容姿・経歴・その他メモ

人と異能。相容れない物であることは、人外である自分が一番知っています。
願わくば、本事件の解決を持って、双方の因縁に終止符が打たれる事を祈ります。

・・・否。祈るではない。
私達自身の手で、射たなければならない。




■PC関係性
　○ハーロック
　　命の恩人。「おじい様」と呼ぶ。
　　１７歳の時に両親から貰った懐中時計を起因に
　　過去の事件と共にハーロックの存在を思い出す。
　　彼への恩返しを果たす事、異能に苛まれる人を救う事、
　　２つの目的を果たす為に探偵事務所に勤める事となる。
　　
　　逢生は学生の身分で実家もあるが、事務所の居心地がよく勝手に泊まっては両親からお叱りを受けている。
　
　○阿羅紅　月代
　　「つくよ様」と呼ぶ。
　　探偵として働きだしてしばらく経過した後、
　　ある日の下校中に野垂れ死にかけている彼女を見かけ、介抱する。
　　”七色の直感”により、彼女から一般人とはかけ離れたオーラを見出し、
　　この場で助けるだけでは彼女はまた苦しい目にあうのでは？という不安を覚えハーロックに相談。
　　結論として「探偵の仕事を斡旋し、手伝ってもらう」という事で話は落ち着き、共に活動するようになった。

　　月代からの恩返しとしてバイクで学校送迎をしてもらっているが、
　　学校の人たちに好奇の目で見られていそうなのが玉の悩み。

　○白鳥　賢
　　「白鳥様」と呼ぶ。
　　探偵が事件を解決する上で協力が不可欠な警察の人間であり、
　　ハーロック探偵事務所とは、浅からぬ縁があるという事も知っている。
　　シビアな現場経験も自分より数多く、信頼できる仕事仲間としてみなしている一方、
　　”七色の直感”をもってしても、彼が何を考えているのか、何を感じているのか、時折分からなく、不安になる。
　　漠然と心配をしつつも、どのように言葉をかけてあげられるのか、どうしたら助けになれるのか分からずにいる。


■コンセプト
　社会キャラに挑戦してみます。
　最低限の攻撃と回避は出来るようにしていますが、
　特殊なシナリオと聞いてるので基本的なエフェクトしかとっていません。
　
　普段はあまり手を出さないイージーエフェクトを多めに取得しましたが、
　上手く活かせるかは分かりません・・・頑張ります。

■キャラクター
　お嬢様キャラ。ただし、生まれてからずっとお嬢様というわけではなく、元々は別の家の子。

　幼少期、バス乗車中に交通事故に巻き込まれる。
　しかし、こちらの事故というのは表向きの話であり、
　実際には異能が関わっている事件であった。
　こちらは一部の警察とUGN関係者のみ知りうる情報であり、世間には秘匿されている。

　実の両親は他界。彼女のみオーヴァードに覚醒し一命を取り留める。
　その後、UGNエージェント時代の若きハーロックに救出され、
　ハーロックと縁のある実業家である、片渕家に預けられる。

　義理の両親からプレゼントとして貰った懐中時計に入ったメモを見て、
　ハーロックの存在を知り、
　彼への恩返しと、自分のような不幸に苛まれる人を少しでも助ける為に探偵として活動する事を決意する。

　基本的にお淑やかな喋り方をします。
　両親とハーロック以外とは、距離感が掴みづらいようで、肩に力の入った話し方をする。
　これは、幼少期の事故によるショックで望まぬ異能の力を発現しており、
　加えてこのシナリオにおいてはオーヴァードの力が基本的に秘匿されているため
　『異能とバレ、距離を置かれる事』を恐れている為。

　一人称は、余裕のあるときは「わたくし」だが、
　捜査中だったり戦闘中だともう少し地が出て「わたし」になる。


■過去の話
　
　＿＿＿幼少期
　両親と共に乗車していたバスが、不幸な事件に襲われました。
　車掌と、他の乗客は全員死傷。逢生は奇跡的に生還し、あるUGNエージェントに救出されます。
　その後、身寄りのない彼女を引き取ったのが片渕家であり、その家の子として育つことになります。

　片渕の家系が何を考えているのかは分からず仕舞い。
　『なぜ、私なんかを養子に・・・。』
　子どもながらに疑心暗鬼になりながらも、日々を過ごしていました

　英才教育というのが適切でしょうか。
　毎日が厳しく、大変な日々ではありましたが、
　それでも、まるで実の子どもに向けるような寵愛を授かり、すくすくと育ちます。
　
　ただ、過去のトラウマは徐々に記憶から薄れていくも
　それを完全に忘れることは出来ませんでした。

　元孤児とは思えないほど、別嬪で立派に成長した逢生。
　１７歳になり、ある日にプレゼントを今の両親から貰います。
　『今日は誕生日でもないのに、なんだろう』

　両親から渡された物とは、懐中時計でした。
　骨董品なのでしょうか、小さな傷や、サビがあります。
　しかし、どことなく懐かしく感じられる物でした。
　
　部屋に戻り、まじまじと時計を見つめながら触っていると、違和感に気づきます
　外枠の部分に切れ目が入っており、蓋のように開けるようになっているのです
　
　時計を開けると、新郎新婦が碧髪の赤子を抱えた、小さな写真と
　その上には、

　”逢生から十分に幸せを貰いました
　　かつての恩人を訪ねなさい
　　貴女には、もっと救える人、救うべき人が居る”
　
　と記されていました。
　
　その刹那、逢生の頭の中で、過去がフラッシュバックして、色々な感情に苛まれます
　
　あの事故は、ただの事故ではない　
　異能に巻き込まれた”事件”であったこと・・・
　そしてその時、私は死んで、人外に変わったこと・・・
　どれだけ望んでも、この時計に写っている実の両親には既に会えないこと・・・
　
　思い出す記憶の嵐の最後、
　”私を助けて、片渕家まで運んだ男”を思い出します。


　そして後日、逢生はとある探偵事務所を訪ね、唱えます。

　「わたくし、片渕逢生と申します。
　　この度は、あの頃のお礼参りに伺いました。
　　どうかこのわたくしを、探偵として雇って下さいまし！」

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