容姿・経歴・その他メモ

キャラ設定

馴れ馴れしい口調で小物めいた喋り方をする年齢不詳の女。天蓋市の5大セルのうちの一つ、”ホワイトマリン”のセルリーダーであり、天蓋市の一区画にある超大型水族館『ホワイトマリン天蓋』の支配人。

コバンザメのキュマイラ因子を持つオーヴァード。異様に発達した硬い表皮と高い生命力に加え、バロールが持つ重力制御の応用である『吸着』を駆使した防御能力に秀でている。ちなみにコバンザメはサメではないらしいが、紫雨はサメと同様の特徴を持つ身体に自身の肉体を変質させることができる。なぜ……

ちなみに身体こそ丈夫なものの、オーヴァード同士の戦闘で通用するような攻撃を行う技術は持ち合わせておらず、ただ死ににくいだけ。しかし、その『死ににくさ』こそが”天蓋市の他のFHセル幹部と直接交渉を行う”というある意味最も危険な役割に対する適正を高めており、セルリーダーとして選出されたのはそれが最大の理由だという。

『魚好きはだいたい友達』がモットー。外部のオーヴァードに対しても魚好きなら基本非敵対的、非オーヴァードも客なら非常に友好的。ただ、セルや施設に不利益を齎す者であれば何者であろうとボコボコにしてサメのエサにする……らしい。



『ホワイトマリン天蓋』

セントラルドグマからセルへ支給された資金のほぼ全てを注ぎ込んだ結果生まれた超大型水族館。
ホオジロザメの飼育を現在日本で唯一行っている天蓋市の看板の一つともいえる観光スポットで、毎年かなりの売上を上げている。

地元向けのキャンペーンやイベントも頻繁に開催されており、地域還元にも重きを置いた商業活動を心がけているという。



FHセル『ホワイトマリン』

天蓋市の5大セルのうちの一つで、”ホワイトマリン天蓋”を運営しているオーヴァード集団。目的は『運営施設の拡大および発展と貧困オーヴァードの受け入れと救済』。

セル内の主な活動の一つは、区画内の身寄りのないオーヴァードや脱走した実験体を確保しセルメンバーとして引き入れること。施設の従業員（主に裏方）の一部はそういったオーヴァードで構成されており、「セルメンバー＝施設の労働力」として活動している（確保したオーヴァードには子供や人外も含まれるため、必ずしもその限りではないが）。

セルの創設時からのメンバーは全員海洋生物のキュマイラもしくはアニマルオーヴァード、レネゲイドビーイングで構成されている。古参メンバーの間に格差はほぼないため、あくまでもセルリーダーは幹部たちの意見を言う代表者ということになっている。

施設の建設の際に自治体と関係を持ち、それは未だに続いている。特に天蓋市の観光課や地域振興課とは完全にズブズブ。

セルの危険度および脅威度こそ高くないものの、『社会に根付くタイプのFHセルである』という点がこのセルと事を構えることに一定のリスクを生じさせており、他のFHセルや秘密組織であるUGNが直接手出ししづらい要因の一つになっている……という可能性。

セッション履歴