R災対ルカ班隊長
言動は厳しくいつも目付きが悪い。そんな態度の裏には仲間への信頼がいつもあり、仲間思い。
「我らは絆で結ばれた者達、故に裏切りなど言語道断」
「裏切りには死を 我らは日常を守る守護者となれ」
「普遍なるものに安寧を その為に我らは戦場を駆ける」

普通に話すだけでも結構な威圧感がするが話してみると娯楽に関しては世間知らず。兄同様自身にも厳しく遊んだ事はあまり無い。初心な面もある
しかし笑って会話している場面はあまり見た事はない。

生まれた時からオーヴァードであり、幼い頃から功績を上げて所謂エリートとして好成績を納めていた
それを誇り、いつも完璧であろうとした。周りの期待の視線が嬉しい中、その反面いつ失敗して失望されるのか怖くて仕方がなかった。
その視線の中で兄のデイビッドの元は安心出来る場所だった。兄も頭が固いところも厳しいところもがあるが二人でいると恐怖心が和らいだ。仕事の話をしながらも少しは日常的な会話をすることが出来た。
ただの俺としている事が出来た。
_その拠り所され無くしてしまった。
今あるのは胸を占める憎悪と息苦しさ。しかし冷静に、兄さんから継いだ隊長という肩書きを汚してはいけない。
自身を押し殺して今私はここに居る。私が崩れたらそれは私ではない。

少し肩の荷は降りたが、変わり無く隊長である責務を全うしている。性格も少し柔らかくなった(気がする)
ただあの事件は終わったとてR災害はまだおきている。
悲しむ人が居なくなるように皆平穏に暮らせるように日常を守る為に前線に立っている。