ごく普通の家に生まれた。双子の兄弟がいて、両親とも仲良く過ごしていた。
中学生としての生活に終わりを迎える頃の夜、ふと目が覚め、脱衣所の鏡を見に行くと髪と目の色が変わっていた。次の日の朝、それを不審に思った両親が病院へ相談に行った時、UGNの人間に発見され、イリーガルとして過ごすことになった。家族や周りの人間には記憶処理がされ、いなかったものとなっている。

高校、大学はUGNのサポートを受けつつ、時折UGNからの依頼に応じる生活をしていた。22歳で大学を卒業すると共にUGNのエージェントとなり、知能と戦闘能力の高さから支部長の座に据えられるまでとなった。……しかし、就いた支部で戦闘ができる人員は自分しかおらず、多忙な日々を過ごしていた。

そんなある日、日本支部で事後処理を終えて帰ろうとしていたところ、HO1に出会う。HO1の隣を歩いていた霧谷雄吾に尋ねてみると、彼（彼女）をどこの支部に所属させるかについて話すところだと言う。そこで白夜は霧谷に必死に頼み込んだ。
「是非ともこの方を私の支部に所属させては頂けませんか！！！！」……と。
その勢いに押された霧谷はそれを了承、HO1も「そういうわけですので……」と苦笑いを浮かべる霧谷には従うしかないような状況。
そんなこんなでHO1が白夜の支部に所属することになり、白夜は泣いて喜んだ。

その後、相変わらず人手不足な白夜の支部で、HO1と白夜は共に任務に出ることが増えていった。次第に打ち解けていったのか、未だわだかまりを残しているのか、それとも……？　（ちなみにだが白夜はHO1にかなりの信頼を置いているので安心して欲しい）