに馴染めるか不安だった。
そんな中、私に一番最初に話しかけてきてくれたのが姫川明菜（ひめかわ・あきな）だった。
彼女とは帰り道が同じ方向だったり、好きなゲームが同じだったりとすぐに仲良くなれた。

趣味はゲーム
世界中の人たちとオンラインでパーティーを組んでミッションやボスを倒しレベルを上げたり、仲間と冒険が出来る。
これは高校生の夏、担任であった玉野椿（たまの　つばき）先生がオススメしてくれたゲームだ。
先生曰く。
「この中にいる人たちは実際にあなたと遊びに出かけたり、辛かったことをファミレスで聞いてくれたりしてくれるような人たちじゃないけど、あなたの味方は見つけられると思うよ。自分の居場所は自分で選べるんだよ。」
その言葉をきっかけに私はこのゲーム「エヴァーランド」を始めることにした。
ジョブや職業など様々なコンテンツの中から私は「銃士」を選択した。
理由は何となくだけど、自分の殻を破りたいとか、仲間の援護に回れるような、そんな思いだったと思う。

憎い…目の前にあるものすべてが、親戚のおばちゃんだって私を好きで引き取ったわけではないし、
両親は私から大切な妹まで取り上げられてしまった。
私は生まれてくるべきじゃなかったんだ。なんでこんなに私は不幸なんだろう。
大切な友達？仲間？そんなの現実には存在しない、分かってる。
でもいつも期待しちゃう、あきなだって私以外に友達はいるし、家族だっている。
私には何もない。ならいっそ、自分自身も、この世の全てを壊したい。
何もかも、壊して壊して、全てを恨んでやる！

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