白崎果織。D市に在籍する支部長。
あらゆるコネを使って、街の平和に貢献している。
戦闘は得意ではなく、支援や裏方に達している。
オーヴァードに覚醒する前はレネゲイド研究をしていたのだが、覚醒後は先代の支部長に無理矢理研究職から前線に立たされ、あれやこれやで色んな技術を教えられていつの間にか支部長に仕立てられた。
支部長になってからは忙しくて、研究をしてる時間がほぼ無くなった。

幼少期はUGNの運営する施設で育てられた。
というのも、家族旅行中にジャームに襲われて両親が死亡したからだ。果織本人はなんとか一命を留めたが、その事件は本人の心に深い傷を残した。
施設ではレネゲイドについての事を教えられ、
同じような境遇の人間を増やしたくないという想いで研究職に就いた。

彼女が支部長に就くまでには苦難があった。
先代支部長によって、
戦闘は得意ではないのに前線に出されたり、
美味しいお酒が作れるようになるまで寝させてくれなかったり(密造酒！？)……いきなりバイクの免許を取らせたり……。色んな無茶振りを聞いていくうちに、彼女はどんどんと成長していった。その甲斐もあってか、数年経つうちに彼女の精神はちょっとのことでは揺らぐことはなくなった。と、思っていたのだが……流石に先代支部長が前触れも予兆もなくD市支部の支部長を自分に任命して海外に行ってしまった時は一週間は食べ物が喉を通らなかったという………