赤藤家に生まれた一人娘。父は修一(しゅういち)で母は信子(しんこ)。医療関係者を多く輩出している家系である。
元々は畏怖の対象として見られていた赤藤家であったが、小町が生まれて以降はその印象が変わりつつある。
両親の子煩悩ぶりが他の家庭にも知られていった事や、小町の性格も相まって周囲から可愛がられて育った為である。
小町はこの恵まれた環境に溺れることなく、周囲からの期待に応えられるように努力を続けている。

オーヴァードに覚醒したのは高校二年生の頃。FHが起こした事件に巻き込まれて覚醒する事となった。
周囲の人間全てに痛みを与える霧を散布する能力が発現してしまい、FHどころか救援のUGNにすらも被害が出る事となった。
霧により小町自身も限界まで苛まれていたが、UGN医療班日本支部班長"ライフギヴァー"和光洋輔に救助された。
なお、表向きには悪質な毒ガス散布事件として処理されており、両親にも毒ガス事件として説明されている。

こうして一命は取り留めたものの暫くの入院が必要となった。入院当初は身体を思い通りに動かす事も難しい状態であった。
小町のレネゲイドはレネゲイドウィルスを殲滅する働きを持っており、小町自身も蝕んでいたのであった。
だが"ライフギヴァー"指揮下の医療班による治療やリハビリの結果、無事に回復する事ができた。
小町はこの時の出来事がきっかけで、看護師を目指すようになった。両親もこの選択を快諾し、小町を応援した。

高校卒業後は看護学校に進学し、医療科目だけではなく一般科目も履修していった。とりわけ心理学には興味を示した。
小町曰く、「一つの視点だけだと偏りがでちゃうから、色々知りたかった」とのこと。

看護学校卒業後は、G市市内にあるUGN傘下の病院に勤務する事となった。
その病院ではオーヴァードが少なく、一般人とUGNの橋渡し役を担える小町は重宝された。
UGN医療班から声がかかってはいるのだが、本職を優先したいという事もありイリーガルの立場を貫いている。

任意の箇所に霧を発生させる。自身のレネゲイドを混ぜる事により、神経に痛みを与える霧に変化させる事も可能。
また任意の地点に斥力による障壁を生成する事もでき、上記の霧から味方を守る事も可能。

元々は霧によって無差別に被害を出していたが、リハビリの際に斥力を生成する能力の訓練も受けた事により克服している。

苦痛を与える霧を攻撃対象の周囲に散布することで、対敵する者を神経から蝕んでいく。
元々は白い霧だが、混ぜられたレネゲイドの量が増加すると銀色に変わっていく。

小町のコードネームである無に還す霧(ニル)はこの攻撃方法から取られている。
有毒性の果実であるマンチニールと、ラテン語で無を意味するニルが由来。

名前

りんごの品種のうちの一つ「ふじこまち」

コードネーム

有毒性の果実「マンチニール」とラテン語で無を意味する「ニル」

攻撃方法

DARK SOULS Ⅲの魔術の一つ「致死の白霧」(元:致死の水銀)

蘇生(雫)

ELDEN RINGの祈祷の一つ「恵みの祝福」

蘇生(ウィターエ)

ELDEN RINGの祈祷の一つ「黄金樹の恵み」

父の名前

長野県知事の名前から捩り

母の名前

青森県知事の名前から捩り