容姿・経歴・その他メモ

■概要
N市のUGN支部に所属する16歳の女子高校生。区分は「UGNチルドレン」だが、幼少期からUGNの施設で育ったわけではない。親を失ったことによる生活支援を受けているためこの区分になっている。
後述の事件まではただの一般人として生きてきたこともあって、あまりUGNの価値観にも馴染みがない。

数か月前にシャルヴ派のオーヴァードが起こしたテロ事件に巻き込まれ、瀕死の重傷を負い、ミストルティンシンドロームを覚醒させることで生き返った。しかし、その事件の際に両親は死亡してしまい、天涯孤独の身となった。その後はUGNの計らいによりN市公立高校への転校し、新たな生活を送っている。

両親の死亡、転校による友人との別れ、オーヴァードへの覚醒、テロ事件のトラウマなどによる強いストレスによって心身ともに蝕まれており、情緒が安定していない。

■人物像
困っている人を誰彼構わず助けようとするおせっかい焼きな性格。
しかし意外にも思慮が浅いところがあり、「やさしさ」よりは「甘さ」、もしくは庇護欲を満たすための行動と考えられる。
本人の心情はさておき、一般には善に傾いた性格と捉えて問題はないだろう。
一方で、悪と見なした相手に対しては情け容赦がなく、たとえ命乞いをされたとしても肉片になるまですり潰すほどの残虐さと冷酷さを見せることがある。

■能力
ミストルティンシンドロームの能力により、自身の心象風景から武器を鋳造することができる。
彼女は直径１mほどの巨大な丸鋸を生成し、自身の周囲に浮かべて操ることができる。金属部品を無秩序に溶接したような歪な形状で、外見の通り切断能力は皆無。質量による殴打武器として使用される。

よくよく見ると、丸鋸は学校のロッカー、ブランコの鎖、車のドア、蛇口、テレビ…といったものが巻き込まれていることが分かる。それらは彼女がオーヴァードへ覚醒する前に日常的に目にしていたものであり、幸せだった頃の思い出を武器として吐き出している。

■コードネーム
「カコフォニー（Cacophony）」は不快な音を意味する音楽用語。彼女の作り出す鋸は人間の悲鳴のような不快な音を奏でる。尤も、悲鳴を上げているのは彼女自身の心かもしれないが。

■その他
髪型は黒髪ぱっつんのおかっぱ頭。ただし、毛先は全然そろっておらず、はさみで乱雑に切ったのが分かる。
事件以前は長髪だったが、ミストルティンに目覚めた後に鋸に髪が巻き込まれると危ないという理由で自分で適当に切った。

◽️RP用メモ
一人称：私
話し方(通常)：基本的に誰に対してもタメ口。ボソボソと極力感情を出さずに喋るため、無機質・無関心に聞こえがち。
話し方(激昂)：話すより先に手が出がち。感情をうまく言語化できず、単語単位で強めに発声する。
行動(学校)：仲良くなることを恐れているため、交友関係は狭め。帰宅部なので部活繋がりの友人もいない。周りからは転校生の不思議ちゃんだと思われている。
一方で数少ない友人にはやや献身的になる。友人に危害が及ぶとキレる若者になる。
行動(放課後)：一人暮らししているが、支部がある喫茶店で過ごすことが多い。勉強が捗る・UGNのシステムが使えて都合がいい…と本人は言うが、本心は1人っきりの自室へ帰るのが寂しいから。
上司かつ先輩のアリスちゃんは数少ない寄りかかっても大丈夫な相手と感じており、かなり無遠慮な態度になる。
趣味：水彩画(転校前は美術部だった)。ただし、現状は透明感のある絵が描ける気がしないという理由で描いていない。
その他：ホットコーヒーには角砂糖を3個入れる。アリスちゃんの喫茶店のアップルパイが好き。食事は洋食派。朝食は菓子パンを温めて食べる。
玉ねぎとトマトが苦手。

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