容姿・経歴・その他メモ

履歴

元“偽神の心臓”所属の少年。

物心ついた時からFHチルドレンとして、セルが掲げる救済を目標に破壊活動を行ってきた。与えた兵器を自在に操り、上空から特殊な貫通弾の雨を降らして敵を殲滅する。人類を次のステップへ昇華し、神の庇護の元、同じFHエージェントである家族と共に安静に暮らす夢を叶える為に、与えられた使命を遂行していた。

しかし、エニには別の運命が定められていた。
“偽神の心臓”が保有する、邪神の力と機械を融合した兵器群、“邪神兵器”。
その生体ユニットとして、彼の脳髄は使用される予定だった。
アザトース/ウロボロスという、邪神の力を吸収・放出するのに最適なシンドロームを持つエニの誕生は大いに祝福され、“邪神兵器”の核に適合する存在へと育てられた。幼少期から兵器に触れ、身体の一部の様に砲身へレネゲイドを流し込み、引き金と共に破壊をもたらす。10歳になり、能力が基準値に達したと判断を下したセルは、エニを生贄にする儀式を行わんとしたが、その真実に気づいた彼の決死の脱走により失敗に終わった。

今では《ありえざる記憶》で周囲の人間を洗脳し、町外れに位置する教会の信徒として身を潜めている。情報屋である白樫に嗅ぎつけられ、正体が暴かれるハプニングはあったものの、用心棒として依頼を受ける間柄なった今では、彼女と友好的な関係を築いている。

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