ごく普通の家庭に生まれ、何気ない日常を過ごしていた。しかし8歳の時、家族と出かけていたがはぐれてしまい、その隙をついたFHに誘拐される。攫われてからは人体実験を受け、オーヴァードとして覚醒した。だが、武器がないとろくに戦うこともままならず、その力を使う度に消耗していく……実験としては失敗だった。

実験が終わると慰み者として扱われるようになり、実験をされたことに加えてそれもトラウマとなる。触れられることや見られること、近づかれることだけで恐怖を覚え、他人を拒絶するようになってしまった。

16歳の時、ある人物の協力によってFHの施設を脱走することに成功する。……が、外に出れば「人」がいる。その恐怖から錯乱し、UGNへ通報が入って保護され、精神療養と治療のために4年間入院をしていた。

20歳の頃に退院し、情報屋として生計を立てるようになる。家族にはもう会えないことを病院で知らされていたため、孤独と化した。FHは憎んでいるし、UGNには感謝しているが、失敗作の自分は力にはなれないと協力を拒んだ。故に一匹狼として生きている。

童貞非処女。

ルキフグスという名前は本名ではなく、仕事をする上での偽名である。本名はもう誰にも呼ばれない為、捨てた。

3i ルキフグスのシェリダー (Sheriruth、拒絶)

パンクファッションを好んでいる。身長がもう少し欲しい、と思っているため厚底のブーツやスニーカーを好んで履く。人に見られたくないため、黒マスクを外では絶対に外さない。髪と目の色は生まれつき。中性的なルックスをしている。アクセサリー（ピアスや指輪など）の類いは付けていない。