登録名：羅 空燕《ルオ コンイェン》
コードネーム：一発逆転中毒《リスクジャンキー》
性別：男
出身：中国
誕生日：10/31
身長：174cm
体重：89kg
血液型：B型
所属：UGN/古物蒐集會(ダイナソー)
ブリード：クロスブリード
シンドローム1：バロール
シンドローム2：キュマイラ
シンドローム3：―――――
特記事項：遺産《栄光と勝利の槍》契約者

・戦闘適性：A
・継戦能力：B+
・命令順守：C
・陣頭指揮：C+
・社会適性：B-
・RC技術：D
・衝動耐性：C
・特異能力：D

『古物蒐集會(ダイナソー)』に所属するオーヴァードの1人。
元はUGN中国の香港支部に在籍し、日々FHやともすれば仲間と鎬を削っていた武術家の青年。
幼少より槍術を鍛え、その技を持って魔境たる香港で戦い続けており、遺産《栄光と勝利の槍》を所持しているもののその特異性を使うこと無く己の技のみで戦う事に拘っている。
一方で、一切使わないかと言えばそうではなく、必要に駆られれば投擲槍としても使用するためあくまで個人的なこだわりである。

万力を込めた待ちにより相手の動きに合わせ、後の先を用いて穿つ。それこそが彼唯一にして必殺の型。
複数人を狙った広域攻撃でも、別の誰かを狙った攻撃でも、相手が攻撃を仕掛けて来るのなら絡め取る。
一方で、彼の技は我流にして適応。そのため精度の揺れ幅が大きく、傍から見ていてひやひやする程にその場勝負の面が強い。
異国の豪傑が言うに「千日の稽古をもって鍛となし、 万日の稽古をもって 錬となす」とのこと。
それになぞらえば、己は鍛には至れど錬には至らず。だからこそ、技に天運を載せるのだと。

香港にて強敵との戦い、そして勝利を求めて戦いに明け暮れていたある日。同じように強敵との戦いを求め古物蒐集會に参入した直後のハンスと出会い、死合の末に互いを認め合い、より血沸き肉躍る闘争に興味はないかと誘われて古物蒐集會に加入した。
ハンスは彼が遺産継承者であることを事前に知っている訳ではなかったが、彼の求める強者像が遺産に寄っていたために箱守の認めうる資格のある彼が古物蒐集會に招かれることとなった。

UGN遺物探索局に所属する遺産回収部隊。それが《古物蒐集會(ダイナソー)》である。
表向きの役割は遺物探索局が発見した遺産を他勢力に先んじて回収するための武闘派回収部隊とされている。
だが、その実は『遺産収集者(レガシーコレクター)：箱守(はこもり) 紡(つむぎ)』が集めた遺産継承者達および箱守本人を監視、管理および利用するための専用部隊である。
そのため、人事権は箱守紡に全権が委ねられており、彼女が気に入った(に目を付けられた)人員で構成されている。
結果としてメンバー全てが遺産継承者で構成された特殊な部隊となっている。

《栄光と勝利の槍》。飾り気のない無骨な長槍。放っても念じれば手元に帰ってくる
「7とか8くらいのガキん頃に迷い込んだ山の奥深くにさ、小さな渓流があってな。その果ての岩に突き立ってたんだよ。いつからあったのか蔦に這われた無骨な長槍がさ。いやー、一目惚れだったね。どうしてもその槍が欲しくなった。けど抜けなくてさぁ。まだその資格がないって言われてるみたいだったよ。んで、そのまま腹減ってぶっ倒れて、目が覚めたら病院のベッドにいたよ。そのあとはその槍が忘れらんなくて、認められてやるってひたすら鍛錬しては年一でその山行って。10年目くらいかな、またあの場所にたどり着けて、こんどは笑えるほどあっさり抜けたよ」