天涯孤独でUGNに拾われるまでの記憶もないチルドレン。
UGNの訓練所を兼ねた養護施設で育ち、そこで似たような境遇の子供たちと一緒に育った。
そこで親友ともいえる人物とも出会ったが、喧嘩別れに近い形で疎遠になっている。

漫画やテレビで見た『普通の子供』に強い憧れを持つ一方で、戦闘部隊“ストライクハウンド”にスカウトされるほどのエリートである。しかし、日常生活への憧れから入隊を断り、現在はF市の支部に在籍している。
（なおそのスカウトについては橙子の代わりに親友が入隊した。）

一般人の前では人懐っこいお調子者のフリをしているが、任務になるとかなり冷静で現実的になる上に、他人（特に一般人）に弱みを見せたがらない。言動はおおよそUGNのチルドレンらしくない印象を受けるが、本質はチルドレンらしいと言える。

戦闘スタイルは独楽を使用した遠距離攻撃。投げ放った独楽はエフェクトの力によって縦横無尽に動き、攻撃終了後は自動的に橙子の手の内に戻ってくる。原理は不明だが、一説によると本体か紐のどちらかに魔眼と同化もしくは魔眼と似たような効果があり、それによって自在な独楽の操作が可能になってる、と考えられている。通常のバロールシンドローム発症者同様に、魔眼を発生させることも出来る。

好物は油揚げ。
でも狐と言われるとすっとぼける。